「肌が乾燥して辛い」「年齢とともに小ジワが目立ってきた」そんな肌質やエイジングのお悩みを根本改善したいと感じている方にオススメなのが、スキンバイブという製剤を使った肌質改善治療です。
スキンバイブは日本で唯一「肌質改善」として厚労省承認を得ているヒアルロン酸製剤。
この記事では、そんなスキンバイブの特徴やおすすめの人、ダウンタイムやリスクまで詳しくご紹介します。肌の乾燥やエイジングに悩む皆さん、ぜひ参考にしてください。
この記事のポイント
スキンバイブ(ボライトXC)とは?

スキンバイブは、アメリカを本拠地とする製薬企業アラガン(Allergan)社が手掛ける「ジュビダームビスタ」シリーズのヒアルロン酸製剤です。最近までは「ボライトXC」という名称で流通していましたが、薬剤の内容はそのままに、海外の製品名である「スキンバイブ」に統一され、新たに注目を集めています。
保湿に特化したヒアルロン酸製剤
ジュビダームビスタシリーズには用途に応じて複数の製剤ラインナップが存在しますが、その中でスキンバイブは最も柔らかい製剤です。粘度が低くサラサラしているため、ヒアルロン酸注入でよくイメージされる「ボリューム不足の改善」や「骨格形成」などの効果はありません。
その分肌によく馴染み、肌そのものの保水力アップを目指すことができます。
持続力の高いヒアルロン酸製剤
ジュビダームビスタシリーズのヒアルロン酸製剤は、持続期間が長いという特徴があります。これは「架橋ヒアルロン酸」を使用しているためです。
「架橋」とは、ヒアルロン酸分子同士を化学的に結合させる技術のことをいいます。ジュビダームビスタシリーズは独自のVYCROSS(バイクロス)技術により、高分子と低分子のヒアルロン酸を綿密に架橋させることで、より長期間の持続を可能にするとともに、滑らかで自然な質感を実現しました。
スキンバイブの場合は9か月ほど保水効果が維持されると言われており、頻繁に施術する必要がない点が大きなメリットです。
安全性の高いヒアルロン酸製剤
ジュビダームビスタシリーズは、ヒアルロン酸として日本で初めて厚生労働省の製造販売承認を取得した製剤です。中でもスキンバイブは国内で唯一、肌の保水力向上や小ジワ・毛穴改善を目的とした「肌質改善」として承認を得ています。
厚生労働省の承認を得るためには、日本人を対象とした臨床データをもとに、安全性や有効性に関する厳しい審査をクリアする必要があります。つまり承認を得ていること自体が、安全性・有効性に関して一定の担保となり、さらに日本人の肌質に適していることを示していると言えます。
ヒアルロン酸製剤にはジュビダームビスタシリーズ以外にもさまざまな種類がありますが、数多くのクリニックで長く愛用される背景には、確かな品質と高い信頼性があるのです。
スキンバイブで改善できる肌トラブルとは?

高い保水作用が得られるスキンバイブ。具体的にどのような肌トラブルの改善が目指せるのかを紹介します。
乾燥肌
まずは慢性的な乾燥肌の改善です。
肌が乾燥するとキメが乱れ、ツヤ感が失われがち。結果として肌がくすんで見えたり、年齢より老けた印象に見えたりと、顔全体の印象を左右します。さらに乾燥が慢性化した肌はバリア機能が低下し、肌荒れや赤みにつながることも。
スキンバイブで肌の保水力を高めれば、内側からうるおいを取り戻し、乾燥が引き起こすあらゆる肌トラブルの改善につながります。カサカサの乾燥肌の方でも、しっとりと吸い付くような肌を目指すことができるのです。
さらにキメが整うことで光を均一に反射するようになり、くすみの気にならない、ツヤのある若々しい印象に近づくでしょう。
洗顔後に肌がつっぱる人や化粧のりが悪い人、粉吹きが起きやすい人、逆に肌の乾燥から皮脂の過剰分泌が起きテカりやすい人などにもオススメです。
特に乾燥しやすい秋冬は、普段乾燥が気にならない人でも肌がカサつくことがありますよね。乾燥シーズンを前に、1年に1度だけ受けるという人も多いですよ。
ハリ・弾力不足
年齢とともに気になってくるハリ不足にも、スキンバイブが効果的。
そもそもハリが失われる原因は、肌の深層である真皮層に存在する、コラーゲンやエラスチンといった繊維組織の減少です。スキンバイブを注入すると、真皮層の線維芽細胞が刺激されることで肌の再生力が高まり、コラーゲンやエラスチンの生成が促進すると言われています。
