背中ニキビの原因は?夏に備えてキレイな背中を手に入れよう

自分では気づきにくい背中のニキビ。いつの間にか状態が悪化してしまい、パーティーシーンや夏場のマリンレジャーなど「いざ」というときに、ザラつきや赤みが目立ってしまった…なんて経験がある人も多いと思います。
今回は、そんな背中ニキビの原因と対策をご紹介します。皮膚科・美容皮膚科で受けられる効果的な治療についても解説しますので、「夏までに背中ニキビをなんとかしたい!」という方はぜひ参考にしてください。

この記事のポイント

  • 背中ニキビの原因がわかる
  • 入浴時の背中ニキビ対策がわかる
  • 皮膚科・美容皮膚科での背中ニキビ治療がわかる
目次

背中ニキビの原因と予防方法


アクネ菌を原因とするニキビの場合、根本的な発生原因は顔も背中も一緒です。ただし背中の場合、ニキビではなくマラセチア毛包炎というニキビとよく似た症状であるケースが多いです。

マラセチア毛包炎の原因はアクネ菌ではなく、カビの一種であるマラセチア菌です。マラセチア菌は誰の皮膚にも存在する常在菌なのですが、増えすぎると毛穴に炎症を引き起こします。
背中ニキビの原因を考える際は、アクネ菌による通常のニキビと、マラセチア菌によるマラセチア毛包炎、両方の特徴を知っておく必要があると言えます。
具体的にどのような行動が背中ニキビにつながるのか見ていきましょう。

背中ニキビの原因① 背中の汗をそのままにしている

背中は汗腺が多いため、非常に汗をかきやすい部位です。マラセチア菌は高温多湿を好む特性があり、汗で蒸れた肌をそのままにしていると増殖し背中ニキビの発生につながります。

スポーツや夏場の外出などをする際には、汗を吸収しやすい素材の服を選んだり、汗をかくたびにこまめに拭き取ったりして、湿気がたまらないようにすることが大切です。
また特にたくさん汗をかいた後には日中でもシャワーを浴びて、清潔に保つと良いでしょう。

背中ニキビの原因②背中をしっかり洗えていない

背中は汗腺だけでなく皮脂腺も集中しているエリア。さらに肌のターンオーバーが遅いため、古い角質がたまりやすい部位でもあります。皮脂や古い角質は毛穴に詰まってニキビのもととなりますので、入浴時にしっかり洗って落としたいところです。
しかし背中は手が届きにくく、しっかり洗っているつもりでも汚れが残りがち。「毎日ボディソープで洗っていても背中ニキビができてしまう…」という人は、実はちゃんと洗えていないのかもしれません。

一方、ゴシゴシと強く擦るように洗うのも良くありません。肌が傷ついてバリア機能が低下し、かえってニキビができやすい状態になってしまうことがあります。
背中を洗う際にはよく泡立てたボディソープで擦らず洗うことが大切です。素手で泡を転がすように洗うのが理想ではありますが、背中を素手で洗うのは難しい人が多いと思います。ボディタオルを使う場合はコットン素材など肌にやさしいものを選び、擦りすぎないよう注意しましょう。

背中ニキビの原因③ボディソープのすすぎ残し

ボディソープで洗った後、すすぎの工程にも背中ニキビの原因が潜んでいます。すすぎが十分でないと、ボディソープが肌に残って刺激となってしまうのです。

すすぎは少し長めに行い、十分泡を洗い流すよう気をつけてください。またシャワーのお湯だけで流してしまおうとせず、手やタオルを使って優しく拭きながら流していくと、すすぎ残しが起こりにくいのでおすすめです。

背中ニキビの原因④汚れた衣類・寝具類を使っている

普段着用する衣類や寝具が汚れたままだと、雑菌が増殖し、背中ニキビの要因となります。
通気性の良い素材のものを選び、常に清潔に心がけることが重要です。
特に就寝時は思っている以上に汗をかいているものですので、パジャマやシーツはこまめに交換しましょう。

