フェイスラインすっきり!輪郭美人になるケア方法と美容医療

耳下から顎下にかけての輪郭をフェイスラインと呼びます。
このフェイスラインがぼやけてしまい、なんだか垢抜けない印象に感じたり、老けて見えたりして悩んでいる方は多いもの。
このページでは、スッキリと引き締まったフェイスラインを保つためにできる自宅でのケア方法や、美容皮膚科で受けられる輪郭改善施術についてご紹介します。

この記事のポイント

  • フェイスラインがぼやける原因がわかる
  • フェイスラインをスッキリさせる日常ケアがわかる
  • フェイスラインをスッキリさせる美容皮膚科での施術がわかる

目次

フェイスラインがぼやける原因

まずはフェイスラインがぼやける原因を解説します。
主な原因は4つありますが、複数の要因が混在してお悩みにつながっているケースがほとんどです。

顔のたるみ

顔の脂肪や皮膚などがたるむと、フェイスラインも緩んでしまいます。年齢や急激な体形の変化に伴いフェイスラインがぼやけてきたという人の多くが、この原因に当てはまりまるでしょう。
顔の筋肉や靭帯が年齢とともに衰えると、脂肪層などの顔の組織を支える力が弱まります。同時に皮膚内部のコラーゲンやエラスチンの量も減少するため、皮膚自体もたるんできてしまいます。
顔のたるみはセルフケアで改善するのが難しく、美容外科や美容皮膚科でリフトアップ施術を受けるのが改善の近道です。

骨格

生まれもっての骨格が、フェイスラインがはっきりしない原因となっている場合もあります。特に顎の骨が小さい人はフェイスラインがぼやけやすく、若いうちから二重顎で悩む人も多いです。
また年齢とともに骨が萎縮することで顎まわりが痩せ、余った皮膚や脂肪がフェイスラインをぼやけさせることもあります。
いずれの場合も自力での改善は基本的に不可能ですので、改善したい場合は医療の力を頼りましょう。

筋肉の過緊張

筋肉が過剰に働くことで顔の組織を下方向に引っ張る力が加わり、フェイスラインがぼやけてしまう人もいます。顎まわりで口角を下げる働きをする口角下制筋やオトガイ筋などの表情筋だけでなく、首や肩など身体の筋肉も影響します。
口角が下がり気味の人や、首・肩の凝りに悩んでいる人は、筋肉の過緊張がフェイスラインのたるみを引き起こしているかもしれません。
筋肉の動きは知らぬ間に癖になっている人も多く、自分では気づきにくい原因と言えます。

むくみ

比較的セルフケアでも改善しやすいのが、むくみによってフェイスラインがぼやけているケースです。
むくみとは、体内の水分が過剰に保持された状態のこと。代謝が悪い人、血行が滞りがちな人に起こりやすい症状です。
日によってフェイスラインのぼやけ具合が大きく変わる人、冷え性の人はむくみが原因かもしれません。生活習慣を見直しむくみを予防することで改善が目指せます。

フェイスラインをスッキリさせる日常ケア

筋肉の緊張やむくみを解消するセルフケアで、理想のフェイスラインに近づくことができます。日常の中で気を付けるべきポイントを紹介しますので、ぜひ今日から意識してみてください!

湯船につかる

入浴をシャワーで済ませているという人は、ぜひ湯船に浸かることを毎日の習慣にしてみてください。1日の疲れやむくみを取るのに効果的です。
全身をしっかり温めることで筋肉がほぐれやすくなり、血行も促進されるため老廃物の排出も促されます。
お湯に浸かりながらやさしくリンパマッサージをするのも効果的です。ただし強すぎるマッサージは逆にたるみを引き起こしますので、肌を擦ったり強く圧迫しすぎたりするのはやめましょう。

お風呂上りのストレッチ

湯船に浸かってポカポカ温まったら、ストレッチを行いましょう。身体が温まった状態で行うことで、一層血流がアップし、リンパの流れも促されます。
肩や首まわりの曲げ伸ばしを入念に行うことで、筋肉の過緊張が軽減することも期待できます。
リラックスできるので、その後の寝つきも良くなりますよ。

