ボディスクラブで全身ツルすべ!おすすめアイテムと注意点を解説

背中・肘・膝・かかとなど、肌のザラつきが気になるパーツってありますよね。見た目にもキメの乱れやゴワつきがわかると、ファッションが心から楽しめなくなることもあると思います。
そんなときは、ボディスクラブを使ってみましょう!
今回は、ボディケアの必需品「ボディスクラブ」について解説します。選び方やおすすめアイテムも紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

この記事のポイント

  • ボディスクラブを使うメリットがわかる
  • ボディスクラブの選び方のポイントがわかる
  • ボディスクラブの使い方と注意点がわかる

目次

ボディスクラブってどんなアイテム?

ボディスクラブとは、ザラザラとした粒子を配合したボディケア製品全般のことを言います。粒が目立つものからクリームに溶け込んだタイプまで様々ですが、いずれも不要な角質を除去することを目的としています。
肌のゴワつきやザラつきが気になる部分に使うことで、手触りがツルツルになるだけでなく、ニキビの予防や透明感アップにも役立ちます。

ボディスクラブを使うべき理由

そもそも肌の滑らかさが損なわれる大きな要因は、古い角質の堆積、いわゆる角質肥厚です。

肌のターンオーバーが正常であれば、基底膜で生まれた新しい細胞が一定のサイクルで表面に押し上げられ、古くなった角質は自然に剥がれていきます。
しかしターンオーバーは年齢とともに滞りがちになります。さらにストレスや生活習慣の影響も受けやすく、それらによってターンオーバーがうまく働かなくなると、本来自然にはがれるべき古い角質が肌表面に溜まってしまいます。
こうして角質層の厚みが増すと、肌が硬くなり、ゴワつきやザラつきが気になるようになってしまうのです。

だからこそ、ボディスクラブで定期的に古い角質を除去すれば、ツルツルすべすべの肌を維持することにつながります。毛穴詰まりの予防にもなり、ニキビの予防にも役立ちますよ。

どんな部位に使えばいい?

角質肥厚が起こりやすいボディパーツとしては、肘・膝・かかとなどが挙げられます。これらのパーツには皮脂腺がなく乾燥しやすいことに加え、摩擦が起こりやすく、刺激から肌を守るために角質が堆積しやすいという特徴があります。
カチカチに硬くなる前に、ボディスクラブでケアをしたいところですね。

また、背中などニキビができやすい部分に使うのもおすすめです。これらのパーツは汗腺が多いために汗をかきやすく、蒸れによりボディニキビの原因菌が繁殖しやすい環境です。さらに古い角質が溜まって毛穴詰まりが起きると、毛穴内部で細菌が繁殖するため、ニキビの発生につながるのです。
ボディスクラブで定期的に角質ケアを行い、ニキビのできにくい肌環境に整えましょう。

ボディスクラブの選び方

次に、ボディスクラブを選ぶ際に確認すべきポイントを4つ紹介します。

スクラブの種類で選ぶ

スクラブにはさまざまな種類がありますが、選ぶ際にポイントとなるのは粒子の「細かさ」や「柔らかさ」です。
粒子が硬く粗いスクラブをゴシゴシ擦りつけるように使うと、古い角質だけでなく、肌を守るのに必要な角質まで落としてしまう恐れがあります。結果として肌のバリア機能が低下して乾燥を招き、肌荒れを起こすこともあるのです。
特に塩や植物種子などを原料としたスクラブは、力加減を間違えると余計な刺激を与える場合があるため要注意。

特に初心者さんは、米ぬか、こんにゃく、砂糖などを原料とした、粒子が細かいタイプや柔らかいタイプがおすすめです。

スクラブ以外の成分もチェック

アイテムによっては、スクラブの他にもさまざまな美容成分を配合している場合があります。肘・膝・かかとなど乾燥しやすい部位に使う場合は保湿成分を重視したり、ニキビ対策がしたい場合は抗菌成分や抗炎症成分を配合したものを選んだりと、使用部位や求める効果によって適切な成分も異なります。
ご自身が何を目的にボディスクラブを使うのかを今一度考えて、ぴったりなものを選びましょう。

使用頻度で選ぶ

ボディスクラブは、週に数回のスペシャルケアアイテムと位置付けられている商品が多いです。ほとんどのアイテムには推奨使用頻度が提示されているはずですので、「どのくらいの頻度で使いたいか」を基準にするのも良いでしょう。

価格や香りで選ぶ

角質は毎日生まれ変わっていますから、ボディスクラブによる角質ケアは定期的に行うことが大切です。だからこそ、無理なく続けられるアイテムを選びましょう。
特に、続けやすい価格であることと、使いたくなる香りであることは必ずチェックしたいポイントですね。

