秋から冬にかけて気になりだす肌の乾燥。乾燥は肌の老化を早めるだけでなく、肌荒れやニキビ、痒みなどのトラブルも引き起こしてしまいます。
そんな悩める乾燥肌さんにとって、クリームは必需品ですよね。
今回は乾燥の季節にオススメのクリームを顔用・身体用に分けてご紹介します。
さらに乾燥肌の方にぜひ実践してほしい、クリームを使った乾燥克服テクニックもお伝えしますので、うるおいに満ちた肌を目指すヒントにしていただければと思います!
この記事のポイント
クリームが乾燥肌に不可欠な理由
乾燥肌とは、皮脂や水分が不足した肌の状態を言います。
通常、皮膚の表層にある「角質層」がバリアの役割を果たし、紫外線や雑菌などの外部刺激からお肌を守っているのですが、肌にうるおいが不足した状態ではこの「バリア機能」が正常に働かず、外部刺激に対して過敏に反応してしまうのです。
結果として痒みが起きやすくなったり、肌荒れを引き起こしたりといった肌トラブルにつながります。
そのため乾燥肌には、肌内部のうるおいを蒸発から守り、肌のバリア機能をサポートするフェイスクリームやボディクリームが必須なのです。
クリームで保湿することで肌の水分や油分が保たれ、次第に健康的な肌に改善していくことができますよ。
ただし痒みがあまりにひどい場合や発疹を伴うような場合には、乾燥だけではなく皮膚の病気が潜んでいる恐れもあります。そのような状態に悩んでいるという方は、1度皮膚科を受診してみるのが良いでしょう。
乾燥肌におすすめのクリーム|フェイス編
顔はエアコンの風などが当たりやすく、特に乾燥が気になる部位。しかし朝にクリームを使う場合にはメイクとの相性も大切になるため、アイテム選びに悩んでいる方も多いと思います。
今回はテクスチャーにも注目し、オススメのフェイスクリームを3つピックアップしました。ぜひ参考にしてください。
プルエスト RFハイドレーティングクリーム
出典:PLUEST公式サイト
価格(税込):5,060円/50g
保水力の高いハイドロジェルを基にした独自の高保湿技術で、朝まで続くうるおいを実現するクリームです。
ヒト型セラミドをはじめ、ヒアルロン酸・スクワラン・ツボクサ・ペプチドなど、保湿やエイジングケアに効果的な成分が含まれており、肌のバリア機能をサポートし乾燥からお肌を守る心強い味方になってくれますよ。
伸びが良くみずみずしいテクスチャーが特徴で、朝のメイク前にも使いやすいのもポイントです。
※恵比寿アズクリニックで取り扱っております
ゼオスキンヘルス RCクリーム
出典:ゼオスキンヘルス公式サイト
参考価格(税込):15,400/50ml
ヒト型セラミドであるセラミドNGを配合した美容クリームです。セラミドNGは、人間の肌が自然に生み出すセラミドに構造が最も近いため角質層への浸透性が高く、保湿力が優れているのが特徴です。乾燥を防ぎながら肌のバリア機能を高め、肌を健やかに保つ効果が期待できます。
他にも、シワやたるみなどのエイジングケアに効果的なレチノール、肌のハリや弾力をアップさせるアセチルヘキサペプチド-8が配合されています。
しっとりとした使い心地のため、特に夜のスキンケアにオススメです。
ナビジョンDR TAバリアクリーム
出典:ナビジョンDR公式サイト
価格(税込):8,800/25g
乾燥と同時にくすみも改善したいという方におすすめのクリームです。
メラニンの生成を抑えるトラネキサム酸に加え、グリチルリチン酸ジカリウム、酢酸DL-α-トコフェロールと3つの有効成分を配合。乾燥による肌荒れが気になるときにも使いやすいのが特徴です。
こちらも夜のスキンケアの最後に使うのがオススメですよ。
乾燥肌におすすめのクリーム|ボディ編
「顔はしっかり保湿しているけど、ボディは忘れがち」という人はいませんか?
