毛穴徹底対策スキンケア法!簡単なホームケアから美容皮膚科施術まで

鏡を見ると、鼻や頬などポツポツと目立つ毛穴…。
毛穴に悩んでいない人はほぼいないと言っていいのでは?というほど、多くの人が肌悩みのひとつとして「毛穴」にチェックをつけるでしょう。
ひらき毛穴、つまり毛穴、たるみ毛穴、いろいろな種類がありますがどれがあっても気分はがっかり。
赤ちゃんのような毛穴の目立たないつるんとした美肌が誰しもの理想。

今回は毛穴トラブルの原因や美容皮膚科での治療法、日常生活で気を付けるべきことについて詳しく解説します。 

この記事のポイント

  • トラブル毛穴の基礎知識がわかる
  • 美容皮膚科でできる毛穴スキンケアがわかる
  • 自宅でできる毛穴スキンケアがわかる

目次

毛穴の基本:タイプと原因

タイプ1:ひらき毛穴

「ひらき毛穴」は文字通り開いてしまった毛穴。頬や鼻などで多く目立ちます。
原因は、肌の乾燥や過剰な皮脂分泌、紫外線や食生活、ストレスなど様々です。
適切なスキンケアを早い段階でしてあげることが大切です。 

タイプ2:つまり毛穴

角栓や黒ずみが見え、触るとザラっとしている「詰まり毛穴」。
原因は、皮脂の過剰分泌や食生活の乱れ、古い角質やメイク汚れの残り、
ターンオーバーが正常に行われていない等、ひらき毛穴とおなじく色々な要素が関係しています。

タイプ3:たるみ毛穴

とくに頬に多く見られる「たるみ毛穴」。
縦長の雫のように垂れ下がった毛穴は、主に加齢によって引き起こされます。
肌の土台となる真皮のコラーゲンやエラスチンが老化によって減少すると、
肌が(毛穴が)下へ下がり、広がってしまうのです。 

美容皮膚科における毛穴ケアの重要性

専門的なスキンケアの重要性とその利点

セルフケアで毛穴トラブルをどうにかするにも限界があります。
いろいろなスキンケア方法をコツコツと試しているのに何も改善されない…
むしろひどくなってきた?!そんなときに頼るべきところは専門的に改善のお手伝いをしてくれる美容皮膚科です。

自宅でのケアと美容皮膚科でのケアの違い

例えば風邪をひいてしまったとき。自宅での養生で只々全快を待つよりも、
病院に行って薬をもらい休んだ方が早く治りますよね。毛穴治療もそれに似ています。
自宅では、市販の化粧品を使ったスキンケア、生活習慣の見直しなど
ケアの結果がでるのに時間がかかりますし、確実に解消できるのかというのが曖昧なところ。

ですが、美容皮膚科では自宅ではできない施術、
クリニックでしか扱えない薬剤を用いたケミカルピーリングや
機械を用いたエレクトロポレーションやダーマペンなどを行え、
毛穴にピンポイントでアプローチするため、自宅のケアよりも即効性があり、
効果が早い段階で目に見えてきます。

美容皮膚科での治療オプション

ここで、美容皮膚科でできる毛穴治療をいくつかご紹介します。
メリットと合わせてデメリットも記載していますので、是非参考にしてください。

ハイドラピーリング

ハイドラピーリングとは、特殊なダイヤモンドでコーティングされたヘッドを使い、
余分な皮脂や角質をやさしく剥離しながら毛穴の奥の汚れを吸引して取り除く施術です。
毛穴の奥に詰まった汚れを吸引・洗浄ができるため、
毛穴の皮脂詰まりや角栓が気になる方にオススメです。

<メリット>
・一回の施術でスベスベ・つるつる感を実感できる
・肌を傷つける心配がない
・ダウンタイムがないため、当日からメイクが可能

<デメリット>
・低刺激のピーリングではあるがピリピリとした刺激を感じる場合もある
・化膿したニキビがあったりした場合、悪化させてしまう場合がある
・施術直後に赤みやつっぱり感が出る場合があるが、ほとんどは長引く症状ではない

ダーマペン

超極細の針で肌にわざと細かい穴をあけ、肌本来の自然治癒力を高める施術です。
傷ができたら修復しようとするカラダ本来の仕組みを利用して、肌の生まれ代わりを促進させます。
ニキビや毛穴の開きなどの肌トラブル改善、エイジングケア効果が期待できます。

<メリット>
・一回での効果が期待できる
・肌質の改善が期待できる
・肌の内側から肌トラブルにアプローチできる

<デメリット>
・症状によっては複数回の施術が必要
・副反応が出る場合がある(皮むけ・赤み・痒み・内出血・腫れetc…
・ダウンタイム中の制限が多い(紫外線対策、保湿、濡らせないなど)


