顔の中でも、たるみが気になりやすいのが「まぶた」。少したるむだけでも疲れた表情に見えたり老けて見えたりと、顔全体の印象を大きく左右します。
このページでは、まぶたがたるむ原因と、予防・改善方法を紹介します。たるみに気づいてからケアを始めても改善が難しい場合がありますので、ぜひ今すぐ始めてみてください!
この記事のポイント
「まぶたのたるみ」ケアは早い方が良い理由
まぶたをはじめ、アイゾーンの皮膚は特にデリケート。非常に薄い構造になっており、ひとたびハリが失われると一気にたるんで見えてしまうのです。
また脂肪層が薄く表情筋の影響を受けやすいため、シワが刻まれやすいという特徴もあります。そのため何のケアもしなければ、顔の中でも最初にたるみ始めるのがまぶたなのです。
皮膚は輪ゴムと同じで、一度伸び切ってしまえば縮むことはありません。皮膚が柔軟なうちにケアを重ねなければ、年齢とともにどんどん伸び、目が小さく見えたり視界が悪くなったりすることも。一刻も早いケアが大切です。
「まぶたのたるみ」の原因は?
まぶたがたるむ原因は何気ない癖や生活環境の中に潜んでいます。引き金となる習慣を見直しつつ、正しいケアを身につけていきましょう。
目を擦る癖がある
「花粉症で無意識に目を擦ってしまう」という人は多いもの。目を擦るということは、まぶたを引き延ばしているようなものですので、当然まぶたはたるみやすくなります。
またコンタクトレンズを入れる際にまぶたを引き上げる動作や、二重シール・二重のりの使用、メイクによる負担などもまぶたのたるみにつながる行為です。
全てを止めるのは難しいと思いますが、例えばアイメイクはできるだけ皮膚に摩擦を起こさないようやさしく行う、コンタクトレンズの使用頻度を減らす、アレルギー外来で治療を受けるなど、できるだけまぶたに摩擦を加えないよう、できる部分を改善してみましょう。
目を酷使している
目の疲れがまぶたのたるみにつながる場合もあります。
眼精疲労が続くと、ストレスにより活性酸素が発生。それが細胞を酸化させ、まぶただけでなく皮膚全体のたるみにつながるのです。
また目元近くの表情筋が緊張することで血行が滞り、肌のターンオーバーが乱れやすくなります。結果として、新しい皮膚の生成や傷ついた皮膚の修復が追いつかなくなるため、肌に弾力がなくなり、たるみやすい状態になります。
現代人はスマートフォンやパソコンをはじめとするデジタルデバイスの普及により、眼精疲労が起きやすい環境にあります。目の疲れを感じたら、次のポイントに気を付けてみましょう。
・スマートフォンと目の距離を近づけすぎない
・デジタルデバイスは部屋を明るくして使う
・デジタルデバイスを1時間使ったら1分目を閉じて休ませる
・眼科に相談しドライアイ治療を行う
・コンタクトレンズやメガネの度数を定期的に見直す
・目の疲れを感じたら蒸しタオルなどで温める
・精神的ストレスも眼精疲労につながるため適度に解消する
・首や肩の凝りをほぐす
ただし「何をしても眼精疲労が改善しない」「視界がかすれて見える」などの症状がある人は、目の病気が隠れているかもしれません。早めに眼科を受診することをお勧めします。
目元の皮膚が乾燥している
目元の皮膚は他の部分より厚みがなく皮脂腺の数も少ないため、乾燥による影響を受けやすい部位です。少し乾燥するだけでキメが乱れ、小ジワができてしまいます。慢性的な乾燥肌に陥ると肌の弾力はどんどん失われ、たるみにつながるのです。
他の部位以上に保湿ケアを丁寧に行い、乾燥からまぶたの皮膚を守りましょう。
まぶたのたるみ対策|ホームケア編
まずは、すぐに始められるホームケアを紹介します。ぜひ今日から始めてみてください。
頭皮ケアを行う
まぶたと頭皮、一見無関係に思われるかもしれませんね。しかし頭皮と顔の肌はつながっているため、頭皮をほぐすことが顔全体のたるみ改善につながるのです。
シャンプーの際や寝る前などにヘッドマッサージをプラスして、頭皮ケアを行いましょう。強い力は加えずに、皮膚や筋肉の硬さを感じる部分をやさしくほぐすのがポイント。血行が促され、眼精疲労の改善にも役立ちます。
またその前にしっかり湯船につかる習慣をつけると、全身が温まり代謝アップにもつながります。シャンプーブラシやヘッドマッサージャーを使うのも効果的ですよ。
ハリ改善美容液を取り入れる
まぶたにも使える美容液やアイクリームを取り入れるのもオススメ。特に効果的なのが、シワ改善効果のある製品です。
肌がたるむ原因のひとつにハリ・ツヤ不足があります。これは肌の弾力にかかわる真皮層のコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などの成分が年齢とともに減少することで起こります。そのため真皮層にこれらの成分を増やすことが、たるみ予防につながります。
しかしコラーゲンやヒアルロン酸を配合した化粧品を肌に塗っても、真皮層に直接届くことはありません。そこでシワ改善効果のある有効成分を取り入れることが大切なのです。具体的な成分は次の3種類。
レチノール | ターンオーバーを促しコラーゲン生成をサポートする |
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ナイアシンアミド | 真皮に働きかけコラーゲンの生成を促す |
ニールワン | コラーゲンの分解を防ぐ |
スキンケアアイテムの中でも、美容液やアイクリームは”肌悩みの改善”に特化した製品のため、ぜひ使ってみてください。
ただし目元用に取り入れたい場合には、目元に使えるアイテムかをしっかり確認し、誤って目に入らないよう気を付けましょう。