うっかりしていて気が付いたらガサガサに…なんて自体にならないよう、日ごろからボディケアもしっかり行いたいものです。
たっぷり使えるコスパ優秀アイテムから香りでリラックスできるご褒美アイテムまで、オススメのボディクリームを3つ集めました。気になるものがあればぜひ試してみてください。
松山油脂 シア脂の全身保湿クリーム
出典:松山油脂公式サイト
価格(税込):1,485円/170g
低刺激かつ無香料で敏感肌の方も使いやすいボディクリームです。
有機・無農薬栽培のシア脂が角質層に浸透しながら、肌表面にうるおいの膜を密着させ、水分の蒸発を防ぎます。
ノブ オリゴマリン ボディミルク
出典:ノブ公式サイト
価格(税込):1,980円/100g
ノブ独自の保湿成分オリゴマリン(濃縮海水)を配合したボディクリームです。
有効成分としてグリチルレチン酸ステアリル、酢酸トコフェロールを配合した薬用クリームで、肌荒れを防ぎながら、ハリとうるおいのあるお肌に導きます。
乳液のようなみずみずしいテクスチャーのため伸ばしやすく、無香料・低刺激。幅広い肌タイプの人に使いやすいクリームと言えます。
ロクシタン アーモンドミルクコンセントレート
出典:ロクシタン公式サイト
価格(税込):6,600円/200g
上品で甘いアーモンドの香りが特徴のボディクリームです。アーモンドプロテインとアーモンドオイルが配合されており、なめらかでハリのある肌に導きます。
スッと伸びてベタつかず、しっかり保湿もしてくれるので非常に使いやすいのがポイントです。
ほのかな香りにリラックスできるので、プレゼントとしてもオススメです。
クリームで乾燥を防ぐための効果的な使い方
クリームを使っているのにカサカサ肌が改善しないという場合には、使い方や選び方を見直した方が良いかもしれません。
ここからは、クリームの保湿効果を最大限に引き出すために気を付けるべきポイントをご紹介します。
スキンケアの順番を守る
基本的なスキンケアの順番は「クレンジング・洗顔→化粧水→乳液・クリーム」です。
クリームを塗る前に化粧水で肌をしっかりうるおすことで、蓋としてのクリームの力が最大限に発揮されます。クリームを塗っているのに肌が乾燥してしまうという方は、まず化粧水での保湿が不足していないか見直してみましょう。
顔の場合、化粧水を塗った後に手のひらでやさしく押さえつけるようにしたり、特に乾燥が気になる部位には重ね付けしたりすると、角質層への浸透がより高められます。
また化粧水とクリームの間に美容液やシートマスクを活用するのもオススメです。
身体の場合はボディローションを活用したり、お風呂上りに濡れたまま使えるタイプのクリームを選んだりしてみると良いでしょう。
かゆみがあるときのクリームの選び方
肌が乾燥したことで痒みを感じてしまうこともありますよね。
痒みはバリア機能が低下している証。刺激の少ないアイテムでやさしく保湿することが大切です。
「敏感肌用」と書かれたアイテムは、肌に刺激となりやすい成分の配合を控えているものが多く、痒みのある人にもオススメです。
ただし、あまりに痒みが強い場合やなかなか改善しないときには、迷わず皮膚科を受診しましょう。
ボディの角質ケアを忘れずに
肘・膝・かかとなどはガサガサ肌になりがちです。これらの部位は皮脂腺が少ないため、自ら保湿成分を分泌することができず、刺激から肌を守るために角質が厚くなってしまうのです。
このままボディローションやクリームを塗っても保湿成分が浸透しにくいため、まずは余分な角質をオフするのがオススメです。柔らかいテクスチャーのスクラブなどを、くるくるとやさしくなでるように使いましょう。
ただし頻繁に使いすぎたりゴシゴシ擦ったりするのは絶対にNG。肌を傷つけ余計に乾燥を招いてしまいます。商品ごとの使い方を守って適切に行ってください。
スクラブを使った後は、普段以上にしっかり保湿することを忘れずに。
こまめな塗り直しがカギ
クリームを塗る頻度を増やすことも乾燥予防にはプラスです。
特に手は水に触れる機会が多く、こまめな塗り直しが必要です。水仕事をした後やお手洗いの後など、その都度ハンドクリームやボディクリームを塗るようにしてください。
その他の部位も、時折乾燥していないかチェックして必要に応じて塗り直すと良いですよ。
顔はメイクなどで塗り直しが難しい場合もあると思います。その場合はメイクの上から使えるスプレータイプの化粧水などでうるおいを与えてあげるのもひとつの手です。
まとめ
乾燥は肌の老化を早めるだけでなく肌トラブルを引き起こしやすいため、毎日のケアでしっかり対策することが美肌のためには重要です。
乾燥に関する基本的な知識をおさらいして、乾燥から肌を守っていきましょう。