肌の美白に興味がある人は多いと思います。しかし、さまざまな美白ケアをしていてもなかなか効果が出ないとお悩みの方はいませんか?
そんなときは、アプローチの方法が間違っているのかもしれません。
肌のトーンを暗く見せる要因は人それぞれ。透明感のある肌を目指すには原因に合ったアプローチが必要です。
今回は明るい印象に導く美白ケアの方法を原因別にご紹介します。
この記事のポイント
「美白」が意味するのは?
そもそも“美白”とはどのような状態を意味するのかご存知でしょうか?まずは美白の意味について確認しておきましょう。
美白とは?
「美白化粧水」「美白効果」など、化粧品のパッケージによく使われている”美白”という言葉。実は化粧品の世界で”美白”とは「シミ・そばかすの予防」を意味しています。すでにできてしまったシミを化粧品で「消す」ことはできないのです。
またご自身が元々持っている肌の色味以上に白くすることは、美容医療の力をもってしても不可能。今回ご紹介する美白へのアプローチは、肌の色味を暗く見せている要因を取り除き、本来の肌の明るさを取り戻すことを目指すものとお考え下さい。
美白を遠ざける要因
肌のトーンを暗く見せている要因は大きく分けて3つあります。
①シミ・そばかす
②くすみ
③赤みなどによる色ムラ
透明感のある肌を目指すには、ご自身の肌がどのような状態なのかを見極め、原因に合ったアプローチをすることが大切です。
ここからは、この3つの要因の改善方法をそれぞれご紹介していきます。
シミ・そばかすをなくして美白になる方法
シミやそばかすがあると、全体的に肌が暗く見えますよね。また大きく目立つシミが増えてくると、それだけで老けた印象になってしまうこともあります。
シミへのアプローチとしては、スキンケアなどによる「予防」と美容皮膚科での治療による「改善」の2つが挙げられます。
スキンケアでシミ・そばかすを予防
シミ・そばかすの予防には、美白有効成分を配合した基礎化粧品を取り入れるのがおすすめです。美白有効成分とは、メラニン色素の生成を抑制しシミ・そばかすを予防する効果が認められている成分のこと。これを一定濃度以上配合した製品は、厚生労働省の認可により「医薬部外品」「薬用」として販売することが可能になります。
美白有効成分にはたくさんの種類がありますので、肌に合うものを選びましょう
メラニンの生成を妨げる成分 | トラネキサム酸、アルブチン など |
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メラニンを無色化する成分 | ハイドロキノン、ビタミンC誘導体 など |
メラニンの定着を阻害する成分 | レチノール、ナイアシンアミド など |
おすすめ化粧品|ナビジョンDR TAシリーズ
ナビジョンDR公式サイト
TAホワイトローションn:7,150円(税込)/150ml
TAホワイトエマルジョンⅠn/Ⅱn:各9,350円(税込)/120ml
ナビジョンDRは美白に特化した基礎化粧品シリーズを多く展開しているブランドです。資生堂が開発しており日本人の肌に合いやすいのが特徴です。
中でもTAシリーズの化粧水と乳液は、トラネキサム酸に加え資生堂独自の美白有効成分4MSKを配合しており、シミ・そばかすの予防効果が期待できます。セットで使うのがおすすめです。
乳液には「みずみずしくうるおうタイプ」と「しっとりうるおうタイプ」の2種類がありますので、使用感の好みで選んでみてください。
※恵比寿アズクリニックで取り扱っております
美容皮膚科でシミ・そばかすを改善
化粧品でできるのはシミの予防とある程度の改善まで。シミをすっきり消したい場合は美容皮膚科での治療が必要です。
代表的なシミ治療としては、シミ取りレーザーが挙げられます。これは医療用レーザーをシミにピンポイントに照射する治療のことで、1度で大きな効果が得られるのが特徴です。
ただし施術後1~2週間はテープによる保護が必要なため、生活スタイルによっては施術のタイミングをよく考えなければなりません。
また肝斑が併発している方は悪化のリスクになるため、より弱いレベルで広範囲に照射するレーザートーニングで改善をはかる場合もあります。メラニンを少しずつ分解・排出するため施術回数はかかりますが、ダウンタイムはほぼなく手軽に受けることができます。
