日焼け対策に「なんとなくビタミンが効きそう」というイメージを持ってはいても「それぞれの働きについてはあまりよくわかっていないかも…」という人は多いのではないでしょうか。
美肌を保ちたいなら、ビタミンについて理解を深めることは大切です。
今回は、ビタミンの中でも日焼け対策として特に優秀なビタミンA・ビタミンC・ビタミンEについて、それぞれの働きをまとめます。紫外線が気になる季節のセルフケアにぜひお役立てください!
この記事のポイント
日焼け対策に欠かせない“ビタミンACE”って?
ビタミンACE(エース)という言葉を聞いたことはありますか?これは3大抗酸化ビタミンと言われる、ビタミンA・ビタミンC・ビタミンEを表しています。
「抗酸化」作用とは、日焼けやストレスなどにより体内に発生する活性酸素を除去する働きのこと。紫外線ダメージの緩和につながるため、抗酸化作用のある栄養素を摂取することは、日焼け対策としてとても有効です。
そのため数あるビタミンの中でも、ビタミンACEは日焼け対策に欠かせないビタミンとされています。日焼けをしそうな予定が控えているときや、すでに日焼けをしてしまった後などは、この3つのビタミンを積極的に摂取するようにしましょう。
それぞれの働きについて詳しくご紹介します。
日焼け肌に期待できる「ビタミンA」の効果
ビタミンAは、皮膚や粘膜を健やかに保つ重要な役割を担っています。美容面はもちろん目の健康維持にも深くかかわっており、食事からしっかり摂取したい栄養素の一つです。
では日焼け対策としてはどのような恩恵が得られるのか解説していきます。
ビタミンAの効果①ターンオーバーの促進
ビタミンAには、肌の生まれ変わりのリズムであるターンオーバーを促進する働きがあります。ターンオーバーが正常化することで古い角質がどんどん排出され、健康的な肌を維持することができるのです。
特に紫外線を浴びた後は肌内部でメラニン色素の生成が進んでいる状態。肌のターンオーバーが滞るとシミやそばかすの発生につながります。
その他にも、キメの乱れや毛穴詰まり、ニキビ跡など、さまざまな肌悩みの根底にはターンオーバーの乱れが隠れていることが多いものです。毎日の食事でビタミンAを摂取し、年齢やストレスの影響で乱れがちなターンオーバーを整えましょう。
ビタミンAの効果②シワの予防・改善
シワ改善化粧品によく配合されているレチノールという成分、聞きなじみのある方も多いと思います。実はこのレチノール、ビタミンAの一種なのです。このことからもわかるように、ビタミンAはシワの予防・改善に役立ちます。
紫外線を浴びると、肌内部でコラーゲンやエラスチンなどを生成している線維芽細胞が傷つき、肌の乾燥や弾力低下につながります。ビタミンAには傷ついた細胞のDNAを修復する作用があり、紫外線ダメージを軽減させることができるのです。
そうして肌を乾燥から守り、乾燥による小ジワやくすみなどさまざまな肌トラブルを改善してくれます。
ビタミンAを多く含む食品
ビタミンAは、緑黄色野菜や肉類に多く含まれています。特に鶏レバーはビタミンAが豊富でありながら、レバー類の中でも比較的低カロリーでオススメです。
緑黄色野菜の中では、ニンジンやカボチャなどに多く含まれています。
ビタミンAは油に溶けやすく、オイルと一緒に摂取することで吸収効率がアップするという性質があります。オリーブオイルとニンジンを和えたキャロット・ラペなどは、ビタミンAの摂取に理想的な料理と言えるでしょう。
ビタミンAはサプリメントで摂取することもできますが、過剰に摂取すると吐き気や頭痛、めまいなどを引き起こすことがあるため注意が必要です。通常の食事で過剰摂取の状態になることはほとんどありませんので、やはり食事として取り入れるのが安心ですね。
ビタミンA配合コスメ
化粧品に配合されるビタミンAとしては、レチノール、パルチミン酸レチノール、酢酸レチノールなどの種類があります。
これらの成分を配合した化粧品を使用する中で覚えておきたいのが、好転反応として皮むけが起こることがあるという点です。
ビタミンAは角質層のターンオーバーを促進するため、皮膚の再生が活発になります。その過程で一時的に肌が乾燥し、ポロポロと細かい皮むけが起こってしまうのです。
多くの場合は保湿を徹底することで軽減しますが、改善しない場合や赤み・かゆみが併発している場合などは、皮膚科に相談することをお勧めします。
