肌再生を促してハリ肌を手に入れる!スキンケアから美容医療まで紹介

肌トラブルやエイジングサインが気になると「できることなら自分の肌をリセットしたい!」と感じますよね。そんなときに役立つ概念が「肌再生」です。
今回は肌を生まれ変わらせて若々しいハリ肌を手に入れるためのスキンケアや、美容皮膚科でできる肌再生医療について解説します。今ある肌悩みを解消したいと感じている方の参考になれば幸いです。

この記事のポイント

  • 美容分野における肌再生
  • 美容医療分野における肌再生
  • 美容皮膚科でできる肌再生医療

目次

美容分野における「肌再生」とは?

ひとことで「肌の再生」と言っても、美容分野と医療分野でその意味が異なります。

美容分野において「肌の再生」とは新陳代謝、いわゆるターンオーバーのことを指す場合が多いです。皮膚組織の最下層にある基底層から新しい細胞が生まれると、徐々に肌の表面に押し上げられていき、やがて角質となって自然に剥がれ落ちる。この一連の流れがターンオーバーです。
ターンオーバーのサイクルは部位によっても異なりますが、顔の皮膚の場合は一般的に28日程度が目安となります。しかし加齢や生活習慣の乱れによってこのサイクルが乱れると、さまざまな肌トラブルとなって表面化するのです。
スキンケアやエステなどで目指せるのは、このターンオーバーを正常に整え健康な肌を保つこと。同時に食事や睡眠など生活習慣の見直しも重要になってきます。
ターンオーバーを正常に整えるのに役立つスキンケアや生活習慣のポイントについては、別の記事で紹介しています。ぜひそちらもあわせてご覧ください。

関連記事:【医師監修】肌のターンオーバーとは?乱れる原因と正常に保つ秘訣
https://az-clinic.tokyo/articles/turnover/

医療分野における「肌再生」とは?

美容皮膚科のクリニックにも肌のターンオーバーを促す美肌治療は存在します。しかし美容医療の分野において「肌再生」といえば、肌の細胞そのものに着目し、細胞レベルでの改善を目指す「肌再生医療」のことを指すことが多いです。いわゆる再生医療の一種ですね。
肌再生の施術にはさまざまな種類がありますが、いずれも肌本来がもつ再生能力を活性化させることでハリを生み出すことを目指します。スキンケアだけでは改善が難しいシワや軽度のたるみ、ニキビ跡などに効果を発揮するのが特徴です。

美容皮膚科でできる肌再生医療

医療分野における肌再生治療はどのようなものなのか、恵比寿アズクリニックで提供している施術を例にご紹介します。

ポテンツァ

針で肌表面に細かい穴をあけることで肌の再生を促すのと同時に、針先から高周波(RFのエネルギーを送ることができ、コラーゲン生成を促進させる施術です。クレーター状のニキビ跡や毛穴の開きに高い効果が期待できます。
高周波の熱エネルギーにより、施術しながら止血が行えるためダウンタイムが短いのが特徴です。
また独自のドラッグデリバリーシステムにより、薬剤の有効成分を効率的に真皮に届けることが可能です。

恵比寿アズクリニック公式YouTube

ダーマペン

髪の毛より細い極細の針で肌表面に小さな穴をあけ、肌がもつ自己治癒力によりコラーゲンやエラスチンの生成を促す治療です。
ポテンツァと同様クレーターや毛穴の開きの改善に人気の治療ですが、RF照射機能がないことがポテンツァとの大きな違いとなります。その分ポテンツァより安価で受けられるため、最初にダーマペンによる治療を何度か行い、ある程度肌の凹凸を改善させてから、ポテンツァによる治療に移行するといった方法をとる場合もあります。
恵比寿アズクリニック公式YouTubeチャンネルでは、ポテンツァとダーマペンの比較検証動画を公開しておりますので、ぜひご覧ください。

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PRP療法

「Platelet-Rich Plasma(多血小板血漿)」の略で、血小板を濃縮した血液成分を活用する治療を指します。美容医療分野においては肌育注射や薄毛治療として使用されますが、整形外科や歯科など幅広い医療分野で活用されています。
血小板には成長因子が豊富に含まれていることから、真皮層の繊維が細胞に働きかけ、皮膚の水分保持やハリの醸成に関わるコラーゲンやエラスチンなどの生成を促します。PRP製剤は自身の血液を加工して作るため、アレルギー反応の心配がない点がメリットです。
恵比寿アズクリニックでは、より純度の高いPRP製剤を使用するエルセファーを採用しています。 ドクターの手打ち、またはポテンツァやダーマペンなどのマシンによって注入します。 

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サーモン注射

サーモンDNAから抽出されるポリヌクレオチドを主体とした製剤を、肌に直接注入する美肌治療です。ポリヌクレオチドには、PRPと同様にコラーゲンエラスチンなどの生成を促す作用があり、乾燥肌や小じわ、毛穴の開きなどの改善におすすめです。
恵比寿アズクリニックでは「シルク肌注射」という施術名で提供しており、ルクセンブルクのMD Skin Solutions社が開発しEC承認も受けているプルリアルシルクプルリアルデンシファイ2つの製剤からお選びいただけます。
サーモンアレルギーの人は受けられない点がPRPとの大きな違いですが、比較的痛みやダウンタイムが軽い場合が多く、アズクリニックでも人気の施術です。

恵比寿アズクリニック公式YouTube

まとめ

深い肌悩みを根本から改善したい場合は、美容皮膚科で肌再生治療を受けるのが近道です。医師の診断のもと専門的な施術を受けることで、見違えるようなツヤ肌を手に入れることができるでしょう。
一方で、スキンケアや生活習慣の見直しも美肌のためには大切です。日々の積み重ねによりターンオーバーを正常に保つことで、あまりお金をかけずとも若々しい肌を維持することにつながります。
ご自身の肌の状態に合わせて、適切な肌再生を取り入れてみてくださいね。

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記事監修

奥野彰子/医師

奥野 彰子

医師・恵比寿アズクリニック院長

  • 東京慈恵会医科大学卒業後、東京慈恵会医科大学付属病院にて形成外科に入局。
  • 2008年より美容皮膚科 院長を15年勤める。
  • 2023年5月 恵比寿アズクリニック院長に就任。

詳細プロフィール

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