聞きたいけど聞きにくい!皮膚科でのシミ取り方法を徹底解説

どれだけ丁寧にスキンケアをしているつもりでも、防ぎきれないシミやソバカスってありますよね。
特に年齢とともに目立ってくるシミは、メイクでカバーし切れないこともあり大きな悩みとなるもの。
そんなときは自分一人で悩まずに、皮膚科や美容皮膚科での専門的な治療を考えてみるのも一つの解決策です。とはいえ、初めての方はいざ行こうと思っても不安ですよね。
ここでは、ご自身のシミとしっかり向き合っていくために、皮膚科・美容皮膚科でシミ治療を行う方法について、詳しく解説していきます。

この記事のポイント

  • タイプ別のシミと原因
  • シミの治療方法を知ろう
  • 美容皮膚科で治療を受けるメリット・デメリット
目次

シミにも種類がある!タイプ別のシミと原因

シミやソバカスにはさまざまなタイプが存在し、それぞれ異なる発生メカニズムを持っています。
医療機関での治療も、シミやソバカスの種類や状態によって異なります。シミを効果的にケアするためには、まずその種類を知ることが大切です。

老人性色素班

一般的に「シミ」として知られているのが、この老人性色素班です。名称に「老人性」とついてはいますが、これは年齢を問わずに発生する可能性があります。
主に紫外線によるダメージが原因で、特に紫外線を多く受ける鼻、頬骨の周辺、こめかみ、額に現れやすい特徴があります。シミの色の濃さや大きさは人それぞれ異なります。

雀卵斑(じゃくらんはん)

一般にソバカスと呼ばれるものは、医学的には雀卵斑と呼ばれています。これは、主に幼少期から現れ、鼻の周りから目の下、頬骨の辺りに細かい茶色の斑点が広がる状態を指します。
遺伝的な要素が大きく関与しているものの、紫外線による影響でさらに色が濃くなることがあります。

肝斑(かんぱん)

老人性色素班と似て非なる肝斑は、主に頬骨上部周辺に左右対称に広がる横長の形状が特徴です。額や口元に出ることもあります。
肝斑の原因は紫外線の影響だけではなく、ホルモンバランスの乱れも大きく関わっています。
ストレスの過剰な蓄積、妊娠、経口避妊薬の使用、更年期などが肝斑の発生に結びついているとされ、シミ全体の約40%が肝斑であるというデータもあります。

後天性真皮メラノサイトーシス(ADM

「あざ」ともよばれるタイプのシミで、皮膚の深層である真皮にメラニンが形成してした状態を指します。
頬を中心として、グレーや青みを帯びた褐色の斑点が左右対称にできるのが特徴です。摩擦などによる刺激や、ホルモンバランスの乱れ、紫外線による影響が原因とされています。

炎症後色素沈着

ニキビが炎症を起こし、ニキビを潰してしまうなどして回復が不十分になった結果、色素沈着として肌に残るケースがあります。炎症を起こしたニキビ部位は肌の深部までダメージを受けており、時間が経つにつれて治りにくくなる傾向にあります。
このほかにも、火傷や傷跡が色素沈着を引き起こす原因になります。
特に紫外線の影響を受けやすく、その結果としてシミが濃くなることも少なくありません。

シミの治療方法を知ろう

シミ治療は基本的に保険適用外となりますので、一般的な皮膚科では治療に対応できないことがほとんどです。そのため、メイクで隠しきれないシミを目立たなくしたい、あるいは完全に消したい場合は、美容皮膚科での治療を検討してみるのが良いでしょう。
シミの種類や深さ、大きさ、数などの状態に応じて治療方法は異なるため、クリニック選びの際は、カウンセリングの充実度、最新の治療機器(レーザー機器など)の導入状況などを判断基準にするのがポイントです。

処方薬による治療

シミやソバカスのタイプや診断結果によっては、薬による治療がメインとなる場合もあります。
医師によって処方される薬は、化粧品や一般の市販薬と比べて有効成分の濃度が高いため、より効果的な結果が期待できます。また皮膚科の場合、診断結果によっては健康保険が適用されることもあります。

内服薬

-ビタミンC製剤

人体が自ら生成することのできないビタミンCは、強力な抗酸化作用を持ち、シミやソバカスなどの色素トラブルに対して有効です。
また、抗酸化作用と血行促進作用のあるビタミンEとの併用が推奨されることもあります。これらは、紫外線による後の炎症を抑える効果も持っています。

-トラネキサム酸

特に肝斑の治療において頻繁に使用されるトラネキサム酸は、合成されたアミノ酸を主成分とする薬剤です。一般的には、数ヶ月間集中的に服用することで治療を進めます。
市販のシミ対策製品にも同じ成分が含まれていることがありますが、病院での処方薬はより高濃度の配合となっています。
個人差はありますが、シミ(特に肝斑)の色が薄くなるなどの効果が期待できます。

外用薬

-ハイドロキノン

ハイドロキノンは、その強力な漂白作用から、シミやソバカスの改善に有効です。
コーヒーや麦芽、イチゴなどにも含まれる天然由来成分で、シミやソバカスの発生に関わるメラノサイトに作用し、メラニン色素の生成を抑制します。
ただし、使用者によってはかゆみや肌荒れ、腫れといった副作用が出ることがあり、重篤な場合には白斑(皮膚が白く変色してまだらになる現象)のリスクもあります。また、塗布後の紫外線対策など、使用上の注意も必要です。
必ず医師や薬剤師の指示に従って使用しましょう。
保険適用外の薬であるため、一般皮膚科よりも美容皮膚科での取り扱いが一般的です。

