ふとした瞬間目につく小鼻の黒ずみや赤み、何とかしたいですよね。
顔の中でも皮脂分泌が多く、ケアが行き届きにくい小鼻は肌トラブルが起きがちです。一方で顔の中心近くにある部位のため目立ちやすく、黒ずみやざらつきのないツルツルの状態を保ちたいと思う人も多いはずです。
そこで今回は、小鼻に起きやすい3大悩み「テカリ・黒ずみ・赤み」について、それぞれの改善方法を解説します。自宅で今すぐできるケア方法から美容皮膚科で効果的に改善できる施術まで紹介しますので、ツルツル小鼻を手に入れるためにお役立てください!
この記事のポイント
小鼻のテカリを改善する方法
「朝にしっかり顔を洗い入念にメイクをしても、昼過ぎには小鼻がテカテカ。ファンデーションも崩れて溝に溜まってしまう…」そんなお悩みのある人は多いものです。
小鼻のテカリはなぜ発生してしまうのでしょうか?
小鼻がテカる原因
小鼻をテカらせる直接的な原因は皮脂の過剰分泌です。余分に分泌した皮脂がベースメイクと混ざり合うことで化粧崩れが起きやすく、油とり紙が手放せないという人もいるのではないでしょうか。
皮脂が過剰に分泌する要因としては、もともとの体質や若さゆえという場合もありますが、多くは間違ったスキンケアや生活習慣の乱れによって発生しています。
・クレンジングや洗顔、メイクの際に肌を擦っている
・紫外線対策をしていない
・刺激の強い基礎化粧品を使っている
・乾燥肌なのに脂性肌向けのスキンケアを行っている
・ピーリングを毎日行っている
・テカリを気にして保湿を軽めに済ませている
・ストレスの多い生活を送っている
・生理不順である
・脂質や糖質を摂り過ぎている
思い当たる項目があった人は、それが小鼻のテカリにつながっているかもしれません。正しいスキンケアと規則正しい生活で改善を目指しましょう。
小鼻のテカリを改善するスキンケア
小鼻のテカリが気になる人には、脂性肌のケースと混合肌のケースがあり、適切なスキンケア方法が少々変わってきます。
脂性肌の場合は、洗顔で不要な角質や皮脂をしっかり落とすことが大切です。
その後皮脂抑制効果の高いビタミンCやアゼライン酸を配合した化粧水・美容液で肌を整えます。
そして最後に、軽いテクスチャーの乳液などで水分の蒸発を防ぎましょう。
混合肌の場合も大まかな流れは同じですが、脂性肌と違い肌内部の水分が足りていない状態のため、より保湿が重要になります。セラミドやヒアルロン酸など保湿力が高い成分が豊富に配合されたアイテムを選びましょう。
保湿剤も、乳液よりも油分を多く配合したクリームの方がおすすめです。
おすすめアイテム|ゼオスキンヘルス シーセラム
出典:ゼオスキンヘルス公式サイト
価格:15,840円(税込)/50ml
水溶性ビタミンCが10%と高濃度配合されているのが特徴の美容液です。
ビタミンCには皮脂の過剰分泌を抑制する作用があり、小鼻のベタつきに悩む人におすすめの成分です。脂性肌はもちろん、混合肌の人にも問題なく使っていただけます。
ベタつかずサラリとしたテクスチャーのためメイク前にも使いやすく、皮脂対策としてTゾーンに塗っておくと、化粧崩れもしにくくなりますよ。
※恵比寿アズクリニックで取り扱っております
生活習慣の見直しも大切
生活習慣を整えることも、小鼻のテカリ改善につながります。特に食生活は皮脂分泌に大きく影響を与えており、油っこい食事やジャンクフードばかり食べていると皮脂の過剰分泌に直結します。
皮脂が気になる人に意識して摂ってほしいのが、ビタミンB群です。中でもビタミンB2・B6には、肌のターンオーバーを正常化し、皮脂の分泌をコントロールする働きがあるため、皮脂分泌の正常化に役立ちます。また脂質・糖質の代謝や疲労回復にも役立つことで知られており、身体全体の健康維持に不可欠なビタミンなのです。