食生活の改善

顔がむくむ大きな原因が、塩分の過剰摂取です。塩分を摂りすぎると、体内の塩分濃度を下げるために身体が水分を溜めこんでしまい、むくみにつながるのです。
インスタント食品やスナック菓子をよく食べる人や外食の機会が多い人は、塩分過多の食生活になっているかもしれません。
また一見健康的な食事をしている人であっても、味噌・醤油などの調味料から塩分を摂り過ぎているかもしれません。
減塩調味料に代替したり、お酢など塩分の少ない調味料を活用したり、だしの旨みを生かす料理を意識したりと、食事の際に工夫することで塩分の摂取を抑えることができますよ。

またお酒の飲みすぎもむくみの大きな要因です。塩分と同様、体内のアルコール濃度を下げるために水分を溜めこんでしまいます。さらにおつまみとして塩分の多いものを食べがちですので、ダブルパンチになってしまうのです。
寝る前にアルコールを摂取すると特にむくみやすいので、夜遅くにお酒を飲む習慣はすぐに見直しましょう。

寝る前におすすめなのが、白湯やハーブティなどノンカフェインの温かい飲み物を飲むこと。身体にやさしく血行をアップさせることができ、代謝改善につながります。

正しい姿勢を意識する

スマートフォンやパソコンに集中していると、だんだん頭が前に出てきて猫背になりがちです。長時間その姿勢で作業をするうちに肩や首の筋肉が凝り固まり、フェイスラインのたるみにつながります。
またデバイスを見ている間は表情筋も固まりがちで、老廃物が溜まってむくみやすくなってしまうのです。
仕事中も正しい姿勢を意識するとともに、たまに立ち上がったり、肩や首を回すストレッチを行ったりして、できるだけ筋肉の緊張をほぐすよう意識しましょう。

フェイスラインをスッキリさせる美容医療

フェイスラインのたるみはセルフケアで改善するのが難しい場合も多いため、美容医療の力に頼るのもひとつの方法です。
中でも美容皮膚科にはメスを使わずにたるみを改善する方法が豊富にそろっているため、外科的な処置に抵抗がある人には特におすすめです。
ここからは、美容皮膚科で受けられるフェイスライン改善施術をご紹介します。

糸リフト

加齢による顔のたるみが原因でフェイスラインがぼやけている人は、糸リフトで皮下組織を引き上げるのが効果的です。

糸リフトとは、医療用の特殊な糸を顔の皮下組織に挿入し、たるみを根本から引き上げるリフトアップ治療。コラーゲンの生成を促進し、肌のハリや弾力を自然に回復させる効果も期待できます。
最新の糸リフトはメスを使用せずに施術ができ、最短30分で施術が完了。その即効性とダウンタイムの短さで、忙しい方にも人気の高い治療となっています。

恵比寿アズクリニックでは、N-COG Spiral(エヌコグスパイラル)ビーナスリフトという2種類の糸を採用しています。公式YouTubeでは、それぞれの特徴について詳しく解説した動画を公開していますので、ぜひご覧ください。

N-COG Spiral・ショッピングリフトの解説はこちら

ビーナスリフトの解説はこちら

糸リフト詳細 https://az-clinic.tokyo/threadlift/

ショッピングリフト

糸を使った施術ですがスレッドリフトとは異なり、2.54cm程度の短く細い糸を使用します。

1度の施術で40100ほど皮膚に挿入することで組織の再生を促し、コラーゲン生成を助けて肌のハリ・弾力を高めます。
ロングのスレッドリフトのように顔全体の強いたるみを引き上げる力はありませんが、ほうれい線やマリオネットラインなど気になる部位をピンポイントで改善するのに向いています。
フェイスラインのたるみを改善する場合は、写真のように顎の骨に沿って糸を挿入します。施術した直後に買い物に行けるような手軽さから名づけられており、腫れや内出血が少ないことが特徴です。

