頬がたるんでしまうと、ほうれい線や毛穴が目立ったり、さらにはフェイスラインがぼやけて見えたりと、実年齢より老けて見えがちです。
たるみは気づいたら早めに対処することが大切。時の流れを止めることはできませんが、肌の衰えをさまざまなケアで遅らせることは可能です。
この記事では、たるみの対処方法やおうちですぐにできるマッサージなどをご紹介します。
この記事のポイント
頬のたるみが見られる3つのサイン
頬のたるみは主に、ほうれい線・頬の毛穴・顔の輪郭の3つの部分に現れます。これらが進行すると、老化が加速し、実際の年齢よりも老けて見られがちになります。そのため、たるみの初期サインを見逃さずに、ケアを開始することが重要です。
サイン①ほうれい線が深くなってきた

ほうれい線はもともとの骨格的に目立ちやすい人もいるため、「ほうれい線がある=たるみ」とは言い切れません。しかし、年齢の経過とともにほうれい線が深くなってきている場合は、たるみが進行しているサインと言えるでしょう。
頬の脂肪や皮膚が重力に引かれて下に落ちてくると、ほうれい線の溝が目立つようになり、放っておくとくっきりとしたシワを形成します。そうなってから改善するのは時間もコストもかかるので、「うっすらとした影が目立つようになってきたな」という段階で速やかに対策をスタートしましょう。
サイン②しずく型の”たるみ毛穴”

頬の毛穴が丸い状態から涙型に開いてきたら、たるみが始まったサインです。
頬の皮膚がたるむと毛穴もそれに合わせて引き伸ばされ、形が崩れることでたるみ毛穴を形成します。進行すると毛穴同士が線でつながり帯状毛穴と呼ばれる状態になることも。
「毛穴が目立ってきた」「最近化粧のりが悪い」と感じている人は、毛穴一つ一つの形をよくチェックしてみましょう。斜めに下がってきている場合は、たるみの影響が大きく出ています。
改善にはリフトアップケアを取り入れることが有効です。
サイン③フェイスラインがはっきりしなくなってきた
かつてはシャープだったあごのラインや顔の輪郭が、はっきりしなくなってきたと感じるのも、たるみの兆候です。血流が悪くなり、老廃物の排出がスムーズでなくなると、余分な水分や脂肪が蓄積しやすくなり、結果としてセルライトが形成されます。これが原因でフェイスラインが曖昧になり、顔が大きく見える原因になります。体重に変化がないにも関わらず、二重あごが目立つようになった場合も同様です。マッサージを定期的に行い、老廃物の排出を促進することが、たるみの改善に向けた一歩となります。
頬のたるみを引き起こす原因
これらの頬のたるみ、さまざまなことが原因となって起こります。ひとつひとつみていきましょう。
肌のハリと弾力の低下

肌の深層部にある真皮層では、線維芽細胞がコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸を作り出しており、これらが肌の表面のハリや弾力を維持しています。しかし、年齢を重ねるにつれてコラーゲンの生成が減少し、コラーゲンとエラスチンの結びつきも弱くなります。紫外線や乾燥、生活習慣の乱れ、喫煙などが原因で、肌の保湿力も低下しがちです。これらの影響で肌はハリと弾力を失い、しわやたるみなどの老化現象が顕著に現れやすくなります。
乾燥

加齢と共に、肌の内部での水分保持能力も低下します。さらに、紫外線やエアコン、喫煙などの環境的要因、スキンケアの不足などにより、肌表面の乾燥は加速します。
乾燥が進むと、肌のターンオーバーが乱れ、角質層の状態が不安定になります。これにより、肌のバリア機能が低下し、外部からのダメージを受けやすくなります。これが、たるみや肌荒れ、くすみなどのさまざまな肌トラブルの原因となってしまうのです。年齢や肌の悩みに合わせた化粧品を選び、保湿を中心としたスキンケアを心がけましょう。
表情筋の弱まり

