フェイスラインのニキビを治してなめらか肌を取り戻す5つのSTEP

肌のコンデションは悪くないのに、あごや生え際、こめかみにニキビができやすいなんてこと、ありませんか?
 心当たりのある方、日々のスキンケアは適切に行えているでしょうか。
もしかすると、あなたの自己流のケアが美肌を遠ざけているかもしれません。

なめらかな肌を取り戻すためには、日々の正しいケアが不可欠です。
フェイスラインのニキビができるメカニズムと、スキンケアの間違いを知ることで、正しいスキンケア方法を実践していきましょう!

この記事のポイント

  • フェイスラインニキビ、間違った対策
  • 効果的な5つのステップとオススメアイテム
  • フェイスラインニキビが出来ているときに避けたい行動

目次

間違えやすいセルフケアの例 

日々のスキンケア、逆効果になってはいませんか?
ここでは、意外とやってしまいがちなNGスキンケアをお伝えしていきます。

NGケア①ニキビ部分を頻繁にスクラブで洗っている 

スクラブとはつぶつぶした細かい粒子を含むスキンケアアイテムです。
ソルトスクラブやシュガースクラブ、植物の種子から作られたものなど種類はさまざま。

スクラブは肌のきめを整えて、ざらつきや凹凸をすぐに改善するのに役立ちます。
余分な皮脂や角質を除去することもできるため、ニキビ予防としては有効といえます。
しかし、すでにニキビができてしまったお肌に使ってしまったり、使用頻度や使い方を誤ったりすると、肌を傷つけ、バリア機能の低下を招いてしまいます。
刺激から肌を守ろうとして角質が厚くなり、ニキビが発生しやすくなる恐れもあるのです。

正解ケア|スクラブ入りアイテムの使用は週1~2回に留める

スクラブ入りのアイテムを毎日使うと、 摩擦による負担が積み重なってしまいます。
毎日使用するのではなく週12回程度のスペシャルケアとして使うのが、肌のターンオーバーを促進するのに効果的です。
また、ニキビが炎症を起こしている際には使用をお休みするのが良いでしょう。

シュガースクラブやこんにゃくスクラブといった、スクラブ粒子の柔らかいアイテムを選ぶのもおすすめです。


NGケア②クレンジングや洗顔を適当に済ませている

フェイスラインは、クレンジングや洗顔の洗い残しが発生しやすい部位です。
ファンデーションが肌に残っていると、それだけで肌の負担になってしまいます。
また、たとえ丁寧にクレンジングや洗顔していても、すすぎ残しがあると肌トラブルの原因になることがあります。
これが習慣になると、フェイスラインの毛穴に汚れが溜りがちになり、ニキビが発生しやすくなるのです。

正解ケア|髪の毛をきちんとアップにまとめ、生え際からしっかり洗う

フェイスラインの洗顔が十分でない原因として、以下が考えられます。 

  • 髪が濡れるのを嫌がっている 
  • 水しぶきで洋服が濡れるのを避けている 
  • 洗い流した水が床に落ちるのを気にしている 

「多少汚れが残っていても、タオルで拭き取れば問題ない」と思われる方もいるかもしれませんが、それでは毛穴に汚れが残ってしまい、ニキビができることもあります。
面倒でも髪の毛をしっかりとアップにまとめ、床にタオルを敷いて、しっかり洗うことが大切です。 

またクレンジングの際は、フェイスラインまでしっかりとオーバーめに行うようにしましょう。

NGケア③クレンジングオイルでの長時間マッサージをしている

ニキビは毛穴の詰まりが原因。それを落とそうと、
クレンジングオイルを使ってじっくりマッサージを行ってはいませんか?
クレンジングの役割は、あくまでメイク汚れを落とすことです。
肌に長時間付けていると、必要な水分まで失ってしまい、肌が乾燥しやすくなります。
そのため毛穴の保護機能が低下し、肌がダメージを受けやすくなってしまうのです。

さらに、メイク落としのついでにマッサージまで行うのは絶対NG
酸化したメイク汚れが毛穴に戻り、毛穴詰まりが一層悪化してしまいます。

正解ケア|肌にとって余計な汚れだけを落とし、清潔に保つ

クレンジングでは、メイク汚れを落とすことだけに専念しましょう。
また、必要な水分や油分まで奪ってしまわないよう、手早くなじませてサッと洗い流すのがポイントです。
マッサージをしたい場合は、クレンジングオイルではなく、
専用のマッサージオイルを使うようにしてください。

フェイスラインのニキビ対策:効果的な5つのSTEP 

正しいスキンケア方法を身につけることは、ニキビケアの第一歩です。
効果的なスキンケアの手順を5つのステップに分けて紹介しますので、ぜひ実践してみてください。

Step1|クレンジング

最初に、メイクをしっかりと落とすことから始めましょう。
メイク汚れを手早くきちんと落とせるクレンジング剤を選ぶことが大切です。
余分な皮脂も取り除けるタイプが特におすすめですよ。 

-おすすめクレンジング|プルエスト カプセルインハイドロクレンズ

出典:PLUEST公式サイト(https://pluest.com/capsule-in-hydro-cleanse/

ビタミンカプセル配合のクレンジングジェルです。
肌から汚れを引き離し、クリアになった場所にアミノ酸やビタミンなどの潤い成分を瞬間補給していきます。
低刺激でしっかり落とせるので、幅広い肌質の方におすすめできます。

