「自分に合ったクレンジングが見つからない」「たくさんの商品があって、どう選べばいいかわらない」そんなクレンジング迷子になってしまうこと、ありますよね。
スキンケアのなかで最初に肌に触れるクレンジング。間違った選び方をしていると、その後でどんなに良いケアをしても一向に美肌にならない…なんてことにもなりかねません。
今回は、自分にぴったりのクレンジングの選び方と、おすすめのアイテムを紹介します!
この記事のポイント
- 肌質別のクレンジングの選び方がわかる
- メイクの濃さ別のクレンジングの選び方がわかる
- クレンジング選びの注意点がわかる
クレンジング選びの2つの指標
クレンジング選びで指標とすべきことは、以下の2つです。
①肌質で選ぶ
②メイクの濃さで選ぶ
価格やパッケージの印象でなんとなく選んだり、「落ちればいいや」と適当に選んだりしていると、思わぬ落とし穴があるかもしれません。
指標①肌質別 クレンジングの選び方
もっともわかりやすい目安となるのが肌質です。自分の肌質にあったクレンジングを使うことで、肌へのストレスを最小に抑えながら、メイクをしっかり落とすことができます。
逆に肌質にあわないクレンジングを使っていると、肌荒れやニキビ、くすみなどさまざまな肌トラブルを引き起こしかねません。
大きく5つの肌質に分けているので、自分の肌質にあったものをチェックしてみましょう。
乾燥肌のクレンジングの選び方
乾燥肌の方は、刺激が少なく、保湿成分も含まれているものが多いクリームタイプやミルクタイプのクレンジングを選びましょう。
ただし、クリームタイプは固いテクスチャーのものだとメイクになじませにくかったり、肌に残りやすかったりする場合があるため、やわらかいテクスチャーのアイテムがおすすめです。メイクにしっかりなじませて、肌に残らないよう水でよく洗い流してください。
洗浄力が強いオイルやリキッドタイプのクレンジングは、肌に必要な皮脂まで落としてしまうことがあるので避けた方が良いでしょう。
ゼオスキン ハイドレーティングクレンザー
出典:ゼオスキン公式サイト
しっとりしたクリームタイプの洗顔料で、メイク落としとしても使用できます。保湿効果の高いヒアルロン酸やパンテノールなどを配合しており、乾燥を防ぎながらしっとりと洗い上げます。
※恵比寿アズクリニックで取り扱っております
脂性肌のクレンジングの選び方
過剰に分泌された皮脂までしっかり落とせる、オイルタイプやリキッドタイプ、ジェルタイプなどのアイテムがおすすめです。毎日のクレンジングで余分な皮脂を洗い流すことでターンオーバーが整いやすくなります。
ただし脂性肌向けのクレンジングの中には洗浄力が強く肌に刺激となるものもあるため、素早くメイクになじんでサッと落とせるアイテムを選びましょう。
またオイルタイプの中には、ニキビの大好物であるオレイン酸が含まれているものがあるため、ニキビができやすいという人は避けるようにしましょう。
ゼオスキン エクスフォリエーティングクレンザー
出典:ゼオスキン公式サイト
ジェルタイプのクレンザーで、肌に負担をかけずに余分な皮脂や古い角質、メイク汚れを洗い流すことができます。
角質を柔らかくするサリチル酸や、肌荒れ防止効果の高い酢酸トコフェロールを配合。毛穴詰まりやニキビが気になる肌にもおすすめです。
※恵比寿アズクリニックで取り扱っております。
混合肌のクレンジングの選び方
乾燥肌と脂性肌の特徴をあわせもった混合肌の方には、洗浄力と保湿力のバランスに優れたジェルタイプのクレンジングがぴったりです。
また少々手間はかかりますが、乾燥しがちなUゾーンは乾燥肌向けのクレンジング、テカりやすいTゾーンは脂性肌向けのクレンジングと、部分ごとに使い分けるのもおすすめです。
PLUEST カプセルインハイドロクレンズ
出典:PLUEST公式サイト
ビタミンカプセル配合のクレンジングジェル。肌から汚れを引き離し、クリアになった場所にアミノ酸やビタミンなどの潤い成分を瞬間補給していきます。
※恵比寿アズクリニックで取り扱っております
敏感肌のクレンジングの選び方
刺激のある成分を使用していないことはもちろんのこと、肌に負担をかけずにメイクオフできるものを選びましょう。洗浄力の控えめなミルクタイプのクレンジングは特におすすめです。
ただし、その分濃いメイクが落としきれない場合もあるため、ポイントメイクリムーバーを活用するなど工夫も必要です。
カバーマーク トリートメントクレンジングミルク
