ベタつかず使いやすい!脂性肌におすすめの乳液3選

皮脂の分泌が多く、テカリが気になる脂性肌。ベタつくのが嫌だからと、普段のスキンケアで乳液やクリームによる保湿を疎かにはしていませんか?
実は脂性肌であっても、スキンケアの最後に乳液やクリームを使うことは必要な工程です。このページでは、脂性肌にとって保湿が大切な理由と、脂性肌でも使いやすい乳液について紹介していきます!
脂性肌を改善させる一助となれば嬉しいです。

この記事のポイント

  • 脂性肌でも乳液が必要な理由
  • 脂性肌向け乳液を選ぶポイント
  • 脂性肌におすすめの乳液

目次

脂性肌でも保湿が必須な理由

脂性肌とは、肌内部の水分と油分が過剰な状態の肌。皮脂が分泌されやすく、毛穴詰まりやニキビなどの肌トラブルが起きやすいという特徴があります。そのため脂性肌さんの中には、乳液やクリームを使った保湿を嫌う人も多いと思います。
まずは、なぜ脂性肌でも保湿が必要なのかを理解しておきましょう。

肌の乾燥が皮脂の過剰分泌を招く

洗顔を行うと余分な皮脂や角質が落ち、肌はまっさらな状態になります。このときの肌はとてもデリケート。普段は肌内部の水分がしっかり保持されている脂性肌さんであっても、洗顔後に保湿をせず放置していると肌はどんどん乾燥してしまいます。
そうして肌の乾燥を防ごうと余計に皮脂が分泌され、一層ベタつきが増す悪循環に陥りがち。そこで、保湿ケアが重要になるのです。

正しい保湿の手順

肌タイプにかかわらず、基本的なスキンケアの手順は「洗顔→化粧水→乳液(orクリーム)」です。乳液やクリームには油分が含まれているため、化粧水で与えた水分や美容成分を肌に留めておく役割を果たします。
ただし皮脂分泌の多い脂性肌の場合、油分の配合量が多くこってりとしたテクスチャーのクリームは肌になじみにくく、ベタベタ感が強く出てしまいがち。基本的にクリームよりも乳液の方が油分の配合量の少ない傾向にあるため、脂性肌さんの保湿アイテムとしては乳液を選ぶのが無難と言えます。

脂性肌向け乳液を選ぶ3つのポイント

脂性肌さんが乳液を選ぶ際におさえておきたいポイントが3つあります。それぞれについて解説します。

高保湿かつ軽い使い心地の乳液を選ぶ

脂性肌さんの場合、基本的に軽いテクスチャーの乳液を選ぶのがおすすめです。
サラサラと伸ばしやすい乳液は肌に薄く均一に塗ることができるため、ベタベタ感が軽減されます。脂性肌向けに設計された「さっぱりタイプ」などの乳液を選ぶのも良いでしょう。
ただし「さっぱりタイプ」の落とし穴として、保湿力に乏しい場合があるので注意が必要です。乳液を塗ってから30分と経たずに顔がテカリ出してしまうなら、保湿が不十分な証拠。より保湿力のある乳液に切り替えることを推奨します。

皮脂抑制効果のある乳液を選ぶ

皮脂抑制や毛穴の引き締めに働く美容成分を配合した乳液もオススメです。
代表的な成分としてはレチノール、アゼライン酸、水溶性ビタミンCなどがあります。これらを配合した化粧水や美容液を使うことで、毛穴の目立たない肌を目指していけますよ。

ノンコメドジェニックテスト済みの乳液を選ぶ

脂性肌さんの中でもよくニキビができて悩んでいるという方は、ノンコメドジェニックテスト済みの乳液を選ぶと良いでしょう。
これはニキビの初期段階であるコメドができにくいことが確認されていることを示しています。
皮脂分泌が過剰になるとニキビの原因菌であるアクネ菌が増殖しやすくなりますので、少しでもニキビができにくい肌環境を保つためにとても大切なポイントです。
ただし似たような表現でも「ノンコメドジェニックテスト処方」などと記載されているアイテムは、油分の配合量が少ない傾向にあるものの、実際にテストが行われているわけではないため注意が必要です。

脂性肌におすすめの乳液3

ここからは、具体的に脂性肌におすすめの乳液を3つ紹介します。いずれも軽さと保湿力を兼ね備えたものばかりですので、気になるアイテムがあれば使ってみてください!

ナビジョンDR TAホワイトエマルジョンⅠn(みずみずしくうるおうタイプ)

出典:ナビジョンDR公式サイト
価格:9,350円(税込)/120ml

保湿と同時にシミ予防もできる薬用美白乳液です。
2つの美白有効成分のほか、肌荒れ予防に役立つ有効成分グリチルレチン酸ジカリウム酢酸DLα-トコフェロールも配合。ニキビや肌荒れが気になる方にも使いやすいアイテムです。
軽いテクスチャーながら保湿力もある乳液ですが、もう少ししっかり保湿したいという方には、同じシリーズの「Ⅱn(しっとりうるおうタイプ)」がおすすめです。
※恵比寿アズクリニックで取り扱っております

グラファ モイスチュアキープミルクMC

出典:グラファ公式サイト
メーカー希望小売価格:2,200円(税込)/130g

赤ちゃんの肌にも使える低刺激処方の高保湿乳液です。
独自の保湿成分MCキトサンを採用し、界面活性時の量を最小限に抑えることで「ベタつかないのに、長時間しっとり」を実現。ノンコメドジェニックテスト済みかつ新生児・乳幼児使用テスト済みとあって、ご家族みんなで使うこともできますよ。

ノブ ACアクティブ モイスチュアミルク

出典:ノブ公式サイト
価格:3,300/50ml

「大人ニキビのケア」をコンセプトにしたノンコメドジェニックテスト済みの薬用乳液です。
ニキビや肌荒れを予防する有効成分グリチルレチン酸ステアリル配合。さらに美白有効成分ビタミンC誘導体も配合しているため、ニキビに加え色素沈着の予防も同時にできます。
ベタつかずにしっとり潤してくれるので、脂性肌さんにぴったりです。

まとめ

脂性肌こそ、乳液はこだわって選びたいもの。肌質の改善には時間がかかりますが、毎日スキンケアの最後にしっかり保湿を行うことで、少しずつ理想の肌に近づいていけるはずです。
基本的なスキンケアの手順を守り、テカリ知らずの肌を目指していきましょう!

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記事監修

奥野彰子/医師

奥野 彰子

医師・恵比寿アズクリニック院長

  • 東京慈恵会医科大学卒業後、東京慈恵会医科大学付属病院にて形成外科に入局。
  • 2008年より美容皮膚科 院長を15年勤める。
  • 2023年5月 恵比寿アズクリニック院長に就任。

詳細プロフィール

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