さらに肌の水分量が底上げされることで健康的な肌状態が保たれ、ハリや弾力のある若々しい肌を取り戻すことにつながるのです。
小ジワ改善
乾燥とハリ不足が改善すると、自ずと小ジワも気にならなくなってきます。また肌の弾力が増すことで新たな小ジワの発生を防ぐことにもつながります。
目元や口元などの乾燥しやすい部位は特に小ジワが目立ちやすいですよね。こうしたエイジングサインが気になったら、スキンバイブの始めどきかもしれません。
また意外と年齢が出やすい首も、スキンバイブの適応範囲です。首の横ジワに沿って注入することで、シワの目立たないツヤやかな肌に仕上げるとともに、ターキーネックとも言われる細かい縦ジワの解消にもつながります。
毛穴開き
毛穴がパックリと開いてしまうのも、乾燥やハリ不足が大きな要因です。乾燥した肌は角質のキメが乱れるため、それだけで毛穴が目立ちやすいもの。さらにハリが失われると毛穴の形が緩み、開き毛穴やたるみ毛穴になってしまいます。
一方で、乾燥は皮脂の過剰分泌を引き起こすこともあり、毛穴内部に皮脂や古い角質が詰まって黒ずみが目立ったり、ニキビができたりすることもあります。
スキンバイブを注入すれば、こうした毛穴トラブルの根本改善を目指すこともできるのです。
スキンバイブ注入の施術方法とは?
スキンバイブは注射器で肌に直接注入するのが一般的です。具体的な施術の流れや、ダウンタイムについて解説します。
施術の流れ
恵比寿アズクリニックでは、次のような流れで施術を行います。
①診察・カウンセリング
肌の状態をチェックし、スキンバイブの適応があるかを診断します。
適応ありと診断された場合は、詳細に施術範囲や薬剤量、金額、リスク等の説明を行い、内容にご納得いただけたら施術に移ります。
②麻酔
痛み予防のため表面麻酔を施します。クリームタイプの麻酔薬を施術部に塗布し、20~30分ほど置いて肌に浸透させます。
③マーキング

クリーム麻酔をオフし、施術範囲にマーキングを行います。施術部全体に、均一に薬剤を注入するために大切な工程です。
④注入

注射器で薬剤を注入していきます。痛みや内出血を最小限に留めるため、恵比寿アズクリニックではできるだけ細い注射針を使用し、手早く施術を進めるよう心がけております。
⑤施術終了
注入が完了したら、必要に応じて止血や冷却などの処置を行い施術終了となります。
施術中の痛みは?
スキンバイブを検討するうえで最も大きな懸念事項は、施術中の痛みだと思います。肌育注射全般に言えることですが、肌の広範囲に細かく薬剤を打ち込んでいくため、どうしても注射箇所が多くなり、表面麻酔を行っても、ある程度の痛みは覚悟する必要があります。
ただし、スキンバイブは製剤内にもともと麻酔成分が配合されており、注入を進めるうちに痛みが気にならなくなっていくという特徴があります。個人差はありますが、他の肌育成剤に比べ痛みが軽いと感じる人も多いです。
また恵比寿アズクリニックでは、細い注射針を使用することで痛みを抑えるとともに、冷却・振動棒などの疼痛緩和にも努めています。もちろん「無痛」とはいきませんが、最小限の痛みに抑えられるよう工夫しておりますので、リラックスして施術に臨んでいただければと思います。
ダウンタイム
施術直後は赤み・腫れ・内出血などが起きる場合があるため、他人から見ても「何かしたのかな?」とバレやすい状態となります。赤みや腫れは1週間以内には解消する場合がほとんどで、翌日には気にならなくなっている人も多いです。
内出血が起きた場合でも、数日~1週間程度、長くても2週間以内には解消すると考えて問題ありません。また翌日からはメイクで隠すことができるため、そこまで目立つ心配はないでしょう。
とは言え内出血が強めに出てしまうケースもゼロではないため、大切な用事が控えている人は、1~2週間は余裕をみて施術を受けることをお勧めします。
効果を実感するまでの期間
長期間の持続が見込めるスキンバイブですが、その分効果実感までにかかる期間はやや長めです。個人差がありますが、施術後1か月以降から徐々に効果が現れ始め、4ヶ月後にピークを迎えると言われています。そのため、この時差を考えて施術時期を決める必要があります。
例えば秋冬の乾燥シーズンに照準を合わせたい人は、7~8月くらいには受けておくと良いでしょう。
スキンバイブの副作用・リスクとは?
