ハリのある肌を取り戻す!年齢肌のための美肌習慣&美容医療

皆さんは「肌のハリ」を意識したスキンケアを行っていますか?
肌にハリがあるとツヤが生まれ、毛穴も引き締まって目立ちにくくなるため、ツルンと若々しい肌印象につながります。ついついシミやシワなどわかりやすいエイジングトラブルのケアを優先してしまいがちですが、実はハリを高めるケアもとても大切なのです。
この記事では、肌のハリを高めるためのスキンケアや、ワンランク上のハリ感が目指せる美容医療について解説。「ピンと張ったツヤ肌を取り戻したい」「いつまでも若々しい肌を保ちたい」そう感じている人の参考になれば幸いです。

この記事のポイント

  • 肌のハリが低下する原因がわかる
  • 肌のハリを高める美容習慣がわかる
  • 肌のハリを高める美容医療がわかる

目次

肌のハリが低下する原因

肌のハリは、真皮層にあるコラーゲンエラスチンといった繊維状のタンパク質、そして水分を保つ働きを持つヒアルロン酸が支えています。これらは「細胞の工場」とも呼ばれる線維芽細胞が生成しているのですが、何らかの原因で細胞の生成が追いつかなくなるくらい肌がダメージを受けたり、線維芽細胞そのものの働きが低下したりすると、肌のハリや弾力が失われていくのです。
まずは肌のハリ低下を招く具体的な原因を見ていきましょう。

紫外線

肌のハリが失われる最も大きな原因は、目に見えない紫外線です。地表に届く紫外線にはUV-AUV-B2種類がありますが、特にUV-Aが関係しています。
UV-A
は波長が長いためにUV-Bに比べて到達力が高く、真皮層まで届くと言われています。そうして真皮層のコラーゲンやエラスチンを破壊し、線維芽細胞にもダメージを与えるため、肌のハリの低下やシワ・たるみにつながります。

UV-Aの怖いところは、浴びた直後には肌に大きな変化が見られない点にあります。エネルギーの強いUV-Bであれば、浴びた直後に赤くなったり黒くなったりヒリついたりといったわかりやすい変化が生じることが多いのですが、UV-Aの場合はそういった変化はあまりなく、じわじわと肌にダメージを与えます。だからこそ「紫外線を浴びている」という実感が薄く、知らず知らずのうちにダメージを蓄積してしまうのです。
またUV-Aは季節や天気による変動がそれほど大きくなく、さらに窓やカーテンも通過することがあるため、年間を通した紫外線対策が重要です。

加齢

肌のコラーゲン量は20代をピークに減少が始まると言われています。
特に女性ホルモンの一種であるエストロゲンが急激に減少する40代~50代には、肌のハリ不足を実感する人が増えてきます。エストロゲンは体内のコラーゲン産生に深くかかわっており、減少すると肌のコラーゲンも作られにくくなるためです。
こうした肌のエイジングを少しでも緩やかにするためには、年齢に応じてスキンケアを見直し、適切なお手入れをすることが大切ですよ。

肌の乾燥

肌が乾燥すると角質層のバリア機能が乱れ、線維芽細胞にもダメージが及びます。結果として肌の保水に関わるヒアルロン酸やコラーゲンの生成力が低下し、さらに肌が乾燥しやすくなるという悪循環に陥ってしまうのです。
乾燥肌や敏感肌の人はバリア機能が低下しがちなため、丁寧な保湿ケアが鍵となります。
一方、皮脂分泌が多くオイリーな肌の人も、実は肌内部の乾燥が隠れているケースがあるため要注意。肌の乾燥を補うために皮脂をたくさん分泌してしまう、いわゆるインナードライの状態です。「皮脂は多いけどカサカサ感や皮むけがある」という人はインナードライかもしれませn。しっかりと保湿ケアを行いましょう。

摩擦

見落としがちなのが、肌への摩擦です。
スキンケアやメイクの際についつい肌を擦っているという人はいませんか?摩擦は肌にダメージを与え、バリア機能の低下を招きますので、摩擦レスなケアを心がけましょう。
また、自己流のマッサージも肌ダメージの一因です。摩擦が加わることはもちろん、顔の靭帯が伸びてたるみの原因ともなりますので、むやみに力を込めたマッサージは控えましょう。