おすすめボディスクラブ3

具体的に、おすすめのアイテムを3つ紹介します。気になるものがあればぜひ試してみてください。

ダヴ ふわとろクリーミースクラブ

出典:ダヴ公式サイト
価格:オープン価格

クリームタイプの滑らかなボディスクラブです。非常に細かな含水シリカのスクラブが練り込まれており、肌への刺激なく角質ケアを行うことができます。
香りは5種類。ナイアシンアミド配合でより柔らかなテクスチャーの「チェリー&アプリコットミルク」「サクラ&ムスク」「キンモクセイ」、ビタミンE誘導体配合でややしっかりしたテクスチャーの「ザクロ&シアバター」「キウイ&アロエ」に分かれています。
香りとテクスチャーの好みや、美容成分で選んでみてください。

カネボウ ラッピング ボディ ポリッシャー

出典:カネボウ公式サイト
価格:4,950円(税込)/220g

ボディクレンジング・角質ケア・保湿の3つを同時に叶えるボディスクラブです。大きさや感触、崩壊タイミングが異なる3種類のスクラブをバランス良く配合し、効果的に角質を除去することができます。
最初はクリーム状ですが、肌になじませるとオイルに変化。やさしいテクスチャーかつ保湿成分も豊富なため、どんな肌質でも使いやすいのが特徴です。

イソップ ゼラニウムボディスクラブ

出典:イソップ公式サイト
価格:4,840円(税込)/180ml

さっぱりとした使用感が好みという人に使ってみて欲しい、ジェルタイプのボディスクラブです。吸着力の高い軽石をスクラブ状にして配合しており、肌の汚れをしっかりと洗い上げてくれます。
しかしスクラブの粒は小さめで肌への負担は少なく、使用後のツッパリ感も気になりません。ゼラニウムのさわやかな香りで、年代や性別を問わず使いやすいですよ。

ボディスクラブの正しい使い方と注意点

最後に、ボディスクラブの基本的な使い方について解説します。注意点についても触れますので、確認しておきましょう。

ケアのタイミング

ボディスクラブは、夜の入浴中に行うのがおすすめです。肌のターンオーバーは寝ている間に活発に行われるため、その前に角質ケアをしておくことで、効果を最大限に発揮することができるのです。
一方で朝にボディスクラブを使うと、日中の紫外線などによる刺激を感じやすくなる場合があるため注意しましょう。

ボディスクラブの使用手順

ボディスクラブには、洗浄機能を兼ねたものとそうでないものがあります。洗浄機能を兼ねたものであれば、ボディソープ代わりに使う形になりますが、そうでない場合はボディソープで洗浄した後に使います。
具体的な手順は次の通りです。

洗浄 先にボディソープで体を洗い、汚れを落とす
スクラブを広げる 気になる部分にボディスクラブをのせたら、肌を傷つけないようスクラブを転がすイメージでやさしく広げる
すすぐ 洗い残しがないよう、ぬるま湯で丁寧にすすぐ。
水分をふき取る 肌が敏感な状態のためタオルで擦るのは厳禁。
タオルを軽く押し付けるようにして水分を吸収させる。

ボディスクラブの後に取り入れたいスキンケア

ボディスクラブでケアをした後の肌はとてもデリケートな状態。古い角質が除去されたことで普段より乾燥しやすくなっています。そのため、必ず保湿ケアを行ってください。
ボディクリームを塗るだけでも良いですが、余裕があればその前にボディローションを塗っておくと、よりうるおった肌を維持することができるでしょう。

また、肌の代謝を上げるためにリンパマッサージを行うのもオススメです。肌を擦るのは厳禁ですので、マッサージオイルなどで滑りを良くし、やさしく撫でるような力加減で行いましょう。

ボディスクラブの注意点

ここまで基本的なボディスクラブの使い方を説明してきましたが、アイテムによっては異なる使い方を提唱している場合もあります。必ず事前に説明を読み、使い方を間違えないようにしましょう。

また推奨頻度を超えて使うことも、オーバーピーリングになるため絶対にやめましょう。特に硬いスクラブを配合したものは、肌質によっては推奨頻度通りでも多すぎてしまう場合があります。最初は少ない頻度から使い始め、肌の様子を見ながら頻度を上げていくと安心です。
ボディスクラブを使う中で、肌荒れや湿疹などがでてしまったら、直ちに使用を中止し、皮膚科医に相談してください。

まとめ

ボディスクラブを取り入れることで、ボディソープでの洗浄だけでは作れないツルすべ肌を実感できるはず!特に肌見せが増える夏はぜひ使ってみてほしいアイテムです。
ぜひ、お気に入りのボディスクラブを探してみてください!

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監修医師紹介

奥野彰子/医師

奥野 彰子 / Akiko Okuno

医師・恵比寿アズクリニック院長

  • 東京慈恵会医科大学卒業後、東京慈恵会医科大学付属病院にて形成外科に入局。
  • 2008年より美容皮膚科 院長を15年勤める。
  • 2023年5月 恵比寿アズクリニック院長に就任。

監修医師詳細プロフィール

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