レーザーのマシンにはたくさんの種類があり、アズクリニックの場合は、より肌への負担が少ないピコレーザーを導入しています。
▶ピコレーザー詳細 https://az-clinic.tokyo/picolaser/
他にも、光治療の一種フォトフェイシャルもシミやそばかすの改善に有効です。レーザートーニングと同様回数はかかりますが、毛穴開きや小じわなどの改善にもつながります。
予防的観点では、薬剤を効果的に導入するエレクトロポレーションや、ターンオーバーを促してメラニンの定着を抑えるケミカルピーリングなどもオススメです。
ご自身のシミの状態やダウンタイムに取れる期間などを踏まえ、医師と相談しながら治療方針を決めることが大切ですよ。
くすみを改善して美白になる方法
くすみがあると、肌のトーンが本来の色味より暗く見えてしまいます。
くすみは大きく5つに分類でき、スキンケアや生活習慣の見直しにより改善可能な場合も。タイプにあった対策を行うことが大切です。
くすみのタイプ | 主な改善方法 |
---|---|
色素沈着タイプ | 美白効果のあるスキンケア |
血行不良タイプ | 血流・代謝を上げる |
乾燥タイプ | 保湿ケア |
糖化タイプ | 食生活の見直し |
角質肥厚タイプ | 角質ケア |
またいずれのタイプにも大切になるのが、ターンオーバーの促進です。これを踏まえて、スキンケアと美容皮膚科の施術でできることを紹介していきます。
スキンケアでくすみを改善
スキンケアによって大きく改善が見込めるのは、色素沈着・乾燥・角質肥厚タイプのくすみです。
色素沈着タイプは、メラニン色素の蓄積が原因でくすみとなっています。そのためシミと同様美白有効成分配合の基礎化粧品を使うのが良いでしょう。メラニンの無色化に働くハイドロキノンやビタミンC誘導体は特におすすめです。
色素沈着タイプにオススメ|ゼオスキンヘルス ミラミン
価格:14,080円(税込)/80ml
ゼオスキンヘルスは、美白効果の高いハイドロキノンを配合したアイテムを多く展開しています。中でもミラミンは、4%のハイドロキノンとともにピーリング成分グリコール酸を配合したクリームで、より肌に浸透しやすいよう設計されています。
シミやくすみの予防だけでなく、レーザー治療後の色素沈着の予防・改善、ニキビ跡の色素沈着改善にもおすすめです。
ただしハイドロキノンは刺激の強い成分として知られており、アトピー肌や敏感肌の方は肌質を安定させてから使用することを推奨しています。
また長期間使用し続けると逆に色素沈着や光過敏などの症状が出ることもあります。連続使用は最大5カ月とされているため、医師の指導のもと適切な休薬期間を取りましょう。
※恵比寿アズクリニックで取り扱っております
乾燥タイプは、肌表面のキメが乱れたりハリツヤが不足したりすることで、肌が光を反射できなくなり、顔全体がくすんで見えるのが特徴です。セラミドやコラーゲンなどの保湿成分がたっぷり配合されたスキンケアを使いましょう。
乾燥タイプにオススメ|プルエスト RFハイドレーティングクリーム
出典:プルエスト公式サイト
価格:5,060円(税込)/50g
保水力の高いハイドロジェルを基にした独自の高保湿技術で、朝まで続くうるおいを実現するクリームです。
ヒト型セラミドをはじめ、ヒアルロン酸・スクワラン・ツボクサ・ペプチドなど、保湿やエイジングケアに効果的な成分が含まれており、肌のバリア機能をサポートし乾燥からお肌を守る心強い味方になってくれます。
伸びが良くみずみずしいテクスチャーで、低刺激なため敏感肌の方にも使いやすいですよ。
※恵比寿アズクリニックで取り扱っております
角質肥厚とは、古い角質が剥がれ落ちずに肌に溜まり、厚みを増した状態のことを言います。
肌の表面がゴワゴワと厚くなり、くすんで見えるのです。これを改善するには角質ケアができる基礎化粧品を取り入れると良いでしょう。
クレンジング剤や洗顔料をピーリング作用のあるアイテムに変えてみたり、スペシャルケアとして定期的にピーリングを行ったりと、古い角質が肌に溜まらないようケアするのがおすすめです。
ただしピーリング