肌のハリを高める美容習慣

ピンと張った肌を保ち、さらにハリを高めていくにはどうしたら良いのでしょうか。
まずは毎日のスキンケアや生活習慣の見直しから始めてみませんか?今すぐ始められる美容習慣を紹介します。

紫外線対策を徹底する

紫外線は肌のハリを低下させる大きな要因。秋冬になると日差しが弱まるため、紫外線対策を軽く済ませる人は多いと思いますが、実は季節・天気を問わず、紫外線は地上に届いています。肌の健康を保つには365日欠かさず紫外線対策を行うことが大切なのです。

・日焼け止めやUVカット下地を毎日塗る
・数時間ごとに日焼け止めを塗り直す
・日傘や帽子で日差しを避ける

これを守るだけでも、肌へのダメージ蓄積は大きく軽減します。ただし日焼け止めを塗る際には、肌を擦らないよう注意してくださいね。

シワ対策美容液を取り入れる

コラーゲンやヒアルロン酸が肌のハリを支えているのは確かですが、これらを配合した化粧品を肌に塗っても、真皮層に直接届くことはありません。
そこでおすすめなのが、シワ改善効果のある有効成分を配合した美容液です。具体的な成分は次の通り。

レチノール ターンオーバーを促しコラーゲン生成をサポートする
ナイアシンアミド 真皮に働きかけコラーゲンの生成を促す
ニールワン コラーゲンの分解を防ぐ

これらの成分はいずれも肌内部のコラーゲンを守るのに役立ちます。特に美容液は、スキンケアアイテムの中でも美容成分を高濃度に配合している製品が多く、しっかりとエイジングケアがしたいという人にオススメです。
肌のハリ不足が気になる人はもちろん、乾燥による小ジワや開き毛穴の改善にも役立ちます。

プルエスト OGハイドレーティングセラムR+

OGハイドレーティングセラムRプラス
価格:5,335円(税込)/30ml
出典:プルエスト公式サイト

有効成分ナイアシンアミドを配合した薬用美容液です。ナイアシンアミドは真皮層に作用し、コラーゲンの生成を促す効果が認められています。同時に色素沈着を抑制しシミ・そばかすを予防することもでき、トータルなエイジングケアをかなえる成分と言えます。
またこちらの美容液は保水力に優れた独自のハイドロジェルをベースに、ヒアルロン酸やペプチドなどの保湿成分も配合し、土台から肌を整えてくれますよ。
恵比寿アズクリニックで取り扱っております

ゼオスキンヘルス デイリーPD

デイリーPD
価格:24,200円(税込)/50ml
出典:ゼオスキンヘルス公式サイト

パルチミン酸レチノールを配合した美容液クリームです。通常レチノールを使用した後に起こり得るA反応が起こりにくいため使いやすいのが特徴です。
オメガ-6セラミドの働きでバリア機能をサポート。外部刺激や乾燥から肌を守ると同時に初期のエイジングサインにもアプローチし、若々しく健康的な肌を保ちます。
恵比寿アズクリニックで取り扱っております

朝晩保湿を行う

肌のバリア機能を正常に保つ意味で、保湿ケアも重要です。皮脂分泌の多い脂性肌の方はTゾーンの保湿を軽めに済ませることもあると思いますが、実は保湿不足が過剰な皮脂分泌に繋がっている場合もあります。肌質にかかわらず、保湿はしっかりと行うようにしましょう。

保湿を意識するうえで、まず守りたいのがスキンケアの順番です。基本的には「洗顔化粧水乳液orクリーム」の順番で行います。こうすることで肌内部に化粧水の水分を閉じ込め、蒸発を防ぐことができます。美容液を使う場合は、化粧水の次に行いましょう。

化粧品を選ぶ際は、セラミドヒアルロン酸など保湿力が高い成分が配合されているものがおすすめ。空気が乾燥している日や、紫外線をたくさん浴びた日などは、化粧水やクリームを重ね付けするのも良いでしょう。

