気が付いたら増えている目元の小ジワやたるみ、やつれて見えるクマ…目元の皮膚には何かとトラブルが起きがちですよね。
そんなデリケートな目元は、専用クリームでケアしましょう。この記事では、おすすめの目元専用クリームや、効果的な塗り方を紹介します。ぜひ普段のスキンケアにお役立てください!
この記事のポイント
目元専用クリームのおすすめ3選
目元のケアに普通のフェイスクリームや美容液を使っている人は、ぜひ目元専用のクリームを使ってみてください。特に医療専売アイテムは深い肌悩みにも効果を発揮してくれるのでオススメです。
そんな医療専売のアイクリームを、お悩み別に3つ紹介します。
クマが気になる|ゼオスキンヘルス ハイドラファーム
出典:ゼオスキンヘルス公式サイト
参考価格:20,460円(税込)/15g
年齢の出やすい目元の肌をケアするアイクリームです。
血行不良による青クマの改善に役立つサッカロミセス溶解質エキス、色素沈着による茶クマにアプローチするジパルミチン酸コジク、肌の凹凸やたるみによる黒クマに有効なカルニチン、カフェインなど、原因の異なるクマの改善に役立つ複数の成分を配合。さらに肌のターンオーバーを促すレチノールも含まれており、ふっくらとハリのある目元に導きます。
顔が疲れて見られやすい人や、明るい印象の目元を目指したい人にオススメです。
乾燥・小ジワが気になる|DRX ECアイクリーム
出典:DRX公式サイト
参考価格:4,950円(税込)/24g
肌のハリ・弾力に欠かせない、エラスチンとコラーゲンに着目した濃厚なアイクリームです。目元のハリを考えた、複数の保湿成分からなるエラストジェネシスコンプレックス配合で、ふっくらとしたハリ感をもたらすとともにうるおいを与えてくれます。
目元の乾燥によるキメの乱れや小ジワが気になる人に、ぜひ使ってみてほしいアイテムです。
くすみが気になる|リビジョンスキンケア C+アイコンプレックス
出典:リビジョンスキンケア公式サイト
価格:19,800円(税込)/14g
ビタミンC(アスコルビン酸テトラヘキシルデシル)を10%配合したアイクリームです。色素沈着によるくすみにアプローチし、明るい印象の目元に導きます。
また皮膚のハリやうるおいを保つのに役立つ2種類のペプチドや、メイクアップ効果により光を拡散するミネラル成分も配合。疲れた印象の目元をケアしたい人におすすめのクリームです。
目元のケアに専用クリームが必要な理由
スキンケアに目元専用クリームを取り入れるべき理由は、目元の皮膚が非常にデリケートであるという点に尽きます。顔の他の部位の皮膚に比べても刺激を受けやすいのです。
なぜ目元の皮膚はそんなにデリケートなのか、その理由を2つお伝えします。
目元の皮膚はとても薄いから
目元の皮膚は、頬に比べ3分の1程度の厚みしかないと言われています。
肌の弾力にかかわる真皮層の厚みも薄い分、ハリ感が失われやすくシワやたるみができやすい部位。さらに肌のバリア機能を担う角質層も薄いため、乾燥しやすい部位でもあり、小ジワやたるみなどの老化現象が現れやすいエリアなのです。
特に目をよく擦ってしまう人や、スマホやPCの影響で眼精疲労気味の人は要注意。肌への摩擦も他の部位よりダイレクトに刺激として伝わってしまうため、メラニンの過剰生成につながりクマやくすみにつながります。また目のまわりの筋肉が凝っていると血行が滞り、青クマの原因にも。
刺激に弱い部位であることを意識して、スキンケアはもちろん普段の何気ない行動にも気を付けることが大切です。
目元には皮脂腺が少ないから
目元が乾燥しやすいもう一つの理由として、他の部位より皮脂腺が少ないという特徴があります。「皮脂」と聞くと、ベタつきやテカリの原因となる悪者という印象を持っている人もいると思いますが、実は肌のバリア機能の一翼を担っている大切な要素。
皮脂膜が肌を適度に覆うことで乾燥を防ぎ、外部刺激から肌を守っているのです。
そのため皮脂腺が少ない目元の皮膚は乾燥しやすく、カサつきや小ジワが起きやすい部位と言えます。
目元が顔の他の部位よりデリケートであるということがおわかりいただけましたか?
だからこそ、目元に特有の肌トラブルを改善するには、成分濃度などの目元用に調整した専用クリームが役立つのです。
目元専用クリームの効果的な使い方
クリームを選べたら、塗り方も意識したいところです。より効果的な使い方をマスターすることで、目元のお悩みにしっかりとアプローチすることができるはずですよ。
基本の塗り方とタイミング
目元専用クリームを塗るのは、朝晩2回、スキンケアのタイミングが良いでしょう。
特に睡眠時には肌の修復が行われるため、夜はマストで塗りたいところ。また朝に塗ることで日中の乾燥から目元を守るとともに、化粧のりも良くなりますよ。
クリームを塗る際は指の腹を使って、目の下・目尻・まぶたにムラなく伸ばしていきます。このとき、過度に皮膚を擦るのは絶対にNG!刺激にならないようやさしく塗り込むのがポイントです。
シワが気になる目尻は、反対側の手で軽く皮膚を持ち上げ、シワの中に塗り込むようにするのがオススメです。ただし、このときも過度に皮膚を引っ張らないよう気をつけましょう。
目元を温める
アイクリームを塗る前に、目元を温めておくのもオススメの方法です。目元の筋肉の緊張をほぐすとともに、血行を促すことでクリームが肌になじみやすくなります。
クマやくすみの改善につながるため、目元を明るい印象にしたい人には特に取り入れてほしいひと手間です。
軽くマッサージするのも良いのですが、自己流の方法は目元の色素沈着やシワの原因となる場合もあるので注意が必要です。強い力でゴリゴリとほぐすのは絶対にやめてください。
眼精疲労に効果的とされるツボをやさしくプッシュする程度に留めると良いでしょう。
アイメイクのクレンジングにも要注意
目元はマスカラやアイライナーなど落ちにくいメイクアイテムが多く、クレンジングによる負担も大きくなりがちです。目元の皮膚を刺激しないためには、顔全体のクレンジングを行う前に、ポイントメイクリムーバーで目元の濃いメイクを落としておくことが大切。
ポイントメイク用に洗浄力が調整されたアイテムを使うことで、手早く、かつ負担なくメイクを落とすことができます。
①コットンにリムーバーを適量取る
コットンを強く持つと滴るくらいたっぷり染み込ませるのが◎
②まぶたにのせて待つ
コットンをまぶたにあて数十秒~1分くらいを目安に待ってから、やさしく拭き取る。
③まつ毛はやさしくつまんで引く
コットンでまつ毛を挟んで10秒程度おいてから、毛先に向かってやさしく指を引く。
④細かい部分は綿棒を使って落としきる
まぶたのキワや目尻に残ったアイラインは、リムーバーを染み込ませた綿棒の先端を使って優しく拭き取る。
マスカラが残っていたら、まつ毛の下にコットンを据え、上から綿棒でなでるようにするときれいに落ちる。
まとめ
目元の印象は、顔全体の印象を左右すると言っても過言ではありません。「まだまだエイジングサインは気にならないから大丈夫」と思っている人も、予防として早めに目元ケアを始めるのが吉。ぜひご自身の肌にあう目元用クリームを取り入れてみてください。
またメイク落としや普段のスキンケアが目元の皮膚の負担になっていないかも同時に見直すことで、より効果的に明るい印象の目元に近づくことができるはずです。