保湿の見直しは化粧水から!おすすめ保湿化粧水と効果的な使い方

化粧水は、肌の土台となる水分を与えトラブルの出にくい肌に整えるアイテムです。洗顔後のまっさらな肌に最初に使う基礎化粧品であり、スキンケアの入り口とも言えます。
現代社会は1年を通して肌が乾燥しやすい環境にあり、いつでも調子の良い肌をキープするためには保湿効果の高い化粧水を使うのが大切。そこで今回は、おすすめの保湿化粧水や肌悩み別の選び方を紹介します!

 

この記事のポイント

  • 保湿力の高い化粧水の特徴
  • 肌悩み別の保湿化粧水の選び方
  • おすすめの保湿化粧水6選

目次

保湿力の高い化粧水の特徴

化粧水の基本的な役割は「肌に水分を与え整えること」なので、すべての化粧水に肌をうるおす効果はあります。しかしその中でも特に保湿を重視した化粧水を選びたいという人もいるでしょう。
まずは保湿力の高い化粧水の特徴を2つご紹介します。

テクスチャー

保湿力のある化粧水は、とろみのあるタイプが多いという特徴があります。美容液のような感触で、肌にしっとり感を与えてくれるのです。
ただし肌の表面に残る感覚やベタつきが苦手という方は、浸透力が高く被膜感が残らないものを選ぶのがおすすめです。

成分

保湿効果のある美容成分にもさまざまな種類があります。
いわゆる保湿成分として有名なものとしては、セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲンなどがあります。これらが配合されている化粧水はたくさんあるので、手軽に購入することができるでしょう。
また肌そのものの保水力を高め、うるおいを逃がしにくくする成分もあります。アミノ酸、ビタミンC誘導体、レチノールなどです。これらの中には、肌をふっくらさせて乾燥による小じわを目立たなくさせる効果を得られる成分もありオススメです。

肌悩み別!保湿化粧水の選び方

どんな肌タイプであっても、肌トラブル予防に保湿は重要。保湿力の高い化粧水を使うことで肌の状態を安定させることにつながります。
とはいえ肌悩みによってアイテム選びのポイントも変わってきますよね。そこでここからは「乾燥肌・敏感肌」「脂性肌」「混合肌」「シミ・くすみ肌」4つに分けて、それぞれに適した保湿化粧水の選び方をご紹介します。

乾燥肌・敏感肌

肌が粉を吹いてカサカサしている乾燥肌や、赤みや肌荒れの起きやすい敏感肌。これらの肌タイプの人は、肌のバリア機能が乱れている状態にあります。少しの刺激でも肌トラブルの原因となり得ますので、保湿化粧水を選ぶ際にも低刺激であることが大前提。刺激となりやすいアルコール(エタノール)や香料、着色料などが添加されていないものを選ぶようにしてみてください。

またバリア機能が低下していると、化粧水で与えた水分が蒸発しやすいですので、とろみのあるテクスチャーで長く肌に留まってくれるタイプや、浸透力の高いタイプが理想です。
刺激を受けやすい状態ですので、使い方にも要注意。どの肌タイプにも言えることですが、摩擦や強すぎるパッティングは肌を傷つける原因となりますので、肌を包み込むようにハンドプレスしながら、擦らず塗るのが大切です。

脂性肌

ベタつきやテカリが気になる脂性肌さん。べたつくからと言って化粧水を使わずに放置すると、かえって皮脂の過剰分泌を促すことになりますので、必ず化粧水で保湿を行ってください。油分が少なくサラサラしたテクスチャーの化粧水であれば、脂性肌でも使いやすいですよ。皮脂抑制に役立つビタミンC誘導体、レチノールなどの成分が含まれているアイテムも効果的です。

また脂性肌はニキビができやすいという特徴もありますので、ニキビの初期段階である「コメド」ができにくいことが確認されているノンコメドジェニックテスト済みのアイテムを選ぶのもおすすめですよ。

混合肌

混合肌とは、肌内部の水分は不足しているのに皮脂量が多いというアンバランスな肌タイプ。Tゾーンのみベタつきが気になるという方が多いと思います。水分不足が脂性肌の大きな原因ですので、基本的には乾燥肌と同じように化粧水を選ぶのが安心です。

しかし部位ごとの皮脂量にかなり差がある場合には、Tゾーンだけ皮脂抑制効果のある化粧水をつけるなど、使い分けるのがおすすめです。
先に乾燥しやすい頬や目元・口元に保湿化粧水をしっかり浸透させ、Tゾーンの保湿は後から行うと良いでしょう。

シミ・くすみが気になる肌

乾燥によりバリア機能が低下すると、紫外線や摩擦による刺激を受けやすく、シミやくすみも目立つようになってきます。シミ・くすみが気になる場合には、保湿成分とともに美白有効成分が配合された化粧水を使うのがおすすめです。
美白成分にもビタミンC誘導体、トラネキサム酸、ハイドロキノン、ナイアシンアミドなどさまざまな種類がありますので、肌に合うものを探してみてください。

