オトナの頬ニキビ、治すために知っておきたい10のポイント

急激にできてしまう頬ニキビは、なかなか治らず悩みの種ですよね。症状がひどい場合は皮膚科を受診するのも一つの手段ですが、まずは自分でできる対処法で治したいと考える方も多いでしょう。
本記事では、頬ニキビの原因や治し方、頬ニキビを予防するコツを10のポイントで詳しく解説します。
正しい知識と対処法を身につけて、頬ニキビのない美肌を手に入れましょう。

この記事のポイント

  • 頬ニキビの原因
  • 頬ニキビを改善する10のケア方法
  • 頬ニキビ改善におすすめのアイテム
目次

頬ニキビの主な原因

ニキビは皮脂の分泌量が多いことが原因と思われがちですが、実は頬ニキビ場合、皮脂の量が少なくても発生してしまうことがあります。ここでは、頬ニキビの主要な原因について詳しく見ていきましょう。

精神的ストレス

仕事やプライベートにおける悩みなど精神的なストレスが肌の代謝を低下させ、頬ニキビを引き起こす要因となることがあります。日常のストレスがニキビの原因となり、ニキビがさらなるストレスを生むという悪循環が生じることも。
趣味に熱中してリフレッシュしたり、ゆっくりとした時間を過ごしてリラックスしたりと、ストレスを軽減させる習慣をつけることが大切です。

不健康な食事

インスタント食品や外食に頼る日々は、肌にとって安心とは言えません。添加物や保存料、そして過剰な塩分を避ける努力は必要です。
またストレスを感じるとつい甘いものを求めがちですが、「毎日甘いものを食べないと落ち着かない!」という方は、ストレスを解消して甘いものに頼らない生活に挑戦してみることをおすすめします。

睡眠不足

肌のターンオーバーに関わる成長ホルモンは、睡眠時に多く分泌されます。
そのため睡眠不足の方はターンオーバーが滞りがちで、さまざまな肌トラブルにつながってしまいます。
生活スケジュールの見直し睡眠時間を確保することが、美肌にとってはとても大切なのです。

不衛生な生活環境

何日も枕カバーを洗濯していなかったり、メイク道具に汚れが溜まっていたりはしませんか?
肌に触れるものが不衛生だと、雑菌が肌に付着することでニキビの原因となってしまいます。
メイクで身だしなみを美しく見せることは大切ですが、メイク道具の清潔さや部屋の整頓も、実は重要なのです。

乾燥や紫外線がもたらす肌ダメージ

頬は皮脂の分泌量が少ないため、乾燥しやすい部位です。
乾燥した肌はバリア機能が低下して、紫外線などの刺激を受けやすくなります。また肌のターンオーバーを乱し、毛穴の詰まりや炎症を引き起こす原因となるのです。
大人になってからのニキビは乾燥が原因となっていることも多いんですよ。

頬ニキビを治すために、やって欲しい10のケア方法

頬ニキビは急にできるもの。改善のためにすぐに取り入れられるケア方法10選をお伝えします。

ニキビケア① ニキビをむやみに触らない!

ニキビができると、気になってつい触ってしまうことはありませんか?
このような癖はニキビの状態を悪化させる恐れがあります。ニキビには不用意に触らず、スキンケアを行う際にも肌を擦らないよう注意しましょう。
特にニキビを潰すのは絶対にNGですよ!

ニキビケア② スキンケアの前に必ず手を洗う

忘れがちな方もいると思いますがとても重要なポイントです。
不衛生な手でニキビに触れると悪化させる要因になり、その後のスキンケアが台無しになってしまいます。スキンケアの前には必ずハンドソープで手を洗い、清潔な状態で行ってください。
また洗顔後に使うタオルや、メイクブラシ、パフなど肌に直接触れるものは常に清潔なものを使うよう心がけましょう。

ニキビケア③ クレンジング・洗顔は低刺激のものを選ぶ

洗浄力の強いクレンジング剤や洗顔料はニキビを刺激し、状態を悪化させてしまう場合があります。
洗いあがりのつっぱり感が気になる場合は、肌に必要な皮脂や角質まで落としてしまっている恐れがありますので見直してみましょう。
クレンジングは比較的洗浄力がマイルドなジェルタイプやミルクタイプ、クリームタイプを選ぶのがおすすめです。

おすすめ洗顔料|ナビジョンDR ウォッシングフォーム

出典:ナビジョンDR公式サイト

泡で出てくるタイプの濃密な洗顔フォーム。保湿とバリア機能のサポートに働くリピジュア配合で、肌のうるおいを守りながら洗うことができます。
肌の油分や角質を必要以上に流さないアルコールフリー処方である部分も、おすすめポイントです。

ニキビケア④ 化粧水で肌に水分をたっぷり与える

乾燥が原因でニキビや肌荒れが起きている場合には、保湿ケアが非常に重要になります。
化粧水もセラミドコラーゲン、ヒアルロン酸などの保湿成分を配合したものを選び、肌をうるおすことを意識しましょう。ハンドプレスしながらしっかり浸透させるのがポイントです。
特に乾燥が気になる場合には、重ね付けするのも良いでしょう。

おすすめ化粧水|PLUEST VCハイドレーティングローション

出典:PLUEST公式サイト

独自の保水ジェルをベースとしており、うるおいの持続力が高い化粧水。
アミノ酸、セラミド、ヒアルロン酸などのうるおい成分も配合しているため、インナードライによる皮脂の過剰分泌がニキビにつながっているタイプの方には特におすすめです。
※恵比寿アズクリニックで取り扱っております