豚肉、納豆、乳製品などに多く含まれており、豚肉の赤み部位や納豆などは同時にタンパク質も摂取できるので特におすすめです。肌の健康に不可欠なビタミンAやビタミンCを豊富に含む緑黄色野菜と一緒に、バランスよく食べられると良いですね。
またストレスやホルモンバランスの乱れも皮脂の過剰分泌につながります。睡眠をしっかりとり、適度にストレスを発散しながら生活するよう心がけてください。
小鼻のテカリ改善に効果的な美容医療
皮脂の過剰分泌は肌質によるところが大きいため、肌質改善を目的とした施術を受けるのがおすすめ。特に効果的なのがエレクトロポレーションです。
これは肌に薬剤を塗布した状態で微弱な電気を流すことで、有効成分を肌の奥深くに浸透させる施術です。施術中の痛みやダウンタイムはなく、定期的に受けることで肌質改善に役立ちます。
薬剤は肌悩みによってさまざまですが、乾燥肌や混合肌にはコラーゲン生成と肌回復を促すペップビュー、脂性肌にはニキビ予防や皮脂抑制効果に役立つビタミンCが特におすすめです。
単体で受けていただくだけでももちろん良いですが、ケミカルピーリングなど他の施術と同日に受けていただくことで、より高い効果を発揮します。
▶エレクトロポレーション詳細 https://az-clinic.tokyo/electroporation/
小鼻の黒ずみを改善する方法
小鼻が黒ずむととても目立ちますし、なんだか肌全体がくすんで見えがちです。毛穴詰まりが原因の場合は肌触りもザラザラで、化粧のりも悪くなる悩みの種ですよね。
そんな小鼻の黒ずみを改善する方法をご紹介します。
小鼻が黒ずむ原因
小鼻の黒ずみの原因は、酸化して黒くなった角栓である場合が多いです。
角栓は余分な皮脂や古くなった角質が固まってできたもの。いわば小鼻のテカリを放置した結果ともいえます。角栓は最初こそ白いものの、次第に酸化し黒ずんで見えるのです。
別の要因としては、色素沈着や産毛が黒ずみに見えているパターンも考えられます。
色素沈着は美白スキンケアや美容医療の施術で、産毛の場合はレーザー脱毛で改善が可能です。
小鼻の黒ずみを改善する自宅ケア
まずは角栓が原因となっている場合のスキンケア方法をご紹介します。
毛穴詰まりが慢性化している黒ずみ毛穴には、角質ケアがより重要になってきます。マイルドなピーリング作用のある洗顔料などを使って角質をオフしましょう。
また洗顔前にスチーマーや蒸しタオルで肌を温めておくと、余分な角質を落としやすくなりますよ。
ただし角栓が気になるからといって、ピンセットや毛穴パックで強引に角栓を取るのは絶対にやめてください。肌に必要な角質を傷つけ、バリア機能の低下につながります。洗浄はあくまでもやさしく行うことを心がけてください。
汚れを落としたら保湿も欠かせません。汚れを落とす方ばかりに気を取られて保湿を疎かにすると、肌が乾燥して皮脂の過剰分泌につながります。一層角栓が溜まりやすい状態になってしまうため、洗浄と保湿は常にセットで行いましょう。
毛穴を引き締めるビタミンC誘導体やレチノールなどを配合した化粧水や美容液を取り入れるのがおすすめ。最後に乳液やクリームで水分の蒸発を防げば完了です。
おすすめアイテム|ゼオスキンヘルス エクスフォリエーティングクレンザー
出典:ゼオスキンヘルス公式サイト
価格:6,160円/200ml
泡立てずに使うジェルタイプの洗顔料です。ピーリング成分サリチル酸を配合しており洗顔と同時に角質ケアまでできるので、黒ずみ毛穴やニキビに悩んでいる方には特におすすめです。ピーリングと聞くと刺激が強そうに感じられるかもしれませんが、マイルドな作用で朝晩使用できます。
※恵比寿アズクリニックで取り扱っております
一方色素沈着が原因で小鼻が黒ずんで見えている場合には、美白有効成分を配合した基礎化粧品を使うのがおすすめです。