敏感肌の方は、洗濯洗剤や柔軟剤の成分が刺激となる場合もありますので、洗剤類も成分にこだわって選ぶのがベターです。
肌に触れるものは優しい素材を選び、清潔さを保つことで、背中ニキビのリスクを減らせますよ。

背中ニキビの原因⑤ストレス

少し間接的な要因ではありますが、ストレスも背中ニキビの発生に関わっています。
背中はそもそも皮脂分泌が多く、ニキビができやすい場所。ストレスの影響でホルモンバランスが乱れると、これを加速させてしまうのです。

ストレスの原因はさまざまですが、生活面では睡眠不足や運動不足、また不摂生な食生活も身体にストレスを与える要因のひとつです。不規則な生活を続けている方は、まず生活リズムを見直すことから始めてみましょう。

お風呂でできる背中ニキビのケア方法

背中ニキビをケアする上で重要となるのが、お風呂の時間です。入浴前からお風呂上がりまでのお手入れの方法を順に紹介していきます。

①お風呂の鏡で入浴前に背中ニキビをチェック

みなさんは普段、どれくらい背中を意識して見ているでしょうか?
背中がどのような状態にあるのかわからないと、ニキビの原因も見逃してしまいがちです。「知らず知らずの間にニキビが悪化してしまった!」なんて事態を防ぐためにも、お風呂に入る前に鏡で背中をチェックするのを習慣にすると良いでしょう。
ニキビの初期段階を見逃さず、早めのケアが可能になりますよ。

②ニキビケアに適したボディソープ

背中ニキビ対策には、ボディソープ選びも大切です。特にオススメなのが、抗菌成分を配合した薬用ボディソープ。背中ニキビの原因菌を殺菌することで、健やかな肌に整えることができます。
また肌のバリア機能を正常に保つために、低刺激かつ保湿成分を含むアイテムが良いでしょう。

持田ヘルスケア コラージュフルフル泡石鹸

コラージュフルフル泡石鹸
価格:1,980円(税込)/150ml
出典:持田ヘルスケア公式サイト

コラージュシリーズは、敏感肌や乾燥肌にも使いやすい低刺激性のスキンケアアイテムを多く展開しています。
こちらのボディソープも低刺激ながら、抗真菌(抗カビ)成分ミコナゾール硝酸塩と殺菌成分を配合し、ニキビ予防に役立ちます。さらに、気になるニオイやムレにもアプローチし、健やかな肌に導きます。

③背中を洗うのは最後の工程に

シャンプー・トリートメント・クレンジング・洗顔などが肌に残っていると、肌に刺激となって背中ニキビにつながる場合があります。特にトリートメントは、お湯で洗い流すだけでは肌に残りやすいため要注意。お風呂でのすべての工程行った後で、最後にボディソープで身体を洗い、背中をしっかり流すようにしましょう。
そのときに重要なのは、ボディソープの原液を直接肌につけるのではなく、必ず泡立ててから使うこと。
原液を直接使うと、肌への刺激が強くなり、肌トラブルの原因になることもあります。
泡立てることで肌への摩擦を減らすことができるので、肌を守りながら汚れを落とすためには大切なステップなのです。

④入浴後はしっかり保湿

背中ニキビの悪化には「乾燥」が大きく関わっています。
お風呂上りにバスタオルで体を拭いた後には、乾燥する前に忘れず保湿剤を塗りましょう。

ノブ スキンミルク D

ノブ スキンミルクD
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出典:ノブ公式サイト

ポンプタイプで使いやすい保湿乳液です。
肌にのばしやすい乳液タイプで、べたつかずしっとりうるおいを与えます。
低刺激かつたっぷり使える容量なので、ご家族で使うのもおすすめです。

背中ニキビは皮膚科・美容皮膚科に相談しよう

深刻な炎症を伴うニキビや、膿を含んだニキビ、広範囲に広がるニキビが背中にできた場合は、
セルフケアだけでは改善が難しい場合があります。また自宅でニキビケアを続けても改善しない頑固なニキビも、専門医の治療が必要です。
背中ニキビの相談は、皮膚科・美容皮膚科で行うのが一般的。それぞれの治療方法についてご紹介します。

