大切なのは後のお手入れ!日焼け後に必ずやるべきスキンケア

紫外線の影響は知っているけれど、それでも日焼けしてしまった・・!そんなときもありますよね。
「いつものスキンケアがしみる」「ヒリヒリする」など、何かとトラブルが気になりがちな日焼け後の肌。そんな時に必ずやるべきお手入れがあります。
小麦肌派さんも美白肌派さんも、日焼け後のケアのポイントは同じです。肌トラブルをできるだけ防いで、健康な肌状態をキープできるよう日焼け後のスキンケア、きちんとしていきましょう。

この記事のポイント

  • 日焼け後のケアが重要な理由がわかる
  • 日焼け後のスキンケア方法がわかる
  • セルフケアではなく皮膚科を受診すべき日焼け後の症状がわかる

目次

ケアの重要性~日焼け後の肌はどうなるの?~

海やプール、レジャーなどの太陽の下で長時間過ごすと起こりやすいのが「サンバーン」という症状です。見た目でもすぐに「日焼けした?」とわかるでしょう。
サンバーンのようなわかりやすい変化がない場合であっても、時間をかけて紫外線によるダメージが蓄積し、シミやシワなどさまざまな肌トラブルを引き起こすこともあります。
まずは日焼けをすることによる肌への影響をまとめます。

サンバーン

サンバーンは、紫外線の中でもエネルギーの強い紫外線B波が主な原因となって起こります。紫外線を浴びた数時間後に肌が赤くなる現象のことを言い、具体的な症状としては次のものが挙げられます。

・赤くなる、火照りが続く
・皮がむける
・つっぱる
・水ぶくれができる
・時間が経つと黒くなる
・ニキビ跡の黒化

春から夏にかけては紫外線B波の量が特に増えるため、サンバーンの症状が出やすい時期と言えます。

シミ・ソバカス

日焼けによる肌トラブルとして最もイメージされやすいのがシミやソバカスでしょう。

皮膚内部にはメラノサイトという組織が存在します。このメラノサイトは、紫外線などの刺激を受けた際にメラニン色素を放出して肌を保護する役割を持っているのですが、紫外線を長時間浴びたり、強い紫外線を受けたりすると、メラニンが過剰に生成されてしまいます。

肌の生まれ変わりのリズムであるターンオーバーが正常に行われていれば、時間が経つにつれ、古い角質とともにメラニンも剥がれ落ちていくため、シミになることはありません。
しかし生活習慣の乱れや加齢によってターンオーバーが低下した状態になると、メラニンが排出されにくく肌に定着してしまいます。こうしてシミ・そばかすとして肌に定着してしまうのです。
また紫外線を浴びることで、既にあるシミ・ソバカスがさらに濃くなることもあります。シミ・ソバカスは絶対に防ぎたい、これ以上濃くしたくないという人は、日焼け止めなどを使って紫外線対策を徹底することが重要です。

シワ・たるみ

日焼けの影響は、シワやたるみなどの老化現象にまで及びます。
地表に届く2種類の紫外線のうち、より波長の長い紫外線A波は到達力が高く、肌の深部に存在する線維芽細胞まで達します。
線維芽細胞は真皮層のコラーゲンやエラスチンなど、肌のハリ・弾力を高める組織を作る役割があり、その機能が弱まることでシワやたるみなどの光老化につながるのです。
紫外線を浴びた直後に影響が出るわけではありませんが、無防備に浴び続けると、時間をかけてじわじわとシワ・たるみが進行します。エイジングケアを意識するなら、レジャーの時だけではなく、毎日のUVケアを習慣にしましょう

ごわつき・くすみ

紫外線は肌を乾燥させてしまうこともあります。
日焼けにより水分が奪われた肌はうるおいバランスが崩れ、肌表面が硬くなっていきます。こうなると肌表面の角質層のキメが乱れるため、肌がくすんで見え、透明感が失われてしまいます。
肌がごわごわして化粧ノリも悪くなるため、「なんとなく顔色が悪く見える」「肌の調子が悪い」という印象に。

紫外線を浴びた日は、特に丁寧な保湿で肌を柔らかく保つようにしましょう。もちろん毎日のUVケアは欠かさず行ってくださいね。

日焼け後の症状別:ケアのポイント

日差しを浴びた時間や紫外線の強さにより、日焼け後の肌状態も大きく異なります。たとえ日焼け止めを塗っていても、真夏の海辺や山、照り返しの強い街中などでは少なからずダメージを受けてしまいがち。日焼け後の症状に合わせたセルフケアを取り入れ、日焼け後の肌をいたわりましょう。

日焼けしたい派の人は、サンオイルを利用すると肌表面の日焼けダメージを抑えることが出来ますよ。

赤み・ほてりがある

日焼けした部位に赤みが出て、触れると熱を帯びている場合、肌は軽いやけどに近い状態になっています。熱を鎮静させるため、とにかくクールダウンすることが大切です。
まずは濡れタオルに氷や保冷剤をくるみ、日焼けした肌にあてて熱を逃がします。
保冷剤を直接肌にあてたり、冷却シート・冷却スプレーなどを使用したりすると、日焼け後のほてった肌には刺激が強すぎる場合があるため、おすすめできません。

肌が落ち着いたら、アルコールフリーで刺激の少ない化粧水を使い、やさしくパッティングするか、コットンパックで冷やしましょう。
化粧品を使うと刺激を感じる場合は、水洗顔をして冷やすだけでもOKです。