表情を作る際に働くのが、顔に存在する表情筋です。特に、口元を囲む「口輪筋」、頬を引き上げる「小頬骨筋」、口角を上げる「大頬骨筋」の衰えが、ほうれい線の形成や頬のたるみの原因となります。しかし、表情筋も他の筋肉と同様に、適切な運動により鍛えることが可能です。簡単な表情筋トレーニングを日常に取り入れたり、人と話すときに表情をよく動かすよう意識したりすることで、日常の中で表情筋を鍛え、たるみの予防に努めることができます。
たるみを改善するセルフケア
頬のたるみを根本から解消するためには、セルフケアでは不十分なことがほとんどです。しかし、たるみの予防や、それ以上の悪化を食い止める意味で、毎日ケアすることは非常に重要です。
ここで役立つのが、たるみ解消(予防)マッサージと、たるみ予防効果のある美容液を取り入れること。毎日のケアに、ほんの少しプラスするだけで全然違います。
頬のたるみを引き上げるセルフマッサージ手順
マッサージを行うときは、まずクリームを顔全体に広げます。次に手のひらでのばしたクリームを首にも塗布し、リンパに沿ってデコルテに向けて流すのがコツです。
以降の手順は以下の通り。
①4本の指の腹を鼻の横に添え、ほうれい線を顔の外側へ引き伸ばすようにほぐす
②手のひら全体で鼻の横から顔の外側へ流す
③1でほぐした場所を上下に揺らして刺激する
④2同様に流す(最後デコルテまで流すとよりGOOD!)
⑤手と反対側の側頭部を頭の後ろからかきあげ、空いた方の手で頬のお肉をつまみほぐす
⑥グーをつくって、こめかみ辺りから頭に向け外側へ流す ※左半顔→右半顔の順で
たるみ予防に役立つ美容液
美容液は積極的な肌悩みの改善を目指して設計されるため、成分濃度の高いアイテムが多いという特徴があります。そのため、しっかりとエイジングケアに取り組みたい人は、まず美容液を取り入れるのがオススメです。
たるみ予防に効果的なのが、コラーゲンなどの弾力組織を増やしてくれる美容成分したもの。代表的な成分としては、レチノール、ビタミンC誘導体、ナイアシンアミド、EGF(上皮細胞成長因子)などがあります。
ただし、ものによっては皮むけなどの副反応が起こる場合もありますので、ご自身の肌に合うものを見つけてみてください。
プルエスト OGハイドレーティングセラムRプラス
有効成分ナイアシンアミドを配合した薬用美容液です。ナイアシンアミドは、真皮の線維芽細胞に働きかけて、コラーゲンの生成を促します。乾燥によるしわの改善や、たるみの予防ができるため、弾力が低下してきた肌におすすめです。また、保水力に優れた独自のハイドロジェルがベースになっているため保湿効果も高く、土台から肌を整えることが可能です。
※恵比寿アズクリニックで取り扱っております
ゼオスキンヘルス デイリーPD
パルチミン酸レチノールを配合した美容液クリームです。通常レチノールを使用した後に起こり得るA反応が起こりにくいため使いやすいのが特徴です。
オメガ-6セラミドの働きでバリア機能をサポート。外部刺激や乾燥から肌を守ると同時に初期のエイジングサインにもアプローチし、若々しく健康的な肌を保ちます。
※恵比寿アズクリニックで取り扱っております
改善に向けた日常生活のポイント
たるみのケアをいくら一生懸命していても、なかなか改善が見られない場合もあります。そんなときは日常生活の中で無意識に行っている姿勢や習慣が、たるみに影響している可能性があります。たとえばパソコン作業中の猫背や歩き姿勢などが、知らず知らずのうちにたるみを引き起こしているかもしれません。また、糖分を過剰に摂取することが肌のエイジングを加速させるという研究結果も出ています。若々しい肌を保つためには、これらの悪い習慣を直す必要があります。
姿勢をただす

猫背の姿勢が定着してしまうと、見た目の印象を老けさせるだけでなく、たるみや首のしわの原因にもなります。デスクワークが中心で常に下向きの姿勢をとっている場合も注意が必要です。皮膚は一枚でつながっているため、首や肩回り、鎖骨周辺に老廃物が溜まることで、たるみが生じやすくなります。仕事や家事の合間に、簡単なストレッチを取り入れて肩や肩甲骨をほぐすことが、たるみ防止につながります。
顔を触るクセをやめる
頬杖をついたり、顔を触ったりする癖があると、皮膚が不適切な方向に引き伸ばされることで、知らず知らずのうちにたるみやしわを招いてしまいます。特に、スキンケアやセルフマッサージを行う際に無意識に力を入れて皮膚を引っ張っていることが多いです。顔に触れる時は、皮膚を強く引き伸ばさないよう、やさしいタッチを心がけましょう。
甘いものの食べ過ぎはNG
ストレス解消やリラックスのためにスイーツを楽しんでいるという人は多いと思います。確かに、甘いものを食べることで得られる幸福感は魅力的ですが、その裏でたるみやシワなど、肌のエイジングを加速させる原因となっています。過剰に摂取された糖分は体内のタンパク質と結合し、糖化反応を引き起こします。これによって肌のハリや弾力を支えるコラーゲンやエラスチンが減少しやすくなるため、結果としてたるみやシワが生じやすくなってしまうのです。
日々のスキンケアに加え、糖分の摂り過ぎにも注意を払い、バランスの良い生活を心がけることが、美肌を保つ秘訣となります。
美容皮膚科で頬のたるみ対策
一度たるんでしまった頬を引き締めたい場合、セルフケアだけでは不十分。「できるだけ早くたるみを解消したい」「着実に効果を実感したい」と考えている人は、美容医療に頼るのがオススメです。自費診療のためある程度の費用は必要ですが、施術後すぐに効果を感じられるものも多いです。
たるみ治療としては美容外科で行われるフェイスリフトが効果的ですが、どうしてもダウンタイムが生じてしまう点がデメリット。一方美容皮膚科で提供される治療はダウンタイムがない、あるいはごく軽い施術が多く、時期を選ばず受けやすいという点が魅力です。
最後に、恵比寿アズクリニックで提供している施術の中から、頬のたるみ改善に効果的なものを紹介します。
糸リフト