美白有効成分とは、メラニンの生成を抑えシミ・そばかすを予防する効果のある成分のことで、色素沈着の予防・改善にも役立ちます。
美白有効成分には、トラネキサム酸、ハイドロキノン、ビタミンC誘導体などたくさんの種類があり、これらを一定濃度以上配合した製品は、厚生労働省の認可により「医薬部外品」「薬用」として販売することが可能になります。
同時に肌の代謝を上げることで、少しずつ黒ずみの目立たない状態にしていけるはずです。
おすすめアイテム|ナビジョンDR TAシリーズ
ナビジョンDR公式サイト
TAホワイトローションn:7,150円(税込)/150ml
TAホワイトエマルジョンⅠn/Ⅱn:各9,350円(税込)/120ml
ナビジョンDRは美白に特化した基礎化粧品シリーズを多く展開しているブランドです。資生堂が開発しており日本人の肌に合いやすいのが特徴です。
中でもTAシリーズの化粧水と乳液は、トラネキサム酸に加え資生堂独自の美白有効成分4MSKを配合しており、シミ・そばかすの予防効果が期待できます。セットで使うのがおすすめです。
乳液には「みずみずしくうるおうタイプ」と「しっとりうるおうタイプ」の2種類がありますので、使用感の好みで選んでみてください。
※恵比寿アズクリニックで取り扱っております
小鼻の黒ずみ改善に効果的な美容医療
セルフケアでも改善が見込める黒ずみ毛穴ですが、より早く着実に改善したい場合にオススメなのがウォーターピーリングです。
ウォーターピーリングは、普段のスキンケアでは落とすことのできない毛穴汚れや角栓を、水流を利用して取り除く施術です。角栓除去効果が高く、施術直後からツルツルの肌を体感できるでしょう。
恵比寿アズクリニックでは、水流による洗浄と同時に毛穴の吸引も行えるマシンを使った「ハイドラピーリング」という施術を行っています。毛穴詰まりをすっきり除去することで、スキンケアの効率も上がりますよ。
施術中の痛みやダウンタイムがないため、気軽に受けていただけます。公式YouTubeでは施術風景を公開していますので、ぜひ参考にしてください。
▶ハイドラピーリング詳細 https://az-clinic.tokyo/hydrapeeling/
また色素沈着が原因の場合は、レーザートーニングなども選択肢になってきます。
これは、医療用レーザーを広範囲に弱いレベルで照射することでメラニンを少しずつ分解・排出していく施術です。肌の全体的なトーンアップができるだけでなく、回数はかかりますがシミ・そばかす改善にも効果的です。施術中の痛みやダウンタイムはほとんどなく、気軽に受けていただけます。
また恵比寿アズクリニックで導入しているピコレーザーによるトーニング治療は肝斑改善にも有効なため、肝斑が併発している方にもおすすめです。
▶ピコレーザー詳細 https://az-clinic.tokyo/picolaser/
小鼻の赤みを改善する方法
小鼻が赤いと、かんだか野暮ったい印象になりがちです。メイクで隠すのも難しく、長年の悩みになっている人が多い小鼻の赤み問題。改善方法をみていきましょう。
小鼻が赤くなる原因
赤みには、毛細血管拡張症、脂漏性皮膚炎、酒さなどの皮膚疾患が潜んでいる場合があります。痒みがある場合や長年同じ箇所の赤みが消えないという方は、まずは皮膚科の診察を受けて原因を探ることが先決です。
一時的に小鼻が赤くなることがあるという方は、ニキビや肌荒れによる炎症や、ほてり、ニキビ跡などが赤く見えているケースもあります。肌が敏感ぎみの方は赤みが出やすい傾向にあるため、肌のバリア機能を高め強くすることが大切です。
小鼻の赤みを改善する自宅ケア
赤みをしっかり改善するには皮膚科や美容皮膚科での治療が必要な場合が多いですが、自宅でできることもあります。