おすすめアイテム|ゼオスキンヘルス デイリーPD
出典:ゼオスキンヘルス公式サイト
価格:21,780円(税込)/50ml
パルチミン酸レチノールを配合した美容液クリームです。通常レチノールを使用した後に起こり得るA反応が起こりにくいため使いやすいのが特徴です。
オメガ-6セラミドの働きでバリア機能をサポート。外部刺激や乾燥から肌を守ると同時に初期のエイジングサインにもアプローチし、若々しく健康的な肌を保ちます。
※恵比寿アズクリニックで取り扱っております
日焼け肌に期待できる「ビタミンC」の効果
「日焼け対策」や「美白」のビタミンとして最もメジャーとも言えるのがビタミンCではないでしょうか。
ビタミンCは肌を含め全身の健康維持に欠かせない栄養素。抗酸化作用のほかにどのような働きがあるのか、特徴を見ていきましょう。
ビタミンCの効果①メラニン生成の抑制
ビタミンCには、メラニン色素の生成に関わるチロシナーゼという酵素の働きを抑制する作用があります。つまりメラニンの生成を抑え、シミ・そばかす・くすみを予防することができるのです。
同時に、すでに生成されたメラニンを無色化する作用もあるため、今あるシミに対しても効果が見込めます。紫外線による影響が大きいシミやそばかす、くすみなどに対処するためには、ビタミンCは非常に有用なのです。
ただしスキンケアやインナーケアのみでシミを「消す」ことはできないため、あくまでも予防効果と捉えてください。
ビタミンCの効果②肌の弾力アップ
ビタミンCはコラーゲンの生成に深くかかわっています。
コラーゲンは皮膚の真皮層に多く存在し、肌弾力やハリの維持に欠かせない組織です。しかし紫外線を浴びると肌内部のコラーゲンもダメージを受け、弾力低下によるシワやたるみにつながります。
十分なビタミンCが体内に存在していれば、安定的にコラーゲンを作り出すことができ、紫外線による“光老化”を防ぐことにつながるのです。
ビタミンCを多く含む食品
ビタミンCを食事から摂取するなら、緑黄色野菜やフルーツを意識して食べるのがオススメです。特にブロッコリー、パプリカ、いも類、アセロラ、キウイ、イチゴなどに多く含まれています。
これらの食材からビタミンCを摂取するなら、できるだけ生の状態で食べるのが良いでしょう。
というのも、ビタミンCは水に溶けやすく熱に弱いという特性があり、調理の過程で失われてしまうことがあるのです。加熱調理をする場合も焼く・揚げるなどの高温調理よりも、蒸し料理などにすると良いですよ。
またジャガイモやサツマイモなどはビタミンCがでんぷんに保護されるため、加熱調理をしても分解されにくいと言われています。
ビタミンCは体内に蓄積されず、たくさん摂取してもすぐに使わない分は体外に排出されてしまいます。そのため毎回の食事で少しずつ補うのが効果的。
難しい場合は、サプリメントも上手に活用してみてください。
おすすめサプリメント|ワカサプリ高濃度VC3000
1包に3,000mgのビタミンCを配合したサプリメントです。
ビタミンCにはメラニン生成の抑制やコラーゲン生成のサポートなどの働きがあり、美肌の維持に欠かせない栄養素です。こちらのサプリメントは、賦形剤、着色料、甘味料などを極力排除することで、ビタミンC含有率96.7%を実現。純粋なビタミンCを摂取することができます。
水やジュースなど飲み物に混ぜて飲む粉末タイプのため、飲みやすいのもポイントです。
※恵比寿アズクリニックで取り扱っております
ビタミンC系コスメの選び方
ビタミンCは化粧品に配合されていることも多く、日焼け対策として取り入れやすい成分ですよね。
しかし、実はビタミンCは酸化しやすく、そのままでは肌に吸収されにくいという特性があります。そこでぜひ選んでほしいのが、ビタミンC誘導体を配合した化粧品です。
ビタミンC誘導体とは、ビタミンCの弱点を改良したもの。安定的に肌に浸透することができるため、ビタミンCの美肌効果をより感じやすくなっています。
中でも水溶性と油溶性の特徴を併せ持ったAPPS(浸透型ビタミンC誘導体)はより浸透力が高くオススメです。
おすすめアイテム|プルエスト VCハイドレーティングローション
出典:プルエスト公式サイト
価格:3,772円(税込)/120ml
