肌にやさしい泡洗顔、正しい手順は?オススメ洗顔フォームも紹介

「肌トラブルを解決するには、まずは洗顔から」と言われるほど、お肌にとって大切な洗顔。中でも泡洗顔は、しっかりと泡立てた洗顔料やせっけんを使って顔を洗うため、刺激が少なく肌にもやさしい方法として知られています。
しかし泡洗顔は、正しい方法で行わなければ新たに肌トラブルを招く恐れもあることをご存知ですか?そこで今回は、泡洗顔の正しい手順や、おすすめの泡タイプ洗顔料をご紹介していきます。ぜひ毎日のスキンケアの参考にしてみてください。

この記事のポイント

  • 泡洗顔のメリットとデメリットがわかる
  • 泡洗顔の正しい方法がわかる
  • おすすめの泡タイプ洗顔料3選がわかる

目次

泡洗顔は本当に肌にいいの?

泡洗顔とは、その名の通り洗顔料をしっかりと泡立てて行う洗顔方法のこと。まずはそんな泡洗顔のメリットとデメリットから考えてみましょう。

泡洗顔のメリット

泡洗顔の1番のメリットは、肌にやさしく洗える点です。
スキンケアによる肌への摩擦は、皮膚の老化を招く一因。中でも洗顔は汚れを落とそうとするあまり、最も摩擦を起こしやすいステップと言えます。
しかし泡洗顔であれば、皮膚と指との間に泡が入り込みクッションの役割を果たすため、摩擦を起こさず洗うことができるのです。乾燥肌や敏感肌でできるだけ刺激を加えずに洗いたい方、シミやシワなどのエイジングサインが気になる方には特におすすめの洗顔方法ですね。

また最もメジャーな洗顔方法のひとつであるため、商品展開が多いこともメリットです。肌質に合わせてアイテムを選ぶことができるだけでなく、価格帯の幅も広くご自身の予算に合わせて購入することが可能です。

泡洗顔のデメリット

泡洗顔最大のデメリットは、泡立ての手間がかかることでしょう。特に忙しい朝には、泡立てを煩わしく感じる方が多いかもしれません。
泡立てが不十分だと肌を擦りがちになり、泡洗顔のメリットを生かせなくなってしまいます。かえって肌荒れや乾燥の原因になることもありますので、しっかり泡立てることを意識しましょう。泡立てが苦手な方は、泡立てネットなどの道具を使ったり、泡で出てくるタイプの商品を選んだりしてみるのがおすすめです。

また商品展開が多いがゆえにアイテム選びに迷ってしまう人も多いです。肌質に合わないアイテムを使い続けることで、乾燥やニキビが慢性化してしまうことも。毎日使うものだからこそ、成分や肌との相性にこだわって選びたいものですね。

泡洗顔の正しい手順

泡洗顔の正しい手順を、5つのステップに分けてご紹介します。

STEP1|洗顔前に手を洗う

意外と忘れがちですが、洗顔前には必ず手を洗って清潔にしましょう
手は常にさまざまなものに触れているため、知らず知らずのうちに汚れているもの。その状態で顔を洗うと菌が繁殖する原因となり、ニキビの発生につながります。また手に余分な汚れや油分が残っていると、洗顔料の泡立ちが悪くなることも。
肌をきれいにするために、洗顔前にはハンドソープを使って手洗いを行ってくださいね!

STEP2|ぬるま湯で顔を濡らす

顔も水やぬるま湯でサッと洗い、軽く汚れを落としておきます。乾いた肌に直接洗顔料をのせると、洗顔料の泡がへたりやすくなり肌への摩擦につながります。
肌への負担を減らすために大切な工程です。

STEP3|洗顔料を泡立てる

洗顔フォームの要ともいえる泡立ての工程です。
濡れた手のひらに洗顔料を適量とり、水やぬるま湯を少しずつ加えながら、指先を使って空気を含ませるように洗顔料を混ぜ合わせていきます。
弾力のあるきめ細やかな泡になるまでしっかり行うことが大切です。手で泡立てるのが難しい場合は、泡立てネットを使ったり、泡立出るタイプの洗顔料を選んだりするのも良いでしょう。
また泡立てに時間をかけすぎと濡れた顔を放置していると、肌の水分がどんどん失われて乾燥肌の原因になります。できるだけ手早く泡立てるよう気を付けてくださいね。

STEP4|顔に泡をのせて洗う

しっかり泡立てられたら、皮脂の多いTゾーンから泡をのせていきます。その後クルクルと指先で泡を転がすようにしながら、頬や顎まわりに広げていきましょう。
このとき肌を擦らないよう注意してください。指で直接肌を触れるのではなく、洗顔料の濃密な泡で汚れを浮かせるイメージでやさしく洗うことが大切です。

