赤ちゃんのお肌を乾燥知らずに!我が子を守る保湿術

乾燥する季節、赤ちゃんの肌の乾燥にはすごく気をつかいますよね。特にお風呂上がりのスキンケアは重要なため、正しい保湿方法を知っておきたいものです。

ここでは、赤ちゃんの肌を清潔に保ちながら、乾燥を防ぐためのスキンケアのポイントを解説します。赤ちゃんの健康な肌を作るために、ぜひ参考にしてください。

この記事のポイント

  • 赤ちゃん基本の保湿ケア
  • 保湿ケアのタイミング
  • オススメ保湿ケアアイテム
目次

赤ちゃん肌のための基本の保湿ケア

赤ちゃんの肌は大人の肌よりも乾燥しやすく、トラブルを起こしやすい特徴があります。

健康な肌を育むためにはスキンケアがとっても大切なのです。

赤ちゃん肌がすぐに乾燥してしまう原因とは

赤ちゃんの肌が乾燥しやすい原因は、肌の保護機能が完全に発達していないことにあります。

大人と比べると、赤ちゃんの皮膚の厚さは約半分で、外的刺激に対する防御力が弱く、肌の水分が失われやすい状態にあります。

また肌内部の水分の量が大人3分の1以下しかなく、必要な成分が蒸発しやすい状態にあるため、特に寒い日には肌の乾燥が進みやすいのです。

新生児期を過ぎると皮脂の分泌も減少するため、保湿剤の使用が肌の乾燥を防ぐのに重要になります。

乾燥しやすい赤ちゃんの肌を守る保湿ポイント3

赤ちゃんの肌を守るために大切な、基本的なスキンケアのポイントを3つお伝えします。

ポイント①:とにかく優しく

赤ちゃんの肌は非常にデリケートなので、摩擦への注意も必要です。体を洗ったり汗を拭いたりする際は、極力やさしく行いましょう。たっぷり泡をたてて洗う、水分を拭き取る際は柔らかいタオルを使うなど、肌への刺激を最小限に抑えることが重要です。

ポイント②:こまめに保湿

赤ちゃんの肌は乾燥しやすく、バリア機能が弱いため、保湿がとても大切です。面倒かもしれませんが、赤ちゃんの肌に水分を与えるために、こまめな保湿を心がけましょう。家中に保湿アイテムを用意しておけば、気付いたときにすぐ手に取ることができ、負担が少なく保湿の頻度も高まります。

ポイント③:低刺激のアイテムを選ぶ

赤ちゃんの肌には保湿が必要ですが、なるべく刺激の少ないアイテムを選びましょう。 肌への負担が大きい成分や、肌に合わない成分が含まれていないか確認してください。特に肌が心配な赤ちゃんの場合はパッチテストをしてみることも大切です。

赤ちゃんの保湿方法、こんなときにはどうすればいい?

赤ちゃんの肌が普段よりカサついている、肌トラブルが起きているといってときは、特に意識して保湿を行うことが大切です。ケース別にみていきましょう。

肌が乾燥している場合のカラダの洗い方

赤ちゃんの乾燥した肌にボディソープを使っていいのか迷うことがあると思います。汚れは肌のトラブルの原因となるので、なるべくキレイに落としたいですよね。

ボディソープを十分に泡立て、やさしく洗うことをおすすめします。皮脂を過度に落とすのもよくないため、低刺激のアイテムを選び、手のひらが肌に当たらないように泡を使って洗いましょう。

全身保湿は、お風呂上がりと朝に

赤ちゃんの保湿は回数も大切。「お風呂上がり以外は全身保湿が難しい」という方も多いと思いますが、お風呂上がりだけの保湿だと朝には乾いてしまいます。

朝は何かとバタつく時間帯かもしれませんが、赤ちゃんが起きたら着替えのついでに全身の保湿をしてあげるのもおすすめです。

汗をかく関節部分はローションと乳液でしっかり保湿

関節部分は汗をかきやすいため、特に丁寧な保湿が必要です。まずは肌に浸透しやすいローションをたっぷりと塗り、その後に乳液を重ねることで保湿効果を高めます。

この二段階のケアが肌の水分量を保ち、乾燥を防ぐ効果が期待できます。

鼻まわりはミルキーローションで優しくケア

赤ちゃんの鼻水をティッシュで拭くことで、鼻のまわりの肌が荒れてしまうことがありますよね。このような時には、ミルキーローションを含ませた柔らかいティッシュで優しく拭き取ってあげてください。

鼻水による肌荒れを防ぎつつ保湿が出来るので、赤ちゃんのデリケートな肌を守ることができますよ。

オムツ交換ごとに保湿クリームを塗る

オムツ交換の際、きれいに拭いたお尻や腰まわりに保湿クリームを塗りましょう。

乾燥によるバリア機能の低下は排泄物の刺激による肌トラブルのリスクを高めるため、保湿クリームをこまめに塗って予防することが大切です。

保湿ケアにおすすめのアイテム3

赤ちゃんに使える保湿ケアのおすすめアイテムをご紹介します。

-ナチュラルサイエンス ベビースキンフレッシュナー

出典:ナチュラルサイエンス公式サイト(https://www.natural-s.jp/shop/g/g509/

赤ちゃんのおしりやからだの荒れを防ぐための汚れふき取りローションです。直接おしりにスプレーした後、おしり拭きで拭き取ることで、うんち汚れやおしっこ、ニオイもきれいに取り除くことができます。女性のデリケートゾーンのケアにも。

-ノブ ベビー ミルキィローション

出典:NOV公式サイト(https://noevirgroup.jp/nov/g/g57802/

ノブ ベビーシリーズは、赤ちゃんの敏感なお肌にうるおいを与え、やさしく保護するために開発された低刺激性のベビー用スキンケアアイテムです。0歳から安心して使用できるように、赤ちゃんのお肌に必要なうるおい成分を厳選しています。保湿力が高く、乾燥から赤ちゃんのお肌を守ります。塗ったあとにべたつかないのも嬉しいポイントです。

-ベビーマドンナ ベビーバーユマドンナ

出典:マドンナ(https://www.madonna.co.jp/products/detail/23

100%天然成分のナチュラル馬油クリームです。低温抽出された馬油に含まれるα-リノレン酸と、オーガニックパルマローザから抽出された植物抽出オイルがバランスよく配合されており、赤ちゃんのデリケートな肌にうるおいを与えてくれます。やさしいハーブの香りが特徴で、生後0歳から安心して使えるクリームです。

まとめ

寒さと乾燥が気になる季節でも、しっかり保湿を行い赤ちゃんの肌を守ってあげることが大事です。適切な保湿アイテムを活用し、こまめな保湿をこころがけてください。ご自身のスキンケアも同時に行うことで、赤ちゃんと一緒に肌の健康を守っていきましょう。

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記事監修

奥野彰子/医師

奥野 彰子

医師・恵比寿アズクリニック院長

  • 東京慈恵会医科大学卒業後、東京慈恵会医科大学付属病院にて形成外科に入局。
  • 2008年より美容皮膚科 院長を15年勤める。
  • 2023年5月 恵比寿アズクリニック院長に就任。

詳細プロフィール

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