健やかな肌の維持に欠かせないボディクリーム。全身を保湿してお肌を乾燥から守ってくれる、心強い味方です。
「全身の乾燥対策」と聞くと、外気が乾燥する冬に行うものと思いがちですが、実は肌の露出が増える夏場にも乾燥対策が不可欠です。冬場のように乾燥による痒みが出ない場合もあり、知らず知らずのうちに肌が乾燥してしまうことが少なくありません。
今回は、オールシーズン使えるものから季節ごとのオススメまで、さまざまなボディクリームを紹介していきます!ボディクリームを塗る際のコツもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
この記事のポイント
乾燥肌ケアのボディクリーム選びで注目すべきポイント
さまざまな商品が出ているボディクリーム。どれを選んだら良いか迷ってしまうこともあると思います。
そこでまずはボディクリームを選ぶ際に注目すべきポイントについてご紹介します。
ご自身が最も重要視しているのは何なのかを把握することで、アイテムが選びやすくなりますよ。
配合成分
ボディクリームにはさまざまな保湿成分が配合されています。セラミドやヒアルロン酸、コラーゲンなど、どんな種類が入っているのかを確認しましょう。
特に乾燥を強く感じる場合には、馬油やワセリンなどの油性成分を豊富に配合したアイテムがオススメです。
また肌悩みによっても必要な成分が変わってきます。ご自身の肌の状態に合わせて選んでみてください。
肌荒れ・乾燥肌 | 抗炎症成分(グリチルリチン酸2K、CICAなど) |
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シミ・くすみ | 美白有効成分(トラネキサム酸、ビタミンC誘導体など) |
つけ心地
毎日ケアを続けるためには、つけ心地が好みに合っていることも重要です。
乾燥が特に気になる場合には、基本的にこっくりとしたテクスチャーのものを選ぶのがオススメですが、夏場などはベタつきが気になってしまうことも。
また、あまりに固いものは塗り伸ばす際に過度に肌を擦ってしまう場合があるため注意が必要です。
軽い使用感のアイテムも数多くありますので、保湿力と使用感のバランスをみて選ぶのが良いでしょう。
また全体的にはサラサラと塗り伸ばしやすいものを使い、乾燥しやすい手・肘・膝などは濃厚なテクスチャーを使うなど、部位によって使い分けるのもオススメです。
香りの好み
自分好みの香りのアイテムを選べば、スキンケアしながら気分もリラックスすることができます。フローラル系や柑橘系などさまざまな種類がありますので、香りを重視して選んでみるのも楽しいですよ。
逆に化粧品の香りが苦手な方や、香水を併用したい方などは、無香料タイプを選ぶのが良いでしょう。
価格
ボディクリームはさまざまなメーカーが販売しているため、価格帯の幅も非常に広いです。
高価なものには効果的な保湿成分や美容成分が豊富なアイテムが多いですが、高ければ良いというわけでもありません。最近では、手ごろな価格で購入できる高機能なボディクリームもたくさんあります。
保湿ケアは毎日の継続が大切ですので、無理なく続けられる価格帯のものを選びましょう。
乾燥肌にオススメのボディクリーム5選
ここからは具体的なオススメアイテムを紹介していきます。成分面やテクスチャーなど幅広くピックアップしていますので、気になるものがあればぜひ試してみてください。
松山油脂 シア脂の全身保湿クリーム
出典:松山油脂公式サイト
価格(税込):1,485円/170g
低刺激かつ無香料で敏感肌の方も使いやすいボディクリームです。有機・無農薬栽培のシア脂が角質層に浸透しながら、肌表面にうるおいの膜を密着させ、水分の蒸発を防ぎます。
しっかり保湿しながらもみずみずしい質感で、伸ばしやすくベタつきにくいのがポイントです。
メンターム メディカルクリームG
出典:近江兄弟社公式サイト
メーカー希望小売価格(税込):1,694円/145g
乾燥からくる肌荒れが気になるときにぴったりな薬用ボディクリームです。グリチルリチン酸2Kやトコフェロール酢酸エステルなど5種類の有効成分が配合されており、肌荒れ予防や乾燥予防に役立ちます。
重めのテクスチャーでやや伸びにくいため、手のひらで温めて柔らかくしてから全身に伸ばしていくのがオススメ。
また無香料ですが、有効成分dl-カンフル特有のスーッと清涼感のある香りします。
ノブ オリゴマリン ボディミルク
出典:ノブ公式サイト
価格(税込):1,980円/100g
ノブ独自の保湿成分オリゴマリン(濃縮海水)を配合したボディクリームです。
有効成分としてグリチルレチン酸ステアリル、酢酸トコフェロールを配合した薬用クリームで、肌荒れを防ぎながらハリとうるおいのあるお肌に導きます。
乳液のようなみずみずしいテクスチャーのため伸ばしやすく、無香料・低刺激。幅広い肌タイプの人に使いやすいクリームと言えます。
ラロッシュポゼ リピカ フェイス&ボディバームAP+M
出典:ラロッシュポゼ公式サイト
価格(税込):4,070円/200g
生後3カ月の赤ちゃんから大人まで使える、無香料の敏感肌用保湿クリームです。顔と身体両方に使うことができ、ベタつきにくいのが特徴です。
独自の整肌成分アクアポゼフィリフォルミスをはじめ、シア脂やナイアシンアミドなどさまざまな保湿・美容成分を配合。刺激を受けやすい状態の肌の方にもオススメです。
ロクシタン アーモンドミルクコンセントレート
出典:ロクシタン公式サイト
価格(税込):6,600円/200g
上品で甘いアーモンドの香りが特徴のボディクリームです。アーモンドプロテインとアーモンドオイルが配合されており、なめらかでハリのある肌に導きます。
スッと伸びてベタつかず、しっかり保湿もしてくれるので非常に使いやすいのがポイントです。
ほのかな香りにリラックスできるので、プレゼントとしてもオススメです。
ボディクリームの効果的な塗り方
ボディクリームは、塗るタイミングによって肌へのなじみ方が大きく異なります。
しっかりと潤いを与えたいなら、入浴直後の使用がオススメ。肌が温まっているため少量のクリームでも伸ばしやすく、水分の蒸発から肌を守ってくれる効果も期待できます。さらに入浴によって奪われた皮脂を素早く補ってくれるメリットも。
ただし入浴後にボディクリームを塗っても、日中になると乾燥が気になってしまうという場合には、お出かけ前にも薄く塗っておくと良いでしょう。
また特に紫外線の強い季節には、日焼け止めを塗るケースもありますよね。そんなときはボディクリームを塗って1~2分待ち、肌にしっかりなじんだところで日焼け止めを塗れば、お互いの効果を相殺しないで済みますよ。
まとめ
夏のお肌も、エアコンの風や紫外線の影響で知らず知らずのうちに乾燥しています。
うるおいを常にキープするために、季節を問わずボディクリームで保湿をすることが大切です。
自分好みのアイテムを見つけて、リラックスしながらボディケアを続けていきましょう。