院内施術による治療

シミやソバカスを治療する際には、タイプや状態に応じて最適な治療法を選択することが重要です。
美容皮膚科で行われる治療は多岐にわたり、さまざまなアプローチから症状に合った方法を選びます。
特に肝斑のように、治療法によっては逆効果となりうるケースでは、自己判断せず専門医の診断と相談を経て治療を開始することが肝心です。
個々人の状態によって異なる場合もありますが、シミの種類ごとに有効な治療法をご紹介します。

症状 治療方法
老人性色素斑 レーザー治療
雀卵斑 レーザー治療/フォトフェイシャル
肝斑 ポテンツァ(肝斑チップ)/レーザートーニング/内服・外用薬
ADM レーザー治療(複数回の施術が必要)
炎症後色素沈着 エレクトロポレーション/内服・外用薬

-レーザー治療

特定の波長をもつレーザーを使用し、シミなどを改善する治療方法です。
レーザーにはさまざまな種類がありますが、恵比寿アズクリニックの場合は「ピコレーザー」を使用します。

ピコレーザー

非常に短い照射時間で肌質改善を行うレーザー治療機です。
従来のレーザー治療に比べ
1000分の1秒の速さで照射することで、肌への負担が少なく、薄いシミの改善にも高い効果を発揮します。

大きく分けて以下3種類の施術が可能です。

・スポット照射によるシミ取り(シミ、そばかす治療)
・ピコトーニング(肝斑治療、美白)
・ピコフラクショナル(小じわ、開き毛穴の治療)

シミの治療としては、スポット治療やピコトーニングが多用されます。

恵比寿アズクリニック公式YouTube

▶ピコレーザー詳細 https://az-clinic.tokyo/picolaser/

-フォトフェイシャル

IPLという(Intense Pulsed Light)という特殊な光を照射することで、シミやくすみ、赤み、細かなしわ、毛穴の開きなど、あらゆる肌トラブルを一挙に改善する美肌治療です。
広範囲に広がるシミやそばかすの治療に適しています。レーザー治療とは異なり、処置後のダウンタイムがほとんどないため、治療直後から日常生活への復帰が可能です。

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-ポテンツァ

ポテンツァは、高周波(RF)のエネルギーを活用した美容施術です。チップをカスタマイズすることで、さまざまな肌悩みに応じた治療が可能となります。
中でも「S-16」「S-25」のチップは肝斑に効果的。極細の針を肌に刺し、針先からメラノサイト周辺にRFを照射することで、メラノサイトの働きを弱らせ、メラニンの生成を抑制します。

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美容皮膚科で治療を受けるメリット

既にできてしまったシミは、基本的に日常のスキンケアだけでは解決困難です。
そうしたシミに対しても、美容皮膚科での専門的な治療は効果が得やすいというメリットがあります。
即効性があり、目立つシミもまるでなかったかのように消してしまえる可能性もあります。

美容皮膚科での治療のデメリット

美容皮膚科や専門クリニックでのシミ治療は自由診療が主流のため、どうしてもある程度の費用が必要になります。さらに効果が高い分、肌質と治療法との相性によっては、期待していた効果が得られないこともありますし、副作用などのリスクも考慮する必要があります。
そこで大切になってくるのが、治療後のアフターケア。事前にクリニックで確認しておくことで、より安心して治療を受けることができますよ。

エステティックサロンと美容皮膚科の違いは目的(スキンケアor治療)

エステティックサロンにおける施術は、スキンケアと美容を目的としたものです。
セルフケアだけでは手が届かない角質ケアや、専門的なマッサージ、超音波やイオン導入などのマシン施術により、肌の機能を高めていくことが目標です。
これらの施術を通じて、美白化粧品がより効果を発揮しやすくなり、長期的にはシミやソバカスの状態を改善していく可能性もあります。

対照的に、美容皮膚科でのアプローチは、より「治療」に焦点を当てています。
医療現場でしか使用できない高度な機器や治療薬を使用し、迅速な効果と高い満足度を目指すのが特徴です。
美しい肌を総合的に目指す場合はエステティックサロンで施術を受けるのも良いのですが、シミやソバカスに特化した改善を望む場合は、美容皮膚科の利用をおすすめします。

まとめ

美容医療は年々進歩しており、以前に比べて手頃な価格で、自分に合った治療を選択しやすくなっています。
シミに悩み、暗い思いで毎日を過ごしているならば、一歩踏み出して本格的なケアに挑戦してみる価値はあります。
肌トラブルを解決し、ストレスから解放された毎日を過ごすために、美容皮膚科での専門的な治療を検討してみてはいかがでしょうか。

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記事監修

奥野彰子/医師

奥野 彰子

医師・恵比寿アズクリニック院長

  • 東京慈恵会医科大学卒業後、東京慈恵会医科大学付属病院にて形成外科に入局。
  • 2008年より美容皮膚科 院長を15年勤める。
  • 2023年5月 恵比寿アズクリニック院長に就任。

詳細プロフィール

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