出典:カバーマーク公式サイト
「クレンジング力」と「保湿力」を両立したミルクタイプのクレンジング。ミルクなのにスルスル落ち、低刺激で肌に負担なくすっきりオフできます。
また美容液成分89%配合*で、スキンケアしたかのようなしっとりもちもち肌へ導きます。
(*水と保湿成分)
普通肌のクレンジングの選び方
肌の水分や油分のバランスがとれたニュートラルな状態である普通肌。
特に気を付けるべきことはないですが、なるべく肌にやさしいものを選ぶようにすることが、不要な肌トラブルを避けることにつながります。
選択肢が多くて迷ってしまうという方は、もう1つの指標もあわせて考えてみるとよいでしょう。
ゼオスキン ジェントルクレンザー
出典:ゼオスキン公式サイト
肌の水分を保ちながら、毛穴汚れや余分な皮脂を取りのぞくジェル状クレンザーです。
保湿に優れた成分や抗菌・抗炎症作用のある成分などをバランスよく配合しており、あらゆる肌タイプの方に使いやすいアイテムと言えます。
指標②メイクの濃さ別 クレンジングの選び方
クレンジングの目的はメイクを落とすこと。メイクの濃さに合わせてクレンジングを選ぶことは理にかなった方法です。
肌への負担だけを意識していると、メイクがなかなか落ちず長時間クレンジングが肌についた状態になったり、ゴシゴシこすってしまったりと、かえって悪影響となる場合があります。
日によってメイクの濃さを変えているという人は、その日のメイクにあわせて使い分けられるよう複数のアイテムを常備しておくのがベストです。
濃いメイクの日
濃いメイクは、洗浄力の高いクレンジングでサッと落としたほうが肌への負担が少なく済みます。
また「アイメイクだけ濃い」「リップティントを使った」などポイントメイクに力を入れた日は、ポイントメイクリムーバーで先に落とし、ベースメイクは肌質に合ったものを使ってみましょう。
ベースメイク用|無印良品 マイルドオイルクレンジング
出典:無印良品公式サイト
ポイントメイクにも素早くなじみしっかり落とします。香料・着色料・鉱物油・アルコール無配合で成分にこだわりつつ、手頃な価格で購入できるのも嬉しいオイルクレンジングです。
ポイントメイク用|ラロッシュポゼ レスペクティッシム ポイントメイクアップリムーバー
出典:ラロッシュポゼ公式サイト
ウォータープルーフ対応のアイメイクアップリムーバー。メイクとよくなじむため、擦らなくてもアイメイクをしっかりと落とせます。
ナチュラルメイクの日
下地や日焼け止めにルースパウダーをのせただけの簡単メイクの日や、パウダーファンデーションで仕上げた日などは、ミルクやクリームなどの洗浄力が低く肌にやさしいクレンジングを使って落としましょう。
ダブル洗顔不要のアイテムで、洗顔とクレンジングをまとめるのも良いですが、一度で全ての汚れを落としきろうとゴシゴシこすってしまわないよう注意してください。
エンビロン クレンジングクリーム
出典:エンビロン公式サイト
肌なじみの良いなめらかなクリームが肌をやさしく洗い上げるクリーム状の洗顔料です。クレンジング機能もあり、肌のうるおいを保ちながらメイクや汚れを取り除きます。
泡立てずに使用するタイプで、メイク落としとして使用する場合は二度洗いが推奨されています。
クレンジング選びの注意点
クレンジングにも種類があり、オイルなのかミルクなのか、その種類によって正しい使い方が変わってきます。
基本的なクレンジングの正しい使い方は覚えておき、それぞれのアイテムの使い方に沿ってメイクを落としていきましょう。
また、クレンジングが原因で肌荒れしてしまう場合には、含まれている成分が肌に合っていないのかも。
自分に合わない成分がわかってくると、肌荒れにつながるアイテムを避けることもできますので、特に敏感肌の方などは、購入時に商品裏面の成分表を見る習慣をつけると良いでしょう。
どうしてもひどい肌荒れが起きてしまう場合には、皮膚科の医師に相談することも検討しましょう。
一緒に原因を探りながら、肌荒れを改善する力になってくれるはずです。
まとめ
クレンジングは種類も豊富なうえに、たくさんの商品があるため、何をどう選べばよいか悩みがちなスキンケアアイテムです。
どうしたらよいかわからなくなったときは、自分にとって選びやすい基準に立ち返ってアイテム探しをしてみると、すんなり決めることができますよ。
クレンジングの正しい知識を身に着けて、自分に合ったものを選び取れるようにしていきましょう。