STEP5|ぬるま湯ですすぐ

お風呂場で洗顔を行う場合、シャワーのお湯を直接顔にあてると肌への刺激になってしまいます。すすぎの際には、必ず手で水やぬるま湯をすくって顔にかけるようにしてください
洗顔料が肌に残っていると肌荒れの原因となりますので、すすぎ残しがないよう2030回はすすぐようにしましょう
すすぎ終わったら清潔なタオルでやさしく水分を拭き取ります。このときも肌を擦らず、タオルを軽く肌に押し付けるようにして水分を吸収させるのがポイントです。

泡洗顔で気を付けるべきこと

洗顔はパーソナルな空間で行うため、ついつい我流でやっているという人もいるでしょう。ここからは、泡洗顔を行う際に意外とやりがちなNG習慣をご紹介しますので、ご自身に当てはまる項目がないか確認しておきましょう。

洗顔のしすぎ

脂性肌の方や夏場で皮脂がきになるとき、ついつい1日に何度も洗顔をしてはいませんか?
やさしく洗い上げることのできる洗顔フォームですが、何度も洗うことで洗浄成分が肌の負担となる場合があります。また肌に必要な皮脂まで落としてしまい、乾燥につながることも。
洗顔フォームを使った洗顔は基本的には朝夜2。ただし乾燥肌の方は夜1回だけで十分な場合もありますので、ご自身の肌の調子をしっかり見極めましょう。

泡立てが不十分

「このくらいでいいだろう」と洗顔料をなんとなくで泡立てて、泡立ちが不十分な状態になってはいませんか?
へたった状態の泡で洗うと、肌を指で直接擦ってしまうことになり、肌への負担になります。洗顔料の量が少なすぎたり水の量が多すぎたりして、緩い泡になっていないか確認しましょう。
理想としては、泡をのせた手を逆さにしても落ちないくらい濃密でもっちりとした状態。弾力ある泡が肌と指の間でクッションの役割を果たすことで、肌への負担なく洗うことができるのです。

ゴシゴシ擦る

「洗顔を手早く済ませたい」「毛穴汚れをしっかり落としたい」と思うあまり、ついつい手に力が入ってしまうことがありますよね。しかしこれも肌には大きな負担となり、肌荒れだけでなくシミ・シワ・たるみを引き起こします。
洗顔フォームを肌にのせたら、肌の表面が動かないくらいの優しいタッチで洗いましょう。

泡タイプ洗顔料のオススメ3

最後におすすめの泡タイプ洗顔料を3つ紹介します。いずれも泡で出てくるポンプタイプで、泡立ての手間が省けるのがポイント。気になるアイテムをぜひチェックしてください。

ナビジョンDR ウォッシングフォーム

出典:ナビジョンDR公式サイト
価格:2,750円(税込)/200ml

保湿成分リピジュア®配合、うるおいを守りながら洗う濃密泡洗顔フォームです。
肌の油分や角質を必要以上に洗い流さない、アルコール(エタノール)フリー処方で、乾燥肌にも使いやすいのが特徴です。美容施術を受けた後の敏感な肌にもオススメです。
※恵比寿アズクリニックで取り扱っております

プラスリストア クレンジングソープ泡ホームケア

出典:プラスリストア公式サイト
価格:3,850円(税込)/200ml 7,920円(税込)/詰替用500ml

メイクも落とせる洗顔フォームです。不要な皮脂や角質を取り除きさっぱりと洗い上げます。
無香料・無着色など6つのフリー処方で刺激を抑える工夫をされているため、敏感肌さんも使いやすい洗顔料です。

ノブ ACアクティブ ウォッシングフォーム

出典:ノブ公式サイト
価格:2,750円(税込)/150ml

皮脂の気になる脂性肌や混合肌の方、ニキビ肌の方におすすめの洗顔フォームです。
ニキビの原因となる古い角質や皮脂を取りのぞくマイルドピーリング作用があり、透明感のあるなめらかな肌に導きます。

まとめ

洗顔の中でも王道の方法といえる泡洗顔ですが、知らずに間違った方法を続けてしまっていたという方も意外と多いのではないでしょうか。
自分に合った洗顔フォームを使い正しい手順で洗うことで、健やかなツヤ肌を保つことが可能です。この機会に泡洗顔のやり方を振り返り、ぜひ正しい方法を身につけてください!

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記事監修

奥野彰子/医師

奥野 彰子

医師・恵比寿アズクリニック院長

  • 東京慈恵会医科大学卒業後、東京慈恵会医科大学付属病院にて形成外科に入局。
  • 2008年より美容皮膚科 院長を15年勤める。
  • 2023年5月 恵比寿アズクリニック院長に就任。

詳細プロフィール

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