ただし既にシミができてしまった場合には、化粧品だけで完全になくすことは難しいのが現実です。あくまで予防やある程度の改善のためと理解したうえで使いましょう。

関連記事:シミ・そばかすを消したい!美容皮膚科でのおすすめ治療6選
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おすすめ保湿化粧水6

ここからは、保湿効果が高い化粧水の中でもおすすめのものを6つ紹介します。乾燥以外の肌悩み改善に役立つアイテムもたくさんありますので、ぜひチェックしてください。

プルエスト VCハイドレーティングローション

出典:プルエスト公式サイト
価格:3,772円(税込)/120ml

乾燥肌や敏感肌の方におすすめの化粧水です。
水分の蒸発を防ぐ独自の保水ジェルをベースに、アミノ酸、セラミド、ヒアルロン酸など豊富な保湿成分を配合。さらにビタミンC誘導体グリチルレチン酸2Kなど肌荒れ予防に働く成分も含んでいます。
第三者機関によるアレルギーテストやノンコメドジェニックテストも実施されていますので、敏感で荒れがちなお肌でも使いやすいのが特徴です。
恵比寿アズクリニックで取り扱っております

プラスリストア TPNaローションMD

出典:プラスリストア公式サイト
価格:5,280円(税込)/100ml

極度の敏感肌の方や、日焼け後などのダメージ肌におすすめの薬用化粧水です。dl-α-トコフェリルリン酸Naグリチルリチン酸2Kという2つの有効成分がニキビや肌荒れを防ぎます。
保湿力に優れているだけでなく、防腐剤無添加、オイルフリー、アルコールフリーなど、低刺激性にこだわった処方で、レーザー・光治療後のデリケートな肌にも使用できます。

ゼオスキンヘルス バランサートナー

出典:ゼオスキンヘルス公式サイト
価格:3,080円(税込)/150ml

肌のpHバランスに着目した化粧水で、ニキビやベタつきが気になる脂性肌・混合肌の方に向いています。
グリコール酸が古い角質を柔らかくし、美容成分の浸透をサポート。ターンオーバーを正常化させ、きめ細かい肌に導きます。ヒアルロン酸Naをはじめとする保湿成分も配合しており、ニキビ肌もやさしく潤してくれますよ。
恵比寿アズクリニックで取り扱っております

ノブ ACアクティブ フェイスローション モイスト

出典:ノブ公式サイト
価格:3,300円(税込)/135ml

ニキビや肌荒れの予防に役立つ3つの有効成分サリチル酸アラントイン、ビタミンB6誘導体を配合した薬用化粧水です。ニキビの原因となる毛穴のつまり・過剰な皮脂分泌・アクネ菌にアプローチし、ニキビや肌荒れを防ぎます。同時にアミノ酸、リピジュア、ヒアルロン酸などの保湿成分も豊富に配合しているため、保湿とニキビケアを両立させたいという方にぴったりです。

ナビジョンDR TAホワイトローションn

出典:ナビジョンDR公式サイト
価格:7,150円(税込)/150ml

保湿と同時にシミ・くすみのケアをしたいという方におすすめの化粧水です。
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つの美白有効成分「トラネキサム酸」「4MSK*を配合。くすみをおさえて明るい印象の肌に導くとともに、メラニンの生成をおさえシミ・そばかすを防ぎます。
資生堂が独自開発した保湿成分を配合しており、しっとりとした使い心地です。
*4-メトキシサリチル酸カリウム塩)
恵比寿アズクリニックで取り扱っております

レカルカ ブライトリーモイストシャインミスト

出典:レカルカ公式サイト
価格:7,920円(税込)/120ml

メイクの上からも使用できるスプレータイプの化粧水です。
角質層にうるおいを与えるEGF2種のペプチドを配合。いつでも保湿ケアができるため、特に乾燥から肌荒れが起きやすいという方の日中ケアや、秋冬の乾燥対策として持ち歩くのがオススメです。
恵比寿アズクリニックで取り扱っております。

まとめ

毎日使うものだからこそ、化粧水はこだわって選びたいですよね。化粧水できちんと肌を整えることで、その後に使う美容液やクリームの効果も出やすくなります。
肌にぴったりの化粧水が選べたら、正しい使い方もマスターすると良いでしょう。

関連記事:化粧水の効果的なつけ方を伝授!正しい使い方で肌が変わる
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お気に入りの化粧水で楽しみながらお手入れを続けることが、美肌への近道ですよ。

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記事監修

奥野彰子/医師

奥野 彰子

医師・恵比寿アズクリニック院長

  • 東京慈恵会医科大学卒業後、東京慈恵会医科大学付属病院にて形成外科に入局。
  • 2008年より美容皮膚科 院長を15年勤める。
  • 2023年5月 恵比寿アズクリニック院長に就任。

詳細プロフィール

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