Step2|洗顔  

皮脂や毛穴汚れをしっかり落とすために、きめ細かい濃密な泡で顔を洗いましょう。
泡立てが面倒な方は、泡ネットを使用するか、泡で出るタイプの洗顔料を選ぶのが便利です。

まずは、皮脂の多いTゾーンから洗います。
ふわふわの泡で滑らせるように洗うことで、摩擦を減らしましょう。
次に、乾燥しがちなUゾーンを指先でくるくると洗います。
生え際やもみあげは指をジグザグに動かして、隠れた汚れを残さないように気をつけることが大切です。

 

-おすすめ洗顔|サンソリット スキンピールバー AHAマイルド

出典:サンソリット公式サイト(https://www.sunsorit.co.jp/shop/lineup/spb-peeling/spb-ahamild/

角質ケア成分AHAを配合した、ピーリングソープです。泡立てネットを使うことで、メレンゲのような弾力ある泡が立ち、古い角質や毛穴汚れ、過剰な皮脂をやさしく洗い流します。
こちらは敏感肌や乾燥肌の方に特におすすめのタイプですが、脂性肌向けやニキビ肌向け、くすみ肌向けなどのラインナップがありますので、肌質に合わせて選ぶことができますよ。

※恵比寿アズクリニックでのお取り扱いはございません

 

Step3|すすぎ 

洗顔に適した温度は、3236℃のぬるま湯です。
顔の表面温度は3234℃なので、それよりも高い水温で洗うと皮脂が落ちすぎ、乾燥の原因になる場合があります。逆に冷たい水は皮脂が固まりやすいだけでなく、毛穴が閉じて汚れが落ちにくくなってしまうこともあるので避けましょう。
熱すぎず、冷たすぎずのちょうど良い温度がおすすめです。

シャワーを直接肌に当てると刺激が強すぎて肌を傷つける可能性があるため、洗面台や洗面器にお湯を溜め、手ですくってやさしくすすぐようにしましょう。

 

Step4|補給  

ニキビのあるフェイスラインには、化粧水をたっぷりと使って、水分や美容成分を補給しましょう。
化粧水を手に取ったら、手のひらで温め、やさしく顔に押し当てることで、ケア成分の浸透力を高めます。

-おすすめ化粧水|ゼオスキンヘルス バランサートナー

健やかな肌へ導き、穏やかに整え、洗顔後の肌を穏やかに保湿して肌本来のバリア機能をサポートします。

-おすすめクリーム|DRX AZAクリア

参考:DRX公式サイト(https://rohto-md.com/drx/products/aza/

アゼライン酸を高濃度配合したクリームです。
アゼライン酸には、皮脂分泌の抑制作用やニキビ菌の増殖抑制作用が報告されており、こちらのクリームを顔全体に使うことで、ニキビのできにくい肌に整えることが可能です。

Step5|回復

睡眠不足はニキビの原因になることがあります。睡眠中は肌のターンオーバーを促す成長ホルモンが分泌されます。
そのため、質の良い睡眠をしっかりとることで肌の新陳代謝が活性化し、ニキビのできにくい肌になるのです。
ですので、ニキビ肌が気になる人はきちんと睡眠時間を確保して、肌のターンオーバーを正常に保つことが大切です。

フェイスラインにニキビが出来ているときに避けたい行動 

フェイスラインのニキビを速やかに改善するための生活習慣について、注意すべきポイントをご紹介します。 

マスクでニキビを隠そうとする 

マスク着用によってフェイスラインのニキビが悪化することがあります。
その理由は以下のとおりです。

  • マスク内の蒸れによって口周りの細菌が増殖する 
  • ニキビは細菌と接触すると急激に悪化する 
  • 皮脂と汗が混じり合い、肌が不衛生な状態になる 
  • マスクに付着した汚れが肌に密着し問題を引き起こす 
  • マスクの抗菌剤がニキビを悪化させることもある 

とはいえ花粉症や感染症の不安から、マスクが手放せないという方も多いと思います。
そういうときは、マスクをこまめに新しいものにとりかえるように注意し、普段以上にしっかり保湿ケアを行うことが大切です。

髪の毛を触ってしまうクセ、髪が顔に当たる 

フェイスラインにニキビができやすい方、もしかして髪を頻繁に触るクセはありませんか?
実は髪には汚れが付着・定着しやすいのです。
そんな髪に触れた手で顔を触ると、細菌が繁殖しやすくなってしまいます。 

また、髪が肌に当たることによる摩擦も、肌への刺激になります。
ですから、髪を耳にかけたり、縛ったりすることをお勧めします。
これらの小さな習慣が、フェイスラインのニキビ対策につながるのです。 

まとめ 

フェイスラインのニキビは、見た目の清潔感に影響を与えます。
不潔な印象や、だらしないというイメージを避けるためにも、スキンケアは重要です。
日々の不適切なスキンケアが原因となっていることも多いので、ケアの方法に少し気を配るだけで、大きな変化を遂げることもできます。
ぜひ意識を持って取り組んでいきましょう。 

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記事監修

奥野彰子/医師

奥野 彰子

医師・恵比寿アズクリニック院長

  • 東京慈恵会医科大学卒業後、東京慈恵会医科大学付属病院にて形成外科に入局。
  • 2008年より美容皮膚科 院長を15年勤める。
  • 2023年5月 恵比寿アズクリニック院長に就任。

詳細プロフィール

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