水分の蒸発を防ぐ独自の保水ジェルをベースに、アミノ酸、セラミド、ヒアルロン酸など豊富な保湿成分を配合した高保湿化粧水です。さらに浸透型ビタミンC誘導体APPSを主とした独自処方のコンプリートビタミンを採用しており、もちもちと弾力のあるハリ肌へと導きます。
第三者機関によるアレルギーテストやノンコメドジェニックテストも実施されていますので、日焼け後の敏感な肌にも使いやすいですよ。
※恵比寿アズクリニックで取り扱っております
全身メンテなら「高濃度ビタミンC点滴」も効果的
より効果的にビタミンCを取り込むには、高濃度ビタミンC点滴もオススメです。
その名の通り、高濃度のビタミンC製剤を点滴によって直接送り込む施術で、血中濃度を高めることで、体の隅々までビタミンCを行きわたらせることができます。
シミやシワの予防とともに、疲労回復や免疫力アップなど健康面での効果も高く、定期的なメンテナンスとして人気の高い施術のひとつとなっています。
公式YouTubeでは、高濃度ビタミンC点滴の施術風景を公開していますので、ぜひ参考にしてください。
日焼け肌に期待できる「ビタミンE」の効果
ビタミンACEの最後のひとつ、ビタミンE。「若返りのビタミン」とも言われており、日焼け対策だけでなくエイジングケアの観点からもとても大切な栄養素です。
ビタミンA・Cと合わせて摂取することでより効果を発揮することでも知られているため、バランスよく食べることを心がけましょう!
ビタミンEの効果①肌荒れの予防
ビタミンEが持つ高い抗酸化作用と抗炎症作用は、肌荒れ予防に役立ちます。
紫外線を浴びると肌が乾燥し、角質層が担うバリア機能が低下してしまいます。そうすると肌が外部刺激の影響を受けやすくなり、さらに紫外線ダメージを受けやすくなるという悪循環に陥りがち。キメの乱れや肌荒れにつながります。
ビタミンEを摂取することで肌のバリア機能が維持され、肌荒れしにくい肌に整えることができます。
ビタミンEの効果②血行の促進
ビタミンEには血管壁を強める作用があり、血行促進につながります。血行がスムーズになれば全身に栄養素がいきわたりやすくなるため、ターンオーバーが促進され、シミやくすみの改善に役立ちます。
もちろん血行が促されることによる効果は肌の健康維持だけでなく、動脈硬化の予防や肩こり予防など全身を若々しく保つ効果も期待できます。
ビタミンEを多く含む食品
ビタミンEはナッツ類や一部の魚介類、オイル類に多く含まれます。アーモンド、落花生、アボカド、うなぎ、たらこ、ひまわり油、オリーブオイルなどはビタミンEが特に豊富な食品です。
しかしビタミンEは一度抗酸化力を発揮すると効力を失ってしまいます。そこで一緒に摂取したいのがビタミンCです。
ビタミンCは、それ自体に高い抗酸化力があることに加え、酸化したビタミンEを再生させる働きを持つこともわかってきています。ビタミンCたっぷりの野菜とビタミンEが豊富なナッツ類のサラダなど、組み合わせやすい食品が多いですので、ぜひセットで食べるようにしてください。
ビタミンE配合コスメ
化粧品に配合されるビタミンEは、トコフェロールや酢酸トコフェロールなどの成分名で記載されていることが多いです。
特に酢酸トコフェロールは、ビタミンE(トコフェロール)に酢酸を結合させて安定性を高めたもので、医薬部外品の「肌荒れ防止」有効成分として認められています。
ゼオスキンヘルス エクスフォリエーティングクレンザー
出典:ゼオスキンヘルス公式サイト
価格:6,160円/200ml
泡立てずに使うジェルタイプの洗顔料です。マイクロビーズとカプセル化ビタミンEがスクラブの役割を果たすほか、ピーリング成分サリチル酸も配合し、角質をケアしてくれます。
ピーリングと聞くと刺激が強そうに感じられるかもしれませんが、マイルドな作用で朝晩使用できますよ。
脂性肌の方や、ニキビが出来やすい方には特におすすめです。
※恵比寿アズクリニックで取り扱っております
まとめ
日焼け対策として優秀なビタミンACEは、毎日の食事の中で積極的に摂りたいもの。特に春~夏は普通に生活しているだけでも紫外線ダメージが蓄積しがちですので、野菜やナッツ類を意識して食べるようにしましょう。
またビタミン系コスメも活用し、体の内側と外側の両方からアプローチすることで、紫外線に負けないは肌を作ることができるはずですよ!