ポテンツァ

マイクロ単位の細い針を肌に挿れて、針の先から高周波(RF:ラジオ波)を照射して治癒力を高めます。

深いエリアに位置する真皮層にも熱エネルギーが行き渡るので、
肌がもつ自然治癒力によりダメージが修復されます。
修復過程では、コラーゲンやエラスチンなどの美肌成分が生成されるので、
皮膚の若返りが可能です。

<メリット>
・様々な皮膚トラブルに対応
・ダウンタイムが少ない
・痛みが少ない

<デメリット>
・副反応が出る場合がある(赤み・内出血・腫れetc…
施術後24時間以内はメイクを控えるなどの制限がある

日常のスキンケアルーティンの重要性

毛穴トラブルがある時は、日頃のスキンケアも見直しが重要です。
正しい洗顔方法からケアの注意点などを解説します。

正しい洗顔の方法

固形石鹸やペーストタイプの洗顔料の使用をお勧めします。
洗顔ネットなどを使い、しっかりと泡立て、弾力のあるきめ細やかな泡をつくったら、
その泡で肌になじませるようにして洗います。(手は直接肌に触れないようにします)
洗い流すときはすすぎ残しがないよう気を付けましょう。

保湿の重要性と効果的な製品の選び方

肌には「バリア機能」があります。乾燥や紫外線、雑菌など様々な刺激から肌の内部を守る機能です。
このバリア機能が本来の役割を果たすには、
肌表面にある真皮層がしっかりうるおいで満たされていることが大切。
だから保湿は重要なのです。

洗顔後、何もせずにそのままにしていると乾燥が進んでしまいます。
洗顔が終わったら時間をおかず、すぐに化粧水で保湿しましょう。
推奨されている量より少し多めに、何度かに分けてたっぷりとなじませるのが効果的です。

必要に応じて美容液や乳液、クリームを使いましょう。
毛穴ケアにオススメなのはビタミンC配合の美容液。
その他、皮脂抑制や毛穴引き締め作用、たるみ防止や美白効果のあるものを選ぶのもよいでしょう。

日焼け止めの使用とその重要性

毛穴トラブルを解消する上で、紫外線対策も大切です。

まず紫外線(A波)は肌内部にあるコラーゲンやエラスチン繊維を破壊し、
肌の弾力を失わせ、毛穴の開きやたるみの原因となってしまいます。肌のバリア機能も壊してしまうため、乾燥し、皮脂が過剰に分泌されます。
それも毛穴の開きの原因となってしまいます。

また、紫外線に当たることでメラニンが過剰に生成され、毛穴の黒ずみが引き起こされるなど、
紫外線は毛穴に深刻なダメージを与えてしまいます。

毎日日焼け止めを塗る、帽子をかぶるなど、紫外線対策をしっかりと行いましょう。

生活習慣の改善による毛穴ケア

肌を回復させる、毛穴トラブルを改善していくには日頃の生活習慣を見直すことも大切です。
なにげない習慣がトラブルを悪化させていることも。良い習慣を意識して過ごしたいものですね。

食生活、水分摂取、睡眠の質の改善の重要性

毛穴ケアはスキンケアだけでなく、体の中からのアプローチも大切です。
ファストフードや揚げ物、甘いものなど食べ過ぎていませんか?
バランスの良い食事は美肌づくりの基本です。
ビタミンA、B群、C、E、食物繊維、タンパク質などの栄養素を含む食べ物をバランスよく摂りましょう。
皮脂の過剰分泌に繋がるため、脂質や糖質、食品添加物の摂り過ぎは避けましょう。

そして次に大切なのは睡眠。夜更かしや睡眠不足は美肌の大敵です。
睡眠中は成長ホルモンの分泌が高まり、肌の再生と修復が促されますが、
寝るのが遅いという人は再生が損なわれて老化が進み、毛穴が目立ちます。
なるべく早く就寝するようにしましょう。

睡眠の“質”も大切です。
寝る前にストレッチをしたり、寝る2時間前にはスマホやPCなどを見ないようにするなど、
睡眠の質を上げる方法を試してみるとよいでしょう。

最後に、たばこは美肌の大敵…!
体の老化を促し、肌のハリも低下させるため毛穴を開かせてしまうという可能性が。
できるだけ避けたほうがお肌のためには良いでしょう。

 まとめ

毛穴トラブルにはいろんなタイプがあり、ケアの仕方もそれぞれ変わってきます。

あまりに改善されないということならば美容皮膚科に行くという手もありますし、
外側からのアプローチだけでなく体の中からのケアも大切ということもわかりました。

毛穴の目立たないつるつる美肌を目指して、早速ケアを始めてみましょう。

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記事監修

奥野彰子/医師

奥野 彰子

医師・恵比寿アズクリニック院長

  • 東京慈恵会医科大学卒業後、東京慈恵会医科大学付属病院にて形成外科に入局。
  • 2008年より美容皮膚科 院長を15年勤める。
  • 2023年5月 恵比寿アズクリニック院長に就任。

詳細プロフィール

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