ニキビケア⑤ ニキビ改善に効果のある成分でケア

ニキビの炎症を抑える成分や、ニキビのもととなるアクネ菌を抑制する成分などが配合されたスキンケアアイテムは、ニキビ改善に役立ちます。代表的なものとしては以下があります。

グリチルレチン酸2K 炎症を抑え、バリア機能を正常に保つ
アラントイン 炎症を抑え、ニキビ跡が残りにくくする
アゼライン酸 抗菌・抗酸化作用とともに、毛穴詰まりを除去する作用がある

おすすめニキビケアクリーム|AZAクリア

出典:DRX公式サイト

ニキビの予防や改善に役立つアゼライン酸を高濃度配合したクリームです。ノンコメドジェニックテスト済みで、ニキビの初期段階であるコメドができにくいことが確認されています。
化粧水や乳液で肌を整えた後で、顔全体、あるいはニキビが気になる部位に薄く塗り伸ばして使用します。チューブタイプで使いやすいのもポイントです。
恵比寿アズクリニックで取り扱っております

ニキビケア⑥ ニキビケアの軟膏は綿棒で丁寧に塗る

市販のニキビ薬や皮膚科で処方される軟膏など、ニキビに直接塗布するタイプの外用薬を使う場合には、綿棒を使うのがコツです。指を使うより衛生的で、ピンポイントに薬を塗ることができます。
ただし綿棒を使う場合も患部に擦りつけるように塗ってはいけません。やさしく行うことを心がけてください。

ニキビケア⑦ オイルタイプのスキンケアは要注意

ニキビが気になるときには、油分を配合したスキンケアアイテムに注意が必要です。というのも、油分の中にはアクネ菌の栄養源となるものがあり、ニキビを増やす結果となってしまう場合があるのです。
特にグリセリンや、オレイン酸を含むものには要注意。不安な場合には、オイルフリーのアイテムを選ぶのも良いでしょう。
またファンデーションも油分の多いリキッドやクリームタイプより、パウダリータイプの方が負担も少なく落としやすいのでおすすめです。

ニキビケア⑧ ビタミンCを摂取する

ビタミンCにはニキビを助長する活性酸素の除去や、コラーゲン生成の促進などニキビ肌改善をサポートするさまざまな働きがあります。
ニキビ改善とともにニキビ跡予防にもつながりますので、ニキビができたときには積極的に摂取することをお勧めします。
ビタミンCを多く含む食品としては、パプリカ、ブロッコリー、ジャガイモなどの野菜や、キウイ、イチゴ、オレンジなどの果物が挙げられます。食事だけで十分に摂取できない場合には、サプリメントに頼るのも良いでしょう。

おすすめサプリメント|ワカサプリ 高濃度ビタミンC3000mg

1包に3,000mgのビタミンCを配合したサプリメントです。賦形剤や着色料、甘味料などを極力排除することで、ビタミンC含有率96.7%を実現。純粋なビタミンCを摂取することができます。
水やジュースなど飲み物に混ぜて飲む粉末タイプのため、飲みやすいのもポイントです。
また喫煙や寒さによるストレスはビタミンCの消費を増やしてしまうため、特に喫煙者には積極的な摂取を推奨します。
※恵比寿アズクリニックで取り扱っております

ニキビケア⑨ ストレスフリーな生活を心がける

現代社会に生きる私たちは、日々さまざまなストレスにさらされています。ストレスのない生活を送ることはなかなかできませんので、できるだけ発散させる手段を持っておくことが大切です。
またストレスはホルモンバランスを乱す大きな要因となりますので、女性の場合は特にホルモンバランスの変動の大きい生理前の過ごし方が美肌への鍵となります。
読書や運動、アロマの香りを楽しむなど、趣味を持つことはストレス発散に有効です。自分に合ったストレス解消法を見つけて、なるべくストレスフリーに生活できるように工夫しましょう。

ニキビケア⑩ 毎日7時間以上、良質な睡眠をとる

ニキビを防ぐためには、毎日最低7時間の睡眠時間を確保することが非常に重要です。
また睡眠前の行動に気を配ることで、質の高い睡眠をとることができます。

・夕食から就寝までは34時間程度あける
・終身までの23時間は、テレビ・パソコン・スマホの画面を見ない
・就寝前にぬるめのお湯にゆっくり浸かる
・就寝前に軽くストレッチやマッサージをする
・就寝前にハーブティを飲んで体を温める

これらのポイントをおさえ、毎日良質な睡眠をとりましょう。

炎症がある場合は皮膚科の力を借りる

ニキビ跡を残さないためには、早期に皮膚科クリニックを受診することも大切。特に炎症が起こり赤くなっている場合や何度も繰り返しニキビが出来てしまう場合には、ぜひ医療機関を頼ってみてください。
皮膚科では主に内服薬や外用薬などを使ってニキビに対処します。保険適用の治療であれば費用面の負担も少なく済みますよ。
ただし「ニキビ跡」の状態になってしまった場合は保険適応内での治療が難しくなってきます。ニキビ跡をしっかり改善したいという方は、自由診療が中心の美容皮膚科を受診しましょう。

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頬にできるニキビは、ストレスやホルモンバランスの乱れ、肌の乾燥が大きな原因となっています。
頬ニキビは不規則な生活を送っているサインのようなもの。肌に負担をかけずに丁寧なケアを心掛けながら、日々の生活習慣を見直して健やかな状態に保ちましょう。

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記事監修

奥野彰子/医師

奥野 彰子

医師・恵比寿アズクリニック院長

  • 東京慈恵会医科大学卒業後、東京慈恵会医科大学付属病院にて形成外科に入局。
  • 2008年より美容皮膚科 院長を15年勤める。
  • 2023年5月 恵比寿アズクリニック院長に就任。

詳細プロフィール

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