幅広い肌トラブルに効果が見込めるスキンバイブですが、施術を検討する際にはリスク面も知っておきたいところ。スキンバイブに限らず、ヒアルロン酸製剤には特有の重大リスクもありますので、必ずチェックしておきましょう。
アレルギー反応
ヒアルロン酸製剤に対しアレルギー反応が起きるリスクがあります。軽度であれば蕁麻疹やかゆみで済む場合もありますが、重度なケースでは呼吸困難といった症状が出るリスクもあり注意が必要です。
「ヒアルロン酸は体内にもある成分なのにアレルギー反応が起きるの?」と思われるかもしれませんが、ヒアルロン酸自体ではなく、製剤に含まれる添加物に反応してしまうケースがほとんどです。また施術直後だけでなく、注入から数週間~数カ月後に症状が出ることもあります。
アレルギーのある人は施術前に必ず申告し、症状が出た場合には速やかに医療機関を受診しましょう。
感染症
ヒアルロン酸を注入した傷口などから細菌が入り込み、感染症を引き起こすことがあります。免疫力が低下した時期に施術を受けると起きやすいとも言われており、注入部位に赤み、腫れ、痛み、熱感などが発生します。
また施術前後の清潔操作を怠ると、当然リスクを高めます。施術を行う医師や看護師が徹底するのはもちろんですが、施術を受ける側も気をつけるべきでしょう。施術前に洗顔をして清潔を保つ、施術後のメイク開始時期を守るなど、必ず医師・看護師の指示に従うようにしてください。
血管閉塞
最も忌避すべき副作用が、血管閉塞です。これはヒアルロン酸が動脈に入り込み、血流が滞ってしまう状態のことを言います。血管閉塞が起きると組織への酸素供給が止まってしまうため、最悪の場合は組織の壊死や失明につながる危険性もあるのです。
非常に稀な事象ではあるものの、どんなに技術の高い医師であってもリスクがゼロではないのが怖いところ。施術直後に激しい痛みを感じたり、皮膚が蒼白あるいは紫色になったりしたら要注意で、速やかに施術を中止し、ヒアルロン酸を分解するなどの処置を行う必要があります。
また血管閉塞は、鼻、眉間、目元など血管が複雑に走行する部位に起こりやすい副作用です。これらの部位に施術する際には特に、注入量などを適切に判断できる経験豊富な医師を選ぶことが大切です。
スキンバイブがオススメな人とは?
最後に、まだスキンバイブの施術を迷っている人に向けて、どんな人にオススメなのかを整理します。あなたの肌質やお悩みを思い返しながら確認していきましょう!
他の肌育製剤との違い
肌育注射がブームとなって以来、数多くの肌育成剤が登場してきました。似たような効果を謳っているものもあり、迷ってしまいますよね。
スキンバイブと迷うことの多い肌育成剤としては、以下の4つがあると思います。
・ポリヌクレオチド製剤
・ポリ乳酸製剤
・他の肌育用ヒアルロン酸製剤
・ヒアルロン酸×アミノ酸の複合製剤
それぞれ代表的な薬剤名を挙げながら詳しく比較していきます。
ポリヌクレオチド製剤
ポリヌクレオチドとはサーモンDNAから抽出される成分で、リジュランやプルリアルなどの製剤シリーズに配合されています。ちなみに恵比寿アズクリニックではプルリアルシルク、プルリアルデンシファイの2製剤を取り扱っています。
真皮のコラーゲンやエラスチンの生成を促す作用に加え、肌の修復を促し炎症を抑える効果が期待できるため、乾燥やハリ不足だけでなく、赤みや肌荒れに悩む人にもオススメです。
また極度の乾燥から肌荒れや赤みが起きている人などは、スキンバイブとポリヌクレオチド製剤の併用も可能です。
ただしポリヌクレオチド製剤は、スキンバイブのように1度の施術で長期間の持続が期待できるものではありません。複数回施術をくり返すことで効果が安定してくるため、最初のうちは2~4週間ごとに3~5回ほど受け、その後は半年~1年ごとにメンテナンスを行うのが一般的です。
ポリ乳酸製剤
ポリ乳酸とはデンプン由来のエキスから生成される成分で、PLLAやPDLLAなどの種類があります。恵比寿アズクリニックで取り扱っている製剤の中ではジュベルックがこれにあたり、ポテンツァまたはターゲットクールでの導入が可能です。
