そばかすを消すならコレ!美容皮膚科での施術と日常ケア

そばかすとは、23mm程度の小さな斑点が顔の広範囲にたくさんできるシミの一種。一般的な“シミ”が加齢とともに増えてくるのに対し、そばかすは遺伝的要因も大きく、3歳以降にできはじめ思春期に目立つようになるケースが多いという特徴があります。
可愛らしい印象でチャームポイントにもなり得るものですが、長年にわたり悩みの種となっている人も多いと思います。
このページでは、そばかすを消して透明感のある肌を手に入れるために、美容皮膚科で受けられる治療方法をご紹介します。日常生活でできるケア方法やおすすめの化粧品についても解説しますので、ぜひ参考にしてください。

この記事のポイント

  • そばかすを消す美容皮膚科での施術
  • そばかすを増やさないための日常ケア
  • そばかす予防におすすめの基礎化粧品

目次

そばかすを消す美容皮膚科での施術

前提として、スキンケアだけで今あるそばかすを「消す」ことは基本的にできません
美白を謳う化粧品は、あくまでシミ・そばかすの「予防」効果が得られるもの。全体的な肌トーンを明るくすることでそばかすを目立たない状態にすることはできますが、完全に消すには美容皮膚科での治療が必要です。
まずは、そばかす改善にはどんな治療が効果的なのかをご紹介します。

シミ取りレーザー

そばかすを消す方法として最も効果的と言えるのが、医療用レーザーによってメラニンを破壊する治療です。
よく耳にする「シミ取りレーザー」とは、一般的にレーザーをピンポイントに照射するスポット治療のことを指し、使用するマシンの種類はさまざま。アズクリニックの場合は、より肌への負担が少ないピコレーザーを導入しています。
シミ取りレーザーの魅力は1度で大きな効果が得られること。「そばかすを手っ取り早く消したい」という方におすすめです。
ただし肝斑と呼ばれる炎症を伴ったタイプのシミが併発している場合には、悪化リスクがあるためおすすめできません。また施術後は2週間程度テープによる保護が必要なため、生活スタイルによっては施術のタイミングをよく考えなければならないかもしれません。
公式YouTubeではシミ取りレーザーの施術や経過の様子を公開していますので、ダウンタイムが気になる方はぜひ参考にしてください。

恵比寿アズクリニック公式YouTube

レーザートーニング

医療用レーザーを、スポット照射よりも広範囲に弱いレベルで照射する治療です。メラニンを少しずつ分解・排出し、そばかすを薄くしていきます。
施術回数はかかりますが、施術中の痛みやダウンタイムが軽く、肌の全体的なトーンアップにもつながるのがメリットです。
また恵比寿アズクリニックで導入しているピコレーザーによるトーニング治療は肝斑改善にも有効なため、そばかすと肝斑が併発している場合には、先にピコトーニングによる治療で肝斑を抑え込んでからシミ取りレーザーを行うなどの併用治療をご提案することもあります。

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フォトフェイシャル

IPLという特殊な光を照射することで、シミ・そばかすを改善する治療です。同時にくすみ、赤ら顔、小じわ、毛穴の開きなどさまざまな肌トラブルを一挙に改善することができ、ダウンタイムもほとんどないことがメリットです。
レーザートーニングと同様1回でそばかすをスッキリと消すことはできませんが、施術回数を重ねるごとに薄くしていきます。ただし肝斑にはあまり有効ではないため、肝斑のある方にはレーザートーニングをおすすめしています。

恵比寿アズクリニック公式YouTube

エレクトロポレーション

肌に美容有効成分を塗布した状態で、専用の機器で微弱な電流を流すことで、成分を肌のより奥深くに浸透させる施術です。
直接的に「そばかすを消す」ことはできませんが、通常のスキンケアよりも格段に美容成分を浸透させることができるので、薄く目立たない状態にすることが可能です。またレーザートーニングやフォトフェイシャルと同日に受けることで、改善効果の向上や乾燥予防につながります。
薬剤にはさまざまな種類があり、そばかす治療には美白効果の高いビタミンCやトラネキサム酸の導入がおすすめです。
公式YouTubeでは施術風景を公開していますので、ぜひあわせてご覧ください。