プルエスト VCハイドレーティングローションR

VCハイドレーティングローション R
価格:3,272円(税込)/120g
出典:プルエスト公式サイト

低刺激かつ高保湿の化粧水で、乾燥肌や敏感肌の方には特にオススメの1本です。
アミノ酸、セラミド、ヒアルロン酸などの保湿成分が豊富に配合されているほか、浸透型ビタミンC誘導体「APPSの働きにより、くすみや毛穴の開きなどにもアプローチ。とろりとしたテクスチャーですが、ベタつきにくいので肌質や季節を問わず使いやすいですよ。
恵比寿アズクリニックで取り扱っております

毎日の食事でインナーケア

バランスのとれた食事は、健康的な体と美肌をキープするために大切な要素です。おなじみの食材にも美肌づくりを助けてくれるものがたくさんありますので、小鉢やお味噌汁の具としてプラスするなど、積極的に摂取してみてください。

ビタミン類

お肌の健康に欠かせないのがビタミン類。黄色野菜などに多く含まれるビタミンAビタミンCは、肌にハリやツヤを与えてくれます。
またビタミンB群は皮脂分泌を正常に保つ働きがあり、特に脂性肌さんはしっかり摂りたい栄養素。かつお・まぐろ・さんま・レバー・バナナ・にんにくなどに多く含まれています。
どうしても食事で摂取しきれない場合には、サプリメントで補うのもひとつの方法です。頼りきりは良くありませんが、上手に活用したいものですね。

イソフラボン

美肌ホルモンとも呼ばれる女性ホルモンの一種エストロゲンとよく似た働きをします。
豆乳・納豆・豆腐・味噌などの大豆製品に多く含まれています。
ちなみに納豆には、血液をサラサラにするナットウキナーゼという成分も含まれているので一石二鳥です。

亜鉛

亜鉛が不足すると、肌のターンオーバーが乱れて肌トラブルにつながります。カキ・ホタテ・カニなどの魚介類や、玄米・納豆・アボカドなどに多く含まれます。

体が温まるもの

体が温まる食べ物で血行を促進し、代謝を上げることも大切です。
野菜は生よりも温野菜が◎。生姜にんにくなど体を温める作用のある食品も積極的に食べましょう。
具沢山の野菜スープみそ汁などは、先にお伝えした栄養素も摂取できるのでおすすめです。ただしビタミン類には熱に弱いものもあるので注意してください。

睡眠で美肌を回復

肌の機能回復にとても重要なのが良質な睡眠です。肌の生まれ変わりであるターンオーバーは睡眠時に最も活発に行われているため、睡眠不足が続くとあらゆる肌トラブルが起こりやすくなります。当然コラーゲン生成を妨げる要因にもなるため、17時間ほどの睡眠時間を確保し、質の高い睡眠をとるよう心がけましょう。
特に入眠後3時間くらいの時間は、肌の代謝に関わる成長ホルモンが活発に分泌されると言われています。入眠直後からしっかりと深い睡眠状態に入ることで、肌細胞の回復・再生が促進されるのです。
質の良い睡眠が取れるよう、寝る前はPCやスマートフォンを見ないようにしたり、好きな音楽やアロマでリラックスしたりと、入眠環境を整える工夫をしてみましょう。

肌のハリを高める美容医療

「セルフケアだけではなかなかハリ感が回復しない」「ワンランク上の肌を目指したい」
そんなみなさんは、美容皮膚科で施術を受けるのもひとつの方法です。最後に、ハリ感アップにつながる美容医療について紹介します。
なお公式YouTubeでも同じ内容を解説していますので、動画の方が見やすいという方はこちらをご覧ください。

恵比寿アズクリニック公式YouTube

マッサージピール

PRX-T33®という薬剤を使用したケミカルピーリングの1種で「コラーゲンピール」とも呼ばれています。
コラーゲンの生成を促すトリクロロ酢酸を高濃度で配合しながら、過酸化水素をあわせることで肌への刺激は最小限に抑えられます。施術後は稀に赤みなどが起きる場合もありますが、基本的にダウンタイムはありません。
一般的にケミカルピーリングは肌の表面に作用するものをイメージされる方が多いと思いますが、マッサージピールはより深い真皮層に働きかけることができるため、肌のハリ不足や乾燥に悩む方におすすめです。

