「顔」の保湿ケアで知っておきたい大事なポイント

美肌のカギは「保湿」。潤いに満ちた肌は弾力と輝きを放ちます。
特に紫外線の影響を受けやすく常に外気にさらされている「顔」の保湿ケアを怠ると、シワやシミ・くすみの原因となり得ます。
必要なポイントをおさえて顔の保湿ケアすることで、いつもみずみずしく健康的な肌を保つことができますよ!ここでは顔の保湿におけるポイントとおすすめアイテムを紹介していきます。

この記事のポイント

  • 顔の保湿で大切なポイント
  • オススメ保湿アイテム
  • 生活習慣も同時に見直そう
目次

どうして保湿が美肌に重要なの?

「保湿」は肌の水分バランスを整え、バリア機能をサポートする重要なプロセスです。
日常生活で肌はさまざまな刺激にさらされますが、角質層の水分がこれらの刺激から肌を守ります。しかし乾燥により水分が失われると肌のバリア機能が弱まり、肌荒れやシミ、シワなどの肌トラブルが発生しやすくなります。
さらに保湿は肌の新陳代謝であるターンオーバーを正常に保つ役割も担っています。水分が不足するとターンオーバーが乱れ、肌質が損なわれる恐れがあるのです。
このため、美しい肌を維持するためには、毎日の保湿ケアが欠かせません。

「顔」の保湿で覚えておきたいポイント

具体的に顔の保湿をする際に大切なポイントを3つご紹介します。毎日のスキンケアで意識してみてください。

クレンジング・洗顔はやさしく丁寧に

「保湿ケア」と聞くと、多くの方は化粧水やクリームをたっぷり使うことを思い浮かべるかもしれません。しかし実は、保湿の基本はクレンジングと洗顔から始まります。
顔を洗うことで皮脂や汚れを落とすのですが、重要なのは必要な皮脂を残すこと。必要以上に皮脂を落とすと、肌の乾燥を招きます。そのため洗浄力の高すぎないクレンジング剤と洗顔料を選ぶことが肝心なのです。

肌の乾燥が気になるなら、クレンジングではミルクタイプやクリームタイプを選ぶことをお勧めします。
オイル系の製品はメイク落としには効果的ですが、洗浄力が高い分、肌に必要な皮脂も取り除いてしまう恐れがあります。一方ミルクやクリームタイプはマイルドな洗浄力のものが多く、肌に潤いを与えながら優しくメイクを落とせます。
ポイントメイクが落ちにくい時は、専用のリムーバーを部分的に使うのが良いでしょう。

洗顔料選びも大事です。「さっぱり」タイプよりも保湿効果のあるものを選んでください。
また泡立てるタイプのものはしっかり泡立て、豊かな泡で優しく洗うことが大切です。
クレンジングも洗顔も擦るのは厳禁。やさしく洗うことで、肌をいたわりながら美しい状態を保つことができますよ。

すすぎはぬるま湯で!

クレンジングや洗顔料をすすぐ際には、熱すぎず冷たすぎないぬるま湯で行いましょう。
熱すぎるお湯は肌に必要な皮脂まで取り除いてしまいますし、冷たすぎると毛穴が引き締まりすすぎ残しの原因となります。
適切な温度でのすすぎが、肌のバランスを保つ鍵です。洗浄料が肌に残らないよう十分すすいでください。
その後は清潔なタオルでそっとおさえるようにして水分を拭き取りましょう

洗顔後は丁寧に保湿ケア

洗顔後は以下の3つのステップでスキンケアを行いましょう。

①化粧水
手やコットンを使用して、化粧水を肌になじませましょう。肌が冷たく感じるほどたっぷりと使用するのがおすすめです。水分をしっかり補充したら、次のステップに進みます。

②美容液
美容液は肌に栄養を与えます。全顔用のものから、目元など特定の部分にフォーカスした製品までありますので、肌の状態や気になるポイントに応じて選びましょう。

③乳液・クリーム
油分の蓋をすることで、与えた水分の蒸発を防ぐ役割があります。
乳液は伸びが良く軽いテクスチャーのものが多く、クリームは濃厚でより保湿力の高いものが多いという特徴がありますので、好みのものを選んでください。
手のひらに取り、少し温めてから肌になじませましょう。丁寧に肌になじませることで十分な保湿効果を得ることが出来ます。

この3ステップを守ることで肌のうるおいを守ることができ、健康的で美しい状態を維持できます。
使用するアイテムは年齢や肌質に合わせて選ぶことが大切です。
また朝も同様にしっかりスキンケアを行うことで、乾燥からくる皮脂の過剰分泌を防ぎ、化粧崩れしにくくなりますよ。スキンケア後12分置いて肌に馴染んだところでメイク行いましょう。
日中の乾燥が気になる場合は、メイクの上から使えるミストタイプの化粧水を用意しておくと便利です。