恵比寿アズクリニック公式YouTube

ケミカルピーリング

酸性の薬剤を顔全体に塗布することで肌表面にある古い角質を取り除く施術です。
こちらも「そばかすを消す」効果はありませんが、ターンオーバーを活性化させることで蓄積されていたメラニンを排出し、そばかすを薄く目立たない状態にすることが可能です。
アズクリニックでは、お肌の状態に合わせマッサージピールミックスピールマヌカ2種類の施術からご提案しています。

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美容点滴

予防・改善の観点であれば、美白効果のある成分を直接体内に送り込む美容点滴もおすすめです。ビタミンCをはじめ、メラニンの生成を抑制するグルタチオン、抗酸化作用の高いαリポ酸などさまざまな種類があります。

中でも高濃度ビタミンC点滴は、そばかす予防はもちろん肌のハリ感アップや全身の疲労回復など、美容・健康両面で高い効果を発揮します。公式YouTubeでも詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

恵比寿アズクリニック公式YouTube

そばかす治療の症例

フォトフェイシャルとピコスポットの併用によりそばかすを改善した症例です。
そばかすが広範囲に及んだため、まずはダウンタイムのないフォトフェイシャルで4回施術を行いました。
ある程度改善したところでピコスポットでのシミ取りを行い、残った部分やフォトフェイシャルでは施術できない目元のそばかすを解消しました。

YouTubeでも経過を詳細にご紹介しておりますので、ぜひそちらも参考にしてください。

恵比寿アズクリニック公式YouTube

そばかすを増やさないための日常ケア

そばかすは思春期をピークに薄くなってくると言われていますが、日常的なケアを怠っていると、そばかすが濃くなったり増えたりすることもあります。だからこそ、そばかすを防ぐケアを毎日行うことが大切です。
美容皮膚科での治療でそばかすを改善させた場合であっても、日常ケアは継続していきましょう。

紫外線対策

そばかすを増やさないために何より大切なのが、1年中毎日欠かさずに紫外線対策をすることです。
「夏だけ」「晴れの日だけ」しか日焼け止めを塗らないという方も少なくないと思いますが、春も秋も冬も、曇っていても雨が降っていても紫外線は降り注いでいます。少量の紫外線であっても肌には刺激となり、そばかすのもととなるメラニンを作りますので、紫外線対策は常に行う必要があるのです。
具体的には日焼け止めクリームを塗るのはもちろん、帽子をかぶること、晴れの日は日傘をさすことを習慣にしましょう。

また紫外線は正午の時間帯に最も多く降り注ぐため、ランチタイムに外出する場合などは、たとえ朝に日焼け止めクリームを塗っていても再度塗りなおしましょう。
面倒かもしれませんが、日々の積み重ねがそばかすを防ぎます。

関連記事:紫外線から肌を守る!日焼け止めの基礎知識
https://az-clinic.tokyo/articles/sunscreen/

肌に刺激を与えない

洗顔やクレンジングの時、タオルで顔を拭く時、ゴシゴシ顔を擦っていませんか?
心当たりがある方は要注意です。刺激が加わると、肌を守るためにメラニンが産生されてしまいますので、摩擦は肌にとって大敵なのです。
またシミ・そばかすのもとになるだけでなく、シワやたるみの原因ともなってしまいます。

肌に触れる時には「やりすぎかな?」と思うほど優しく触れることを意識しましょう。
洗顔やクレンジングはそっと円を描くように、顔を拭くときはタオルでそっと押さえて水分を布にしみ込ませるようにしてください。

食事で体質改善

肌はあなたが食べたものでできています。
美肌を保つ栄養素を積極的に摂取することで、そばかすの予防に役立ちます。

ビタミンA レバー うなぎ モロヘイヤ 卵黄 にんじん のり など
ビタミンC パプリカ アセロラ イチゴ キウイ キャベツ など
ビタミンE
ナッツ類(アーモンド・落花生など) 梅 アボカド など
たんぱく質
鶏ささみ肉 卵 牛乳 大豆製品 など

ビタミンAビタミンCは、高い抗酸化力でメラニンの定着を防ぎ、ビタミンEはお肌の新陳代謝を促します
さらに良質なたんぱく質はビタミンCと結合し、コラーゲンを作ってくれるのです。
いずれも美しい肌を保つために欠かせない食材ばかりですので、意識的に摂取してみてください。食事で摂り切れない場合は、サプリメントで補うのも良いですよ。