糸リフトとは、医療用の特殊な糸を顔の皮下組織に挿入し、たるみを根本から引き上げるリフトアップ治療です。コラーゲンの生成を促進し、肌のハリや弾力を自然に回復させる効果も期待できます。最新の糸リフトはメスを使用せずに施術ができ、最短30分で施術が完了。その即効性とダウンタイムの短さで、忙しい方にも人気の高い治療となっています。
ヒアルロン酸注入
ヒアルロン酸注入は、体内に元々存在するヒアルロン酸を補うことで、シワやたるみを目立たなくし、肌にハリと潤いを取り戻す治療です。こめかみや頬骨の下など、加齢とともにボリュームが失われがちな部位に注入することで、顔全体が引きあがり、たるみやほうれい線などを目立たなくさせる効果も期待できます。施術時間が短く、ダウンタイムもほとんどないため、日常生活にすぐ戻れるのも大きな魅力です。
▶ヒアルロン酸注入詳細 https://az-clinic.tokyo/hyaluronic/
HIFU(ハイフ)

ハイフは超音波の力を使い、切らずにたるみやしわを改善する美容治療です。特定の深さの皮膚層に超音波エネルギーを集中させ、コラーゲンの再生を促して肌の引き締めとリフトアップを実現します。顔全体のたるみはもちろん、ほうれい線や目元の小じわにも効果的で、自然で若々しい印象を取り戻せます。アズクリニックで使用している「ウルトラフォーマーMPT」というハイフ治療器は、2つの照射モードを使い分けることにより、痛みを抑えながら治療することが可能です。
XERF(ザーフ)

ザーフは高周波(RF)の熱エネルギーを活用したたるみ治療機です。最大の特徴は、世界初のデュアルモノポーラ技術、つまり2つの波長の高周波を同時に照射可能なマシンである点で、真皮層から脂肪深層にまで幅広くアプローチすることができます。
脂肪や皮膚の引き締めに加え、熱ダメージからの回復過程でコラーゲン産生作用も期待でき、肌の保水力を高めることにもつながります。
脂肪の厚みが気になる人は、ハイフとの組み合わせ治療もオススメです。
ポテンツァダイヤモンド
ポテンツァは、ザーフと同様に高周波(RF)のエネルギーを活用した美容施術です。チップをカスタマイズすることで、さまざまな肌悩みに応じた治療ができ、中でも「ダイヤモンドチップ」には針がなく、痛みやダウンタイムを気にせず施術を受けられます。
ポテンツァダイヤモンドは、高周波の熱を深く届けるモノポーラと、広く均一に届けるバイポーラ、2種類の高周波を連続照射できるという特徴があります。デュアルモノポーラ(2つの周波数のモノポーラ)を搭載したザーフと比較し、高周波の到達域は浅めですが、その分肌の表面に熱エネルギーを作用させるのが得意です。
皮膚たるみや乾燥小じわが気になる人、肌のハリツヤを高めたい人、痩せ型で脂肪の厚みがあまりない人には、ポテンツァダイヤモンドによるたるみ治療がオススメです。
▶ポテンツァ詳細 https://az-clinic.tokyo/potenza/
まとめ
年を重ねることを止めることはできませんが、見た目を若々しく保つことは努力次第で可能です。さまざまなケア方法がありますが、何より大切なのは無理なく続けることです。焦らず、諦めず、楽しんでケアを続けることで、徐々にその効果を実感できるでしょう。

OGハイドレーティングセラムRプラス
デイリーPD