まず低刺激で保湿力の高いスキンケアを徹底することが大切です。
赤みが出やすいということは、肌のバリア機能が低下しているサイン。乾燥はバリア機能の低下を招くため、高保湿の化粧水やクリームでうるおいをキープしましょう。
肌に刺激を与えないよう、アルコール(エタノール)や香料、着色料などが無配合のものが安心です。
そして同時に大切なのが紫外線対策をしっかり行うこと。
紫外線は赤みを悪化させる大きな要因です。日焼け止めや日傘、帽子などで肌を守るよう心がけてください。
特に秋冬は紫外線が弱まるからと油断しがちですが、目に見えない日焼け止めは季節を問わず降り注いでいます。秋冬に紫外線を浴びると、乾燥も相まってバリア機能が乱れやすくなりますので、年間を通して紫外線対策を行いましょう。
おすすめアイテム|プルエスト VCハイドレーティングローション
出典:プルエスト公式サイト
税込価格:3,272円/120ml
低刺激で保湿機能にすぐれた化粧水です。アミノ酸、セラミド、ヒアルロン酸など保湿成分が豊富に配合されています。
浸透型ビタミンC誘導体「APPS」の働きにより、乾燥による小じわや毛穴の開きなどにもアプローチ。
低刺激にこだわり、エタノールや合成香料・着色料などは無配合。とろりとしたテクスチャーながらベタつきにくく、幅広い肌質の方に使いやすいのが特徴です。
※恵比寿アズクリニックで取り扱っております
小鼻の赤み改善に効果的な美容医療
慢性的な赤みには、皮膚科での軟膏治療と同時に美容皮膚科で赤み改善施術を受けるのもおすすめです。
中でも最も手軽に受けられるのが、光治療の一種であるフォトフェイシャル。
これはIPL(Intense Pulsed Light)という特殊な光を利用した治療法で、肌の深層にある赤ら顔の原因にアクセスし、肌色を均一に整えることができます。
特に表面下の血管やメラニンに作用し、肌の赤みや色素沈着を減少させる効果が期待できます。施術時間は10~20分程度と短く、施術中の痛みやダウンタイムもありません。
ただしやや後戻りしやすい傾向があるため、ある程度改善しても急に通院を止めず、施術頻度を落として少しずつ回数を減らしていくのがおすすめです。
▶フォトフェイシャル詳細 https://az-clinic.tokyo/photofacial/
一方、より持続力の高い治療としては、ポテンツァのS-25チップを使う方法があります。
ポテンツァは高周波(RF)のエネルギーを活用した美容施術です。チップをカスタマイズすることで、さまざまな肌悩みに応じた治療が可能となります。
中でもS-25チップは赤ら顔改善に効果的。極細の針を肌に刺し、針先からRFを照射することで毛細血管に働きかけます。
毛穴やクレーター改善に使用されるCPチップと比べ針が細く、針を刺す深さも浅めなため、比較的痛みやダウンタイムが軽いのが特徴です。
▶ポテンツァ詳細 https://az-clinic.tokyo/potenza/
もうひとつの効果的な施術として、恵比寿アズクリニックオリジナルの肌質改善注射「シルク肌注射」というものがあります。
これは、サーモンから抽出される「ポリヌクレオチド」を主成分とするプルリアルシルクという製剤に、ごく少量のボトックスを組み合わせたものです。
肌の赤みだけでなく、毛穴の開きや乾燥による小じわなど幅広い肌悩みをまとめて改善できるため、非常に人気の高い施術となっています。
▶シルク肌注射詳細 https://az-clinic.tokyo/silk/
まとめ
小鼻の悩みは尽きませんが、日ごろから意識してお手入れすれば、少しずつ効果が出てきます。すぐに改善がみられないからと諦めず、継続することがコツですよ。
毎日のスキンケアや生活習慣、ときには美容医療も取り入れながら、ツルンとしたキレイな小鼻を手に入れましょう!