おすすめサプリメント|ワカサプリ高濃度VC3000

1包に3,000mgのビタミンCを配合したサプリメントです。賦形剤や着色料、甘味料などを極力排除することで、ビタミンC含有率96.7%を実現。純粋なビタミンCを摂取することができます。
水やジュースなど飲み物に混ぜて飲む粉末タイプのため、飲みやすいのもポイントです。
※恵比寿アズクリニックで取り扱っております

規則正しい生活を送る

生活リズムが乱れていると肌のターンオーバーが滞りやすく、そばかすのできやすい肌環境となってしまいます。
特に睡眠は美肌の基本。肌の再生に関わる成長ホルモンは睡眠中に分泌されますので、良質な睡眠が美肌を作っていると言えるのです。
忙しい中でも17時間程度は睡眠時間を確保し、質の良い睡眠をとれる環境を整えましょう。

・就寝時間の最低1時間前(できれば2時間前)には食事を済ませる
・就寝時間の1時間前くらいに入浴する
・就寝前1時間はパソコンやスマートフォンを見ない

しっかりと休むことで肌は自然と健康的な状態を取り戻し、美しさを保つことができます。

そばかす予防におすすめの基礎化粧品

スキンケアでできることとしては、美白有効成分が入ったアイテムを日常使いするのがおすすめです。
ここでいう「美白」とは、メラニンの生成を抑えてシミ・そばかすを予防すること。そばかすを消すことはできませんが、継続的に使うことで目立たなくし、全体的な肌トーンを明るく見せる効果が期待できます
美白を謳ったアイテムはたくさんありますが、しっかりと効果を出したい場合には「医薬部外品」「薬用化粧品」を選ぶのが良いでしょう。パッケージにこれらの記載があるアイテムは、肌への効果・効能が認められている有効成分を一定濃度以上配合していることを示しています。
美白有効成分として認められている成分にはトラネキサム酸ビタミンC誘導体ナイアシンアミドなどさまざまな種類がありますので、肌に合うものを選びましょう。

おすすめ化粧水|ナビジョンDR TAホワイトローションn

出典:ナビジョンDR公式サイト
価格:7,150円(税込)/150ml

2つの美白有効成分「トラネキサム酸」「4MSK*がメラニンの生成をおさえ、シミ・そばかすを防ぎます。
資生堂が独自開発した保湿成分を配合しており、しっとりとした使い心地です。
*4-メトキシサリチル酸カリウム塩)
恵比寿アズクリニックで取り扱っております

美容液|PLUEST OGハイドレーティングセラムRプラス

出典:PLUEST公式サイト
価格:3,553円(税込)/30ml

シミ予防とシワ改善を同時に叶える有効成分「ナイアシンアミド」をはじめ、「ビタミンC誘導体*1CICA*2など26種の美容成分を配合した薬用美容液。
ベースとなる「保水ジェル」の力で、成分を長く肌に留まらせることができます。
*1リン酸アスコルビルMg *2ツボクサエキス)
恵比寿アズクリニックで取り扱っております

美容液・クリーム|ゼオスキンヘルス ミラミン

価格:14,080円(税込)/80ml

シミやそばかすを防ぐ「ハイドロキノン」4%配合。
さらにビタミンCビタミンEなど、さまざまな美白成分を配合しており、肌の色調を整えます。
恵比寿アズクリニックで取り扱っております

まとめ

可愛らしい印象を与えるそばかすですが、コンプレックスとなってしまっている方も多くいらっしゃると思います。そんなときは、ぜひ美容皮膚科の専門医に頼ってみてください。長年の悩みが早期に改善され、今以上に自信の持てる肌にしていけるはずです。
同時に日常生活やスキンケアも見直せば、透明感のある肌を維持していけるでしょう。

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記事監修

奥野彰子/医師

奥野 彰子

医師・恵比寿アズクリニック院長

  • 東京慈恵会医科大学卒業後、東京慈恵会医科大学付属病院にて形成外科に入局。
  • 2008年より美容皮膚科 院長を15年勤める。
  • 2023年5月 恵比寿アズクリニック院長に就任。

詳細プロフィール

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