効果面で特徴的なのが、毛穴開きやクレータータイプのニキビ跡改善に役立つ点です。スキンバイブには、クレーターのように大きな凹凸を修復することはできないため、クレーター改善を目的とする場合にはポリ乳酸製剤がオススメです。
ただしこちらも1回施術しただけでは効果実感が乏しく、最初は1か月ごとに3回ほど施術を繰り返すことが推奨されています。その後は1~2年と比較的長期間の効果持続が期待できます。
他の肌育用ヒアルロン酸製剤
スキンバイブ以外にも、肌育用のヒアルロン酸製剤は存在します。恵比寿アズクリニックで取り扱っているものの中では、ヒローウェーブがそうです。
この2つは同じヒアルロン酸だけあって効果が似通っているのですが、ヒローウェーブの場合、肌の保湿やハリ改善と同時に、多少のボリュームアップ効果が期待できる点が異なります。コケ感をナチュラルに改善したい場合には、ヒローウェーブを選ぶと良いでしょう。
ただしヒローウェーブの持続力は3~6か月程度と言われているため、乾燥肌改善がメインの場合にはスキンバイブをお勧めします。
ヒアルロン酸×アミノ酸の複合製剤
こちらで有名な製剤としては、ジャルプロスーパーハイドロなどがあります。高濃度のヒアルロン酸とアミノ酸、ペプチドを配合しており、ハリ・弾力アップや小ジワの改善、肌の土台となるリガメント(靭帯)を強化する作用が期待できます。
スキンバイブと比べて、よりエイジングケアに特化したイメージです。
こちらも他の肌育成剤と同様、最初は1か月ごとに2回ほど施術を行い、その後は3~6か月ごとにメンテナンスを行うのが一般的です。
まとめると次のように比較できます。
| 製剤の種類 | 効果 | 持続期間 | 1回の価格 ※当院の通常価格 |
|---|---|---|---|
| スキンバイブ | 保湿メイン | 1回施術で 約9か月 |
215,600円(税込) ※2cc使用時 |
| ポリヌクレオチド 例:プルリアル |
保湿 抗炎症 |
3~5回施術で 半年~1年 |
119,600円(税込) ※2cc使用時 |
| ポリ乳酸製剤 例:ジュベルック |
毛穴改善 クレーター改善 |
約3回施術で 1~2年 |
115,500円(税込) ※ポテンツァの場合 |
| 他ヒアルロン酸 例:ヒローウェーブ |
保湿 ボリューム改善 |
1回施術で 3~6か月 |
110,000円(税込) ※2cc使用時 |
| アミノ酸配合製剤 例:ジャルプロ |
リフトアップ エイジングケア |
約2回施術で 3~6か月 |
取り扱いなし ※相場:4~6万円/1cc |
一見スキンバイブは価格が高いように感じますが、施術頻度が少なく済むことを考えると決してコスパは悪くありません。また恵比寿アズクリニックでは、初回料金やお得なサブスクプランもありますので、価格を抑えたい方はぜひご確認ください。
恵比寿アズクリニックのサブスクプラン
恵比寿アズクリニックでは、さまざまな施術がお得に受けられる定額プランを導入。
2か月に1度、定額のお支払いでポイントが付与され、そのポイント内でお好きな施術が受けられます。特定の施術のみを受け続ける回数券制とは異なり、その時その時の肌状態に合わせ、施術をカスタマイズできる点がメリットです。
こんな人にオススメ!
ここまでの情報を総括すると、次に当てはまる人はスキンバイブを受ける価値が大いにあると言えます。
・乾燥肌を根本改善したい人
・小ジワやハリ不足など乾燥由来のエイジングが気になる人
・季節の変わり目に肌トラブルが増える人
・敏感肌やアトピー体質の人
・肌に元気がないと感じている人
・乾燥による毛穴開きを改善したい人
・メイクのりを良くしたい人
・自然な若返りを目指したい人
・忙しくて頻繁に通院できない人
・痛みが苦手だけど肌育に興味がある人
まとめ
スキンバイブは、乾燥からくる幅広い肌トラブルを改善に導いてくれる肌育成剤です。「ボライトXC」から名称変更したのを好機に、日本国内でも改めてその有用性が再認識されており、人気が高まっています。
どんなにスキンケアを丁寧に行っても乾燥が改善しない方、肌のエイジング悩みが深まってきた方には特にオススメですので、今回の記事を参考に検討してみてください!