皮膚科での背中ニキビ治療

背中ニキビは、保険診療を主とする一般的な皮膚科で治療を行うことができます。保険適用内の背中ニキビ治療には、抗生物質や、毛穴詰まりを解消する作用のある塗り薬などを使用するケースが多いです。
一方マラセチア毛包炎の場合には、原因菌に作用する抗真菌薬を使います。アクネ菌を原因とするニキビとは治療方法が異なるため、診断に基づいて薬が処方されます。

またマラセチア毛包炎以外にも、毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)や粉瘤など、ニキビと間違えやすい疾患がいくつかあります。ご自身で背中ニキビ対策を続けていてもなかなか改善しない場合には、これらの疾患が隠れていることも考えられますので、早めに皮膚科を受診することをお勧めします。

美容皮膚科での背中ニキビ治療

美容皮膚科では、自費領域を中心とする治療を行います。保険診療で改善が見られなかった人や、美容を主な目的としている人は、美容皮膚科を受診すると良いでしょう。
美容皮膚科で行われる背中ニキビの治療としては、ケミカルピーリングや内服薬の使用が挙げられます。恵比寿アズクリニックで提供している治療の中では、ミックスピールマヌカがお勧めです。

これは、天然乳酸をベースにグリコール酸、サリチル酸、マヌカハニーを配合した低刺激性ケミカルピーリングで、背中にも施術可能です。マヌカハニーの保湿効果と抗菌・抗炎症作用を同時に得られるため、やさしく肌の炎症を抑えることができます。
また古い角質をオフしターンオーバーを促すことができるため、定期的に続けることでニキビのできにくい肌に整えることができるでしょう。
アクネ菌を原因とする一般的なニキビはもちろん、マラセチア毛包炎の改善も期待できます。

恵比寿アズクリニック公式YouTube

▶ケミカルピーリング詳細 https://az-clinic.tokyo/chemicalpeeling/

また別の方法としては、イソトレチノイン内服薬の処方もあります。
イソトレチノインとはビタミンAの一種で、肌のターンオーバーを促すとともに皮脂分泌を抑制する作用があります。
恵比寿アズクリニックではアクネトレントというイソトレチノイン製剤を取り扱っています。背中ニキビの改善を目的に処方することはあまり多くありませんが、「顔のニキビ改善を目的に服用したところ背中ニキビにも改善が見られた」という感想をいただくこともあります。

ただし服用中は皮膚や粘膜の乾燥、肝機能障害、脂質異常症などの副作用が見られる場合があるため要注意。当院の場合は処方前に血液検査を行って内服に問題がないか確認するとともに、内服期間中も定期的に血液検査を行っています。
また妊娠中にイソトレチノインを内服すると高い確率で胎児に先天異常を引き起こすことがわかっているため、妊娠中の方や、妊娠のご希望がある方は服用できません。います。
世の中に出回っている水着で、背中が隠れているものはほとんどないと言っていいほど。
せっかくかわいい水着を着ていても、背中に自信が持てないと「タオルを肩にかけて隠さなきゃ」なんてことになりがちです。
夏までに自信を持って水着が着られる状態にしておきたいですね!

まとめ

背中ニキビは、しっかりとしたケアで改善することが可能です。気になり始めたその日からケアを始めましょう。毎日の小さなケアが、美しい背中を作る第一歩です。健康な肌を目指して、一緒に頑張りましょうね。

※記事内でご紹介している各商品は記事執筆時の情報に基づいて掲載をしており、変更となっている可能性がございます。ご購入の際は最新情報をお確かめください。

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監修医師紹介

奥野彰子/医師

奥野 彰子 / Akiko Okuno

医師・恵比寿アズクリニック院長

  • 東京慈恵会医科大学卒業後、東京慈恵会医科大学付属病院にて形成外科に入局。
  • 2008年より美容皮膚科 院長を15年勤める。
  • 2023年5月 恵比寿アズクリニック院長に就任。

監修医師詳細プロフィール

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