ヒリヒリする

強い紫外線を浴びた場合、肌に痒みやヒリヒリとした痛みを感じる人も多いはず。
紫外線は肌から水分を奪うため、乾燥が進んでしまいます。そうすると肌表面のバリア機能が弱まり、刺激に敏感な状態になってしまいます。
肌をしっかり冷やしたら、赤みが強く出てしまう前にコットンパックなどで肌を落ち着かせ、乳液やクリームなどで保湿ケアを行うようにしましょう。

皮がむけている

紫外線が強く、降り注ぐ量も多い真夏の海やプール、真冬のゲレンデなどは、皮膚にサンバーンが起こりやすくなります。赤みが出たあと、ほてりが引いてくると皮がむけてガサガサした状態になることも。この場合は、自然に落ちるまで、無理に剥がそうとしないようにしましょう。

化粧品をつけて刺激を感じるなら、軟膏などで穏やかにケアをして、皮剥けと刺激が治まってから、通常のスキンケアに戻しましょう。

日焼け後のスキンケア方法

強い日焼けの症状が出ていなかったとしても、日焼け後の肌には少なからずダメージが蓄積しています。シミ・シワなどの光老化を防ぐためには、その後のスキンケアが非常に大切。いつも以上に丁寧なケアを心がけましょう。
ここからは、日焼け後に取り入れるべきスキンケアのポイントをご紹介します。

日焼け後の肌は保湿がカギ!

日焼け後は皮脂の分泌が多くなり、うるおっていると勘違いしがち.

しかし実は、肌内部が乾燥しすぎているために、普段より皮脂が多く分泌されるインナードライの状態になっていることが多いのです。
日焼け後は、カラカラの肌にうるおいを補給することが最重要のケアになってきます。
インナードライ状態を改善するために、まずは化粧水でたっぷり水分を補給します。低刺激で保湿力の高いアイテムを選ぶのがポイントです。

洗顔後、化粧水を適量手に取ったら、肌に押し込むイメージでやさしくハンドプレスしながらなじませましょう。横にスライドさせるように擦るのはNGです。
額や鼻、頬の高い位置などは、特に日差しがあたりやすい部分ですので、重ね塗りで追加保湿を行いましょう。
また、デコルテや肩なども日焼けしていることが多いため、忘れずに保湿してください。
乾燥しがちな日中はスプレータイプの化粧水や美容液を使って、メイクの上から保湿を行いましょう。

水分を補給できたら、蒸発しないよう油分でフタをします。
クリームでも良いですが、皮脂の分泌が過剰になっている日焼け肌には重すぎる場合もあるため、乳液を使うのがベターです。適量を手に取ったら、肌全体に塗り広げましょう。

毛穴ケアは入念に

日焼けをすると毛穴が開きやすくなり、さらに過剰に分泌された皮脂がその開いた毛穴に詰まることで、詰まり毛穴や黒ずみ毛穴につながります。毛穴の開きを定着させないためにも、しっかりとしたケアが必要です。

毛穴に詰まった角栓や黒ずみの主な原因は、皮脂と古い角質です。この2つを1度にオフできるのが、ピーリング作用のある洗顔料です。毛穴をきれいな状態にすることで化粧水などの浸透も高まり、ターンオーバーのリズムも整いやすくなりますよ。
ただしやりすぎは厳禁。週に23回程度におさえ、乾燥が気になる場合はさらに部分使いで取り入れるのがおすすめです。 

また肌にべたつきを感じたときは、ビタミンCを配合したアイテムが有効です。ビタミンCには過剰な皮脂分泌を抑制させる働きがあり、油分バランスの整った肌に導いてくれます。
ハリを高める効果もあるため、毛穴をキュッと引き締めることもできますよ。

セルフケアだけではNG!?皮膚科に行くべき日焼け後の症状

日焼け後に強い刺激や痛み、水ぶくれなどの炎症が起きた場合には、無理にセルフケアで治そうとせず皮膚科を受診した方が良いでしょう。
どのような場合に病院へ行くべきなのか、目安をご紹介します

痛みを伴う皮むけ

強い紫外線を浴びると肌の水分が奪われ、皮むけが発生する場合があります。ぽろぽろと自然に落ちる分には心配はいりませんが、痛みが出たり血がにじんだりする場合は肌に熱がこもっている状態です。クールダウンしても治まらない場合は、皮膚科を受診しましょう。
症状に合った薬を処方してもらった方が、痛みや刺激を早く改善することができます。

水ぶくれ

日焼けをした部分に水ぶくれができている場は、いわゆる「やけど」に近い状態です。触るだけで痛みが出る場合もありますし、無理に潰すと炎症が悪化してしまうこともあります。
水ぶくれがある場合は早めに皮膚科を受診し、適切な治療を受けるのが安心です。ボディなど服がこすれて痛い場合は、上からガーゼを乗せ、周りをテープで止めて保護しておきましょう。

まとめ

日焼け後のケアは、肌にトラブルを残さないために非常に大切。セルフケアは顔だけではなくボディも同様に行うことができます。小麦肌派さんも、白肌キープ派さんも、日焼け後に痛みや皮むけといったトラブルが起きないよう、クールダウンは忘れずに行いましょう。

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記事監修

奥野彰子/医師

奥野 彰子

医師・恵比寿アズクリニック院長

  • 東京慈恵会医科大学卒業後、東京慈恵会医科大学付属病院にて形成外科に入局。
  • 2008年より美容皮膚科 院長を15年勤める。
  • 2023年5月 恵比寿アズクリニック院長に就任。

詳細プロフィール

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