おすすめアイテム|プルエスト OGハイドレーティングセラムR+
出典:プルエスト公式サイト
価格:3,553円(税込)/30ml
有効成分ナイアシンアミドを配合した薬用美容液です。ナイアシンアミドは色素沈着を抑制しシミ・そばかすを予防するのと同時に、コラーゲンの生成を促しシワを改善させる効果も期待できます。
また保水力に優れた独自のハイドロジェルがベースになっているため保湿効果も高く、土台から肌を整えることが可能です。さまざまな肌悩みにアプローチできるビタミンC誘導体も配合しており、目元はもちろん顔全体への使用がおすすめです。
※恵比寿アズクリニックで取り扱っております
保湿を徹底する
美容液で栄養補給をしたら、乳液やクリームで水分と美容成分を閉じ込めることが大切です。まぶたはデリケートですので、低刺激で保湿力の高いアイテムが理想。保湿成分としては、セラミド、ヒアルロン酸、ペプチドなどを配合したアイテムがおすすめです。
まぶたに保湿剤を塗る際には、擦らないよう注意を払いましょう。硬いテクスチャーのクリームはどうしても塗り広げるのに力が加わってしまうため、スッと伸びて肌になじむような、柔らかいテクスチャーのアイテムを選びましょう。
おすすめアイテム|ゼオスキンヘルス RCクリーム
出典:ゼオスキンヘルス公式サイト
参考価格(税込):15,400/50ml
ヒト型セラミドであるセラミドNGを配合した美容クリームです。セラミドNGは、人間の肌が自然に生み出すセラミドに構造が最も近いため角質層への浸透性が高く、保湿力が優れているのが特徴です。乾燥を防ぎながら肌のバリア機能を高め、肌を健やかに保つ効果が期待できます。
他にも、シワやたるみなどのエイジングケアに効果的なレチノール、肌のハリや弾力をアップさせるアセチルヘキサペプチド-8が配合されています。
紫外線対策も抜け目なく
毎日日焼け止めを塗っていても、意外と塗り漏れが発生しやすいのがまぶたです。目のまわりは細かい部分のため、指先を密着させながら、やさしく叩き込むように擦らず塗り込みましょう。
また目元は無意識に触ることが多く、日焼け止めが落ちやすい部位でもあります。スプレータイプの日焼け止めでお直しをしたり、サングラスや帽子などを活用したりと、目元に日差しが当たらないよう工夫してください。
まぶたのたるみ対策|美容医療編
既にまぶたのたるみや目の開きにくさを感じ始めているという人は、セルフケアと同時に美容皮膚科でのたるみ治療を始めてみるのもひとつの選択肢です。
医療用のマシンや薬剤により効果的にたるみを改善することができ、セルフケア以上に大きな効果を実感できるはずです。
最後に、目元への効果も期待できるオススメ施術を紹介します。
HIFU(ハイフ)
ハイフは、超音波の力を使い切らずにたるみやしわを改善する施術です。
特定の深さの皮膚層に超音波エネルギーを集中させ、コラーゲンの再生を促して肌の引き締めとリフトアップを実現します。
まぶたに直接照射することはできませんが、眉~額のエリアに照射することで、目がぱっちりと開きやすくなる効果が期待できます。もちろん顔全体のたるみや、額のシワ、ほうれい線などの改善にも効果的です
アズクリニックで使用している「ウルトラフォーマーMPT」というハイフ治療器は、2つの照射モードを使い分けることにより痛みを抑えながら治療することが可能です。
またハイフによる神経損傷等を防ぐため、危険領域を避け、医師の診察に基づいて安全に施術を行っております。
ポテンツァダイヤモンド
ポテンツァは、高周波(RF)のエネルギーを活用した美容施術です。チップをカスタマイズすることで、さまざまな肌悩みに応じた治療が可能となります。
「ポテンツァダイヤモンド」は針のないダイヤモンドチップを使った施術で、2種類の高周波を同時に照射することで、たるみの引き上げが可能です。
ハイフと同様まぶたに照射することはできませんが、額の皮膚が引き上がることで自然と目が開きやすくなりますよ。
施術中の痛みやダウンタイムはほとんどありません。
ボトックス注射
ボトックス製剤を筋肉に注入することで動きを抑制する施術です。目尻や額、眉間など、表情筋によるシワが気になる箇所に施術することで、筋肉の緊張を緩めし、若々しい印象をキープすることができます。
まぶたのたるみに対しては間接的な効果になりますが、眉間や目尻など目のまわりの筋肉の緊張が緩和されることで、たるみ予防につながります。
恵比寿アズクリニックでは、厚生労働省から製造・販売の認可を受けているアラガン社のボトックスビスタ®を主に使用しています。
既にたるんでしまったら外科手術が近道
皮膚自体が大きくたるんでしまった場合には、皮膚科領域の施術では改善が難しいケースがほとんどです。外科手術で改善するのが良いでしょう。
まぶたのたるみを気にしている方の中には、眼瞼下垂という病態が見られる場合があります。眼瞼下垂とは、まぶたを上げる筋肉の衰えなどにより目が開けにくくなる疾患です。この場合は保険適用で手術ができますので、形成外科や眼科のクリニックで相談してみてください。
ただし保険適用の場合は「見た目を良くする」という目的での治療は行えないため、より細かい要望を叶えたい場合には美容外科で治療を受けるのが適切です。
まとめ
目元のたるみは見た目年齢を大きく左右するもの。ご自身の変化にいち早く気づき、生活習慣の改善と適切なスキンケアを続けていけば、若々しい目元を維持することができるはずです。
セルフケアで不十分な場合には、美容皮膚科や美容外科などで専門家の手を借りながら、まぶたのたるみを予防・改善していきましょう!