ショッピングリフト詳細 https://az-clinic.tokyo/shoppinglift/

ハイフ

切らないたるみ治療の代表格とも言えるのが、超音波エネルギーを活用したマシン施術「ハイフ」です。

特定の深さの皮膚層に超音波エネルギーを集中させ、コラーゲンの再生を促して肌の引き締めとリフトアップを実現します。顔全体のたるみが引き上がることでフェイスラインをすっきりさせることができ、自然で若々しい印象を取り戻せます​。
皮膚深層や脂肪層、筋膜層にアプローチする施術のため、土台からしっかり引き上げたい方、脂肪の厚みがある方に適しています。

アズクリニックで使用している「ウルトラフォーマーMPTというハイフ治療器は、2つの照射モードを使い分けることにより痛みを抑えながら治療することが可能です。
施術中に多少熱感が出る場合がありますが、部位ごとにパワーを調整しながら照射するため、我慢できないような痛みは基本的にありません。またダウンタイムもなく、施術直後からメイクが可能です。
また当院ではハイフによる神経損傷等を防ぐため、危険領域を避け、医師の診察に基づいて安全に施術を行っております。

恵比寿アズクリニック公式YouTube

ハイフ詳細 https://az-clinic.tokyo/hifu/

ポテンツァダイヤモンド

ポテンツァは、高周波(RFのエネルギーを活用した美容施術です。チップをカスタマイズすることで、さまざまな肌悩みに応じた治療が可能となります。

ポテンツァと聞くと、針のついたチップで肌を刺すニードルRF治療をイメージされる方が多いと思います。しかしポテンツァダイヤモンドは針のないダイヤモンドチップを使った施術で、施術中の痛みやダウンタイムはほとんどありません。痛みに苦手な人でも安心して受けられる点がメリットです。
ポテンツァダイヤモンドでは、2種類の高周波を同時に照射することで、たるみの引き上げの引き上げを行います。ハイフに比べ浅い層にアプローチするため、痩せ型の方や、皮膚のたるみが原因でフェイスラインがぼやけている方には特に効果的です。

恵比寿アズクリニック公式YouTube

ポテンツァ詳細 https://az-clinic.tokyo/potenza/

ヒアルロン酸注入

生まれつきの骨格や加齢による骨萎縮によりフェイスラインがぼやけている人におすすめなのが、ヒアルロン酸で足りないボリュームを補う方法です。
フェイスラインや顎まわりに注入することで輪郭がくっきりし、シャープな印象を手に入れることができます。
ヒアルロン酸は体内に元々存在する成分のためアレルギー反応などが起こりにくく、ダウンタイムもほとんどありません。
時間の経過とともに体内に吸収されるため永続的な効果はありませんが、恵比寿アズクリニックで導入しているジュビダームビスタ®シリーズは持続力が高いことで知られています。粒子の大きさが均一でムラがなく、自然な仕上がりにしたい方には特におすすめの製剤です。

恵比寿アズクリニック公式YouTube

ヒアルロン酸注入詳細 https://az-clinic.tokyo/hyaluronic/

ボトックス注射

ボトックス製剤を筋肉に注入することで動きを抑制する施術です。
広頚筋口角下制筋等の過緊張によりたるみが起きている場合、それらにボトックスを注射し筋肉を緩めることで改善が見込めます。
また肩を広く覆う僧帽筋に打てば、肩凝りや筋肉の盛り上がりを軽減させることも可能です。
恵比寿アズクリニックでは、厚生労働省から製造・販売の認可を受けているアラガン社のボトックスビスタ®を主に使用しています。

恵比寿アズクリニック公式YouTube

ボトックス注射詳細 https://az-clinic.tokyo/btox/

まとめ

顔の輪郭がスッキリするだけで、一気に洗練された印象になるものです。フェイスラインがぼやけて気になっている方は、ぜひ一度美容皮膚科でカウンセリングを受けてみることをお勧めします。
同時に生活習慣を見直して老廃物を溜めないようにすることも大切です。コツコツ続けることで、若々しい印象を維持することができるはず。ぜひ今日から始めましょう!

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記事監修

奥野彰子/医師

奥野 彰子

医師・恵比寿アズクリニック院長

  • 東京慈恵会医科大学卒業後、東京慈恵会医科大学付属病院にて形成外科に入局。
  • 2008年より美容皮膚科 院長を15年勤める。
  • 2023年5月 恵比寿アズクリニック院長に就任。

詳細プロフィール

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