ノースリーブを着ているとき、ふと気づいたら脇の下にニキビができていた！なんてことはありませんか？
夏のファッションを最大限に楽しむためにも、できることなら自信を持って見せられる脇になっていたいですよね。
今日は、デリケートな脇の下にできる「脇ニキビ」の原因とケア方法を一緒に見ていきましょう。
この記事のポイント
- 脇ニキビの原因がわかる
- 脇ニキビの対策法がわかる
- 美容皮膚科で受けられる施術がわかる
脇にできるニキビの原因とは？
脇にニキビができる原因は、毛穴が多いことにあります。ニキビは毛穴にアクネ菌や角質が詰まることで発生するため、毛穴が多い部位はニキビができやすいのです。
また、汗腺の一種であるアポクリン腺が発達しやすく、汗をかきやすいため、雑菌が繁殖しやすいのも原因の一つ。
さらに、脇毛処理の際にカミソリや毛抜きが刺激となったり、日常的に摩擦が起きやすかったりすることも、ニキビができやすくなる要因です。
炎症が治りにくく、色素沈着も起きやすいため、美しい脇を保つためには角質ケアと美白ケアが必要不可欠です！
脇ニキビケアの5 STEPとおすすめアイテム
脇ニキビのケアは、顔のニキビケアと基本的に同じく、洗浄・保水・保湿・角質ケア・美白ケアの5つのSTEPが重要です。
脇のケアをサボると黒ずみや色素沈着のリスクもあるため、まずは自宅でできるケア方法をご紹介していきます。
STEP① 洗浄
脇の下を清潔の状態に保つことは、脇ニキビ対策の基本です。お風呂で身体を洗うときは、脇の下まで忘れずに洗いましょう。
石鹸やボディソープはしっかり泡立て、豊かな泡で肌を包み込むように優しく洗いましょう。
刺激を加えると色素沈着や肌荒れにつながってしまいますので、洗浄力の強すぎるボディソープの使用や、力を入れてゴシゴシと洗うのは止めましょう。
-おすすめアイテム｜サンソリット スキンピールバー AHAマイルド
出典：サンソリット公式サイト
角質ケア成分AHAを配合した、ピーリングソープで、顔はもちろん全身に使うことができます。泡立てネットを使うことでメレンゲのような弾力ある泡が立ち、古い角質や毛穴汚れ、過剰な皮脂をやさしく洗い流します。このほかに4種類のラインナップがあり、肌質に合わせて選ぶことができますよ。
STEP②保水
肌の水分量を上げることは、バリア機能を高めることにつながります。
石鹸やボディソープで洗浄した後の肌は乾燥しやすい状態ですので、顔と同じように化粧水でしっかり保水することが大切です。
水分と一緒にさまざまな美容成分も補給すれば、よりニキビのできにくい肌に整えていくことができますよ。
-おすすめアイテム｜レカルカ ブライトリーモイストシャインミスト
出典：レカルカ公式サイト
いつでもどこでも使いやすい、ミスト化粧水です。角質層を潤しツヤを与えて美しくキメを整えてくれるEGFに加え、2種のペプチド（ジペプチド-2・パ ルミトイルテトラペプチド-7）を配合しています。
※恵比寿アズクリニックで取り扱っております
STEP③ 保湿
水分補給の後は、乳液やボディクリームで蒸発を防ぎましょう。ただし、重いテクスチャーのクリームは逆にニキビを悪化させることもありますので、伸びの良いタイプを使うのがおすすめです。
-おすすめアイテム｜ノブ スキンミルク Ｄ
出典：ノブ公式サイト
ポンプタイプで使いやすい保湿乳液です。肌にのばしやすい乳液タイプで、べたつかずしっとりうるおいを与えます。低刺激かつたっぷり使える容量なので、ご家族で使うのもおすすめです。
STEP④角質ケア
古い角質を放っておくと、厚くなった角質が毛穴をふさぎ、ニキビのできやすい状態になってしまいます。
定期的に古い角質を取り除き、毛穴の詰まりにくい環境に整えましょう。
ただし、粗めのボディスクラブなどを使用する場合、やりすぎはNGです。商品ごとの使用頻度を守り、肌に刺激とならないよう優しく行うようにしてください。
-おすすめアイテム｜ゼオスキンヘルス バランサートナー
出典：ゼオスキン公式サイト
pH (ペーハー) を調整し, お肌を落ち着かせる化粧水です。肌を弱酸性に保つことで、肌トラブルの素となる菌が済みにくい環境にすることができます。グリコール酸配合でお肌のピーリングを促進する作用もあるため、ニキビが気になるお肌におすすめです。
※恵比寿アズクリニックで取り扱っております
STEP⑤美白ケア
脇の下は黒ずみやすく、特にニキビが何度もできていると、ニキビ跡が色素沈着として残ってしまう場合も。脇の黒ずみで悩んで、コンプレックスを感じている方も少なくないでしょう。そんな時は、美白効果のあるクリームなどを使用してみてください。
-美白ケアにおすすめの成分｜ハイドロキノン
ハイドロキノンには、メラニンの生成を抑制する効果があり、脇の黒ずみケアにも有効な成分です。