恵比寿アズクリニック公式YouTube

ポテンツァダイヤモンド

ポテンツァダイヤモンドは、2種類の高周波を同時に照射することで肌のたるみを改善する施術です。高周波の熱で線維芽細胞を刺激し、コラーゲンやエラスチンの生成を促すことにつながります。
ポテンツァと聞くと、針のついたチップで肌を刺すニードルRF治療をイメージされる方が多いと思いますが、ダイヤモンドチップには針がなく、施術中の痛みやダウンタイムはほとんどありません。痛みに苦手な人でも安心して受けられる点がメリットです。
また、たるみ治療として人気の施術にハイフがありますが、これはより深い脂肪層や筋膜層にアプローチするという特徴があります。肌のハリや弾力を高める目的であれば、より浅い層にアプローチするポテンツァダイヤモンドの方が適している場合が多いです。

恵比寿アズクリニック公式YouTube

シルク肌注射(サーモン注射)

サーモンDNAから抽出されるポリヌクレオチドを主体とした製剤を、肌に直接注入する美肌治療です。
ポリヌクレオチドには、皮膚の水分保持や弾力に関わるコラーゲンエラスチンなどの生成を促す作用があり、肌のハリ不足や小じわ、乾燥などのお悩みにおすすめです。ダウンタイムや施術中の痛みはありますが、着実な肌質改善が目指せますよ。
恵比寿アズクリニックでは「シルク肌注射」という施術名で提供しており、ルクセンブルクのMD Skin Solutions社が開発しEC承認も受けているプルリアルシルクプルリアルデンシファイ2つの製剤からお選びいただけます。

恵比寿アズクリニック公式YouTube

ヒローウェーブ(ヒアルロン酸注入)

ヒアルロン酸製剤の一種であるヒローウェーブもハリの改善に役立ちます。
ヒローウェーブは、低分子ヒアルロン酸と高分子ヒアルロン酸の両方を配合しているのが特徴です。低分子ヒアルロン酸は素早く肌に馴染んで即効性のある保湿効果を実現。一方高分子ヒアルロン酸は肌内部の環境を整えて中長期的なコラーゲン生成を促進してくれます。
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種のヒアルロン酸の作用で、乾燥肌、ハリ不足、ボリューム不足など幅広い肌悩みを1度の施術で改善することができる、画期的な製剤なのです。
注射製剤のため施術中の痛みや内出血などが生じることはありますが、ヒアルロン酸特有の不自然な仕上がりになることが少なく、初心者でも受けやすい点がメリットです。

ショッピングリフト

ややダウンタイムのある施術にはなりますが、ショッピングリフト(ショートスレッド)もハリ肌を目指す人にオススメです。
ショッピングリフトはいわゆる糸リフトとは異なり、2.54cm程度の短く細い糸を40100ほど皮膚に挿入する施術です。その刺激によって組織の再生を促し、肌のハリ・弾力を高めることにつながるのです。
糸リフトのように顔全体の強いたるみを引き上げる力はありませんが、肌のハリ不足が気になる部位をピンポイントで改善するのに向いています。

まとめ

肌のハリが高まると、一気に「肌がきれいな人」という印象が強くなります。また若いうちから肌のハリを意識しておけば、艷やかな肌をキープすることができるでしょう。
「最近肌に元気がないな…」と感じたら、もしかしたらハリが低下しているのかもしれません。今回紹介した美容習慣や美容医療を取り入れて、若々しい肌を取り戻しましょう!

※記事内でご紹介している各商品は記事執筆時の情報に基づいて掲載をしており、変更となっている可能性がございます。ご購入の際は最新情報をお確かめください。

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監修医師紹介

奥野彰子/医師

奥野 彰子 / Akiko Okuno

医師・恵比寿アズクリニック院長

  • 東京慈恵会医科大学卒業後、東京慈恵会医科大学付属病院にて形成外科に入局。
  • 2008年より美容皮膚科 院長を15年勤める。
  • 2023年5月 恵比寿アズクリニック院長に就任。

監修医師詳細プロフィール

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