年々さまざまな種類の洗顔料が登場する中でも、定番とされ続けている「洗顔フォーム」。濃密なフォーム(泡)で肌の汚れを浮かせることで、やさしく洗い上げることができるアイテムです。
しかし使い方を誤るとかえって肌にとってマイナスとなることも…
そこで今回は、洗顔フォームの正しい使い方と、肌にやさしいオススメ洗顔フォームをご紹介します!「毎日洗顔していてもなかなか肌がきれいにならない」とお悩みの方は、ぜひ試してみてください。
この記事のポイント
洗顔フォームの正しい使い方
まずは洗顔フォームを使う場合の正しい洗顔方法について、5つのステップに分けてご紹介します。
STEP1|洗顔前に手を洗う
意外と忘れがちですが、洗顔前には必ず手を洗って清潔にしましょう。
手は常にさまざまなものに触れているため、知らず知らずのうちに汚れているもの。その状態で顔を洗うと菌が繁殖する原因となり、ニキビの発生につながります。また手に余分な汚れや油分が残っていると、洗顔料の泡立ちが悪くなることも。
肌をきれいにするために、洗顔前にはハンドソープを使って手洗いを行ってくださいね!
STEP2|ぬるま湯で顔を濡らす
顔も水やぬるま湯でサッと洗い、軽く汚れを落としておきます。乾いた肌に直接洗顔料をのせると、洗顔料の泡がへたりやすくなり肌への摩擦につながります。
肌への負担を減らすために大切な工程です。
STEP3|洗顔料を泡立てる
洗顔フォームの要ともいえる泡立ての工程です。
塗れた手のひらに洗顔料を適量とり、水やぬるま湯を少しずつ加えながら、指先を使って空気を含ませるように洗顔料を混ぜ合わせていきます。
弾力のあるきめ細やかな泡になるまでしっかり行うことが大切です。手で泡立てるのが難しい場合は、泡立てネットを使ったり、泡立出るタイプの洗顔料を選んだりするのも良いでしょう。
STEP4|顔に泡をのせて洗う
しっかり泡立てられたら、皮脂の多いTゾーンから泡をのせていきます。その後クルクルと指先で泡を転がすようにしながら、頬や顎まわりに広げていきましょう。
このとき肌を擦らないよう注意してください。指で直接肌を触れるのではなく、洗顔料の濃密な泡で汚れを浮かせるイメージでやさしく洗うことが大切です。
STEP5|ぬるま湯ですすぐ
お風呂場で洗顔を行う場合、シャワーのお湯を直接顔にあてると肌への刺激になってしまいます。すすぎの際には、必ず手で水やぬるま湯をすくって顔にかけるようにしてください。
洗顔料が肌に残っていると肌荒れの原因となりますので、すすぎ残しがないよう20~30回程度はすすぐようにしましょう。
すすぎ終わったら清潔なタオルでやさしく水分を拭き取ります。このときも肌を擦らず、タオルを軽く肌に押し付けるようにして水分を吸収させるのがポイントです。
洗顔フォームでやりがちなNG習慣
洗顔はパーソナルな空間で行うため、ついつい我流でやっているという人もいるでしょう。ここからは、洗顔フォームを使う際に意外とやりがちなNG習慣をご紹介しますので、ご自身に当てはまる項目がないか確認しておきましょう。
洗顔のしすぎ
脂性肌の方や夏場で皮脂がきになるとき、ついつい1日に何度も洗顔をしてはいませんか?
やさしく洗い上げることのできる洗顔フォームですが、何度も洗うことで洗浄成分が肌の負担となる場合があります。また肌に必要な皮脂まで落としてしまい、乾燥につながることも。
洗顔フォームを使った洗顔は基本的には朝夜2回。ただし乾燥肌の方は夜1回だけで十分な場合もありますので、ご自身の肌の調子をしっかり見極めましょう。
泡立てが不十分
「このくらいでいいだろう」と洗顔フォームをなんとなくで泡立てて、泡立ちが不十分な状態になってはいませんか?
へたった状態の泡で洗うと、肌を指で直接擦ってしまうことになり、肌への負担になります。洗顔料の量が少なすぎたり水の量が多すぎたりして、緩い泡になっていないか確認しましょう。
理想としては、泡をのせた手を逆さにしても落ちないくらい濃密でもっちりとした状態。弾力ある泡が肌と指の間でクッションの役割を果たすことで、肌への負担なく洗うことができるのです。
ゴシゴシ擦る
「洗顔を手早く済ませたい」「毛穴汚れをしっかり落としたい」と思うあまり、ついつい手に力が入ってしまうことがありますよね。しかしこれも肌には大きな負担となり、肌荒れだけでなくシミ・シワ・たるみを引き起こします。
洗顔フォームを肌にのせたら、肌の表面が動かないくらいの優しいタッチで洗いましょう。
おすすめ洗顔フォーム3選
最後におすすめの洗顔フォームを3つ紹介します。いずれも泡で出てくるポンプタイプで、泡立ての手間が省けるのがポイント。気になるアイテムをぜひチェックしてください。
ナビジョンDR ウォッシングフォーム
出典:ナビジョンDR公式サイト
価格:2,750円(税込)/200ml
保湿成分リピジュア®配合、うるおいを守りながら洗う濃密泡洗顔フォームです。肌の油分や角質を必要以上に洗い流さない、アルコール(エタノール)フリー処方で、乾燥肌にも使いやすいのが特徴です。
美容施術を受けた後の敏感な肌にもオススメです。
プラスリストア クレンジングソープ泡ホームケア
出典:プラスリストア公式サイト
価格:3,850円(税込)/200ml 7,920円(税込)/詰替用500ml
メイクも落とせる洗顔フォームです。不要な皮脂や角質を取り除きさっぱりと洗い上げます。
無香料・無着色など6つのフリー処方で刺激を抑える工夫をされているため、敏感肌さんも使いやすい洗顔料です。
ノブ ACアクティブ ウォッシングフォーム
出典:ノブ公式サイト
価格:2,750円(税込)/150ml
皮脂の気になる脂性肌や混合肌の方、ニキビ肌の方におすすめの洗顔フォームです。
ニキビの原因となる古い角質や皮脂を取りのぞくマイルドピーリング作用があり、透明感のあるなめらかな肌に導きます。
まとめ
洗顔は毎日の習慣だからこそ、「なんとなく」で済ますのではなく意志をもって行うべき。
今は肌に自信が持てない方でも、継続的に正しい洗顔をつづければきっと改善されるはずです。諦めずにコツコツと実践していきましょう!