おすすめしたい顔の保湿アイテム

スキンケアアイテムを選ぶ際は、保湿成分や美容成分に注目しましょう。
肌の水分を保つ働きのあるセラミド、ヒアルロン酸、コラーゲンや、線維芽細胞に働きかけてコラーゲンなどの生成を促すレチノール、ナイアシンアミド、ビタミンC誘導体が配合されたアイテムは特にオススメですよ。
ここでは恵比寿アズクリニックの取り扱い基礎化粧品の中から、乾燥が気になるときに特におすすめのアイテムをご紹介します。

クレンジング|ナビジョンDR メーククレンジングオイル

出典:ナビジョンDR公式サイト

オイルタイプではありますが使用後のつっぱり感はなく、乾燥肌でも使いやすいクレンジング料です。
メイクなじみが良く、低刺激でありながらファンデーションやマスカラなどのしっかりメイクもきれいに取り去ります。

洗顔|プルエスト マンナンジェリーハイドロウォッシュ

出典:プルエスト公式サイト

水分の蒸発を防ぐ独自の保水ジェルをベースにした洗顔料です。プルプルとしたジェルを濡れた手で顔に広げていくと細かな泡が立ってきます。
こんにゃく芋由来の柔らかいスクラブを配合しており、肌を傷つけずに汚れを吸着して落とします。
洗いあがりもつっぱらず、乾燥が気になるという方にはぜひ1度使ってみてほしいアイテムです。

化粧水|レカルカ ブライトリーモイストシャインミスト

出典:レカルカ公式サイト

メイクの上からも使えるスプレータイプの化粧水で、日中の保湿ケアにぴったりです。
ペプチドに加え、人が本来持っている成長因子の一種EGFが配合されており、保湿と同時にエイジングケアも叶います。
ツボクサエキス等の抗炎症成分も配合されているため、肌が荒れやすいという方も使いやすいというのが嬉しいポイントです。

美容液|ゼオスキンヘルス デイリーPD

出典:ゼオスキンヘルス公式サイト

肌のバリア機能を高めるパルミチン酸レチノール配合の美容液クリームです。皮むけが起こりにくく、レチノール系のアイテムが初めてという方にも使いやすいのが特徴です。
他にもビタミンEセラミドなど美容成分を豊富に配合しており、肌の酸化ダメージや乾燥を防いでくれます。エイジングケアにもオススメのアイテムですよ。

クリーム|プルエスト RFハイドレーティングクリーム

出典:プルエスト公式サイト

セラミド、ヒアルロン酸、グリセリンなどの保湿成分をたっぷり配合したクリームです。伸びが良く、しっかりと保湿しつつもベタつかないので朝も夜も使いやすいのが嬉しいポイント。
プルエストの製品は保湿にこだわったものが多いので、化粧水など他のアイテムとあわせて使うのもオススメですよ。

顔の保湿には生活習慣の見直しも大切

「スキンケアでしっかりと保湿しているはずなのに、すぐに肌がカサカサしてしまう」という方は、スキンケア以外の部分に不調の原因が隠れているかもしれません。
肌の調子を上げていくためには、生活習慣を整えることも大切。特に食生活と睡眠は美肌の基礎ですので、それぞれのポイントをご紹介していきます。

食生活の見直し

忙しい毎日では食生活がおろそかになりがち。コンビニ弁当やファストフードが続くと、肌にも悪影響が出てしまいます。
肌の潤いを保つためには、栄養バランスのとれた食事が大切です。
特に皮膚を作るもととなるタンパク質を豊富に含む食品は積極的に摂取しましょう。鶏肉や卵、納豆などの大豆製品がオススメです。
さらに肌を健康に保つオメガ3脂肪酸も意識的に摂取しましょう。サバやサーモン、いわしといった魚類に多く含まれています。
適切な食生活を送ることで、うるおった健康的な肌を取り戻すことができますよ。

十分な睡眠でお肌を再生!

良質な睡眠は、美肌にとっても非常に重要です。睡眠中には成長ホルモンが分泌され、これが肌のターンオーバーを促進するのです。
特に入眠してから3時間ほど経ったタイミングで成長ホルモンが盛んに分泌されるようになると言われていますので、就寝直後の3時間の睡眠の質を上げることが大切。次の3つのポイントを徹底しましょう。

・就寝時間の最低1時間前(できれば2時間前)には食事を済ませる
・就寝時間の1時間前くらいに入浴する
・就寝前1時間はパソコンやスマートフォンを見ない

しっかりと休むことで肌は自然と健康的な状態を取り戻し、美しさを保つことができます。

まとめ

顔は常に外気にさらされ、紫外線の影響も受けやすい部位。健康で美しい肌を保つためには何よりも保湿が重要です。自分の肌に合ったスキンケア製品を選び、正しい使用法で肌をいたわりましょう。
また日常生活の中での習慣も見直し、肌だけでなく全身の健康を追求していくことが大切です。
毎日のケアで肌のハリと潤いをキープしていきましょう。

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記事監修

奥野彰子/医師

奥野 彰子

医師・恵比寿アズクリニック院長

  • 東京慈恵会医科大学卒業後、東京慈恵会医科大学付属病院にて形成外科に入局。
  • 2008年より美容皮膚科 院長を15年勤める。
  • 2023年5月 恵比寿アズクリニック院長に就任。

詳細プロフィール

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