脇の黒ずみケアに特化した市販のハイドロキノン配合クリームもありますが、より安全かつ効果的にケアを行うには、皮膚科や美容皮膚科で処方されるハイドロキノン製剤の使用がおすすめです。アズクリニックでも取り扱いがございます。
アズクリニックで処方しているハイドロキノン調合剤
また、色素沈着が深い場合も、医療機関の受診をおすすめします。プロフェッショナルのアドバイスに基づいたケアで、より確実な解決を目指しましょう。
色素沈着を起こしたときは美容皮膚科の専門医に任せよう
「10代から脇ニキビに悩まされ、肌が黒ずんでしまった」という方には、プロフェッショナルへの相談が最適な解決策です。
自分でケアをする場合、長い時間がかかる上に、効果も薄いのが現実です。そこでおすすめするのは、美容皮膚科やニキビ専門のクリニックでの診察です。皮膚科、美容皮膚科、美容外科はそれぞれ特色がありますので、以下にご紹介します。
【皮膚科】
・ニキビやアトピー、皮膚のかぶれなど、現在発生している疾患への対処。「見た目を綺麗にしたい」という願いは基本的には対象外。
・治療は塗り薬や内服薬が中心。
・ほとんどの治療が保険適用内で行われるため、治療費は薬代を含めても大体数千円程度。
【美容皮膚科】
・肌の表面に現れた疾患から、美容上の悩みまで幅広く対応。
・疾患以外の治療は保険適用外となり、レーザー治療や注射など美容目的の施術は数万円から数十万円の費用に。
・受診前に予算を考えておくことが大切。
【美容外科】
・形成外科の一環として、外科手術を含む治療を提供。
・疾病として厚生労働省に認められた場合、保険診療が適用されることもあるが、基本的には自由診療。
色素沈着の改善を目的とした治療ですと、一般の皮膚科での治療であっても保険適用外となる場合が多いため、より美容に特化した治療が受けられる美容皮膚科を受診するのがおすすめです。
脇ニキビ予防におすすめ！美容皮膚科で受けられる施術
美容皮膚科での施術は、脇ニキビの「予防」にも効果的です。恵比寿アズクリニックで受けられる施術を例に、詳しくご紹介していきます。
医療脱毛
見た目をきれいにしたいという理由で脇毛の脱毛をする方が多いですが、実は、医療脱毛はニキビ予防にも有効です。
レーザー脱毛で毛自体を取り除くことによって、ニキビの原因となる細菌の増殖を抑えるのに役立ち、毛穴を清潔に保つことができるようになります。さらに角栓予防にもなり、毛穴の引き締め効果も。
また、脱毛は肌を滑らかにし、毛が引き起こす炎症や刺激を減少させるため、脇ニキビや肌荒れのリスクを低減させることができるのです。
恵比寿アズクリニックでは、「スプレンダーX」という医療脱毛マシンを使用しています。
▶医療脱毛（スプレンダーX）詳細 https://az-clinic.tokyo/splendorx/
ボトックス注射
ボトックス注射というと、シワ改善の効果をイメージされる方も多いと思います。しかし実は、脇汗の抑制にも効果があるのです。
脇の下にボトックス注射を打つと、発汗を促進させるアセチルコリンの分泌を抑えることができます。注射した部分のみ汗の量を減らすことができるため、脇のにおいや汗ジミに悩んでいる方には非常に人気の施術です。
脇汗をたくさんかくという方は、脇に湿気がこもることで細菌が繁殖しやすく、ニキビの発生につながりやすい状態といえます。
脇ボトックスの施術を受けることで、そういった脇の下の皮膚の状態を改善することができるため、脇ニキビや肌荒れを予防することにつながります。
-腺の働きを抑えるボトックス注射
▶ボトックス注射詳細 https://az-clinic.tokyo/btox/
ミックスピールマヌカ（ケミカルピーリング）
ケミカルピーリングは、肌表面にある古い角質を取り除くとともに新しい角層の生成を促し、ターンオーバーを活性化させる施術です。
中でもアズクリニックで提供している「ミックスピールマヌカ」は、マヌカハニーの保湿効果と抗菌・抗炎症作用により、肌に優しく炎症を抑えることができるため、ニキビケアにおすすめです。
▶ケミカルピーリング詳細 https://az-clinic.tokyo/chemicalpeeling/
これらの方法は、ニキビ予防だけでなく、肌の全体的な健康と美しさを向上させるのに効果的な選択肢となるでしょう。
ただし、事前に医師と相談し、自分の肌の状態や健康状態に最適な方法を選ぶことが重要です。
まとめ
脇ニキビができても、自然治癒に任せず、適切なケアを心がけることが大切です。
肌への優しいアプローチで、清潔を保ちながら肌トラブルを防いでいきましょう。
今回紹介したケアを続けることで、いつ人に見られても恥ずかしくない、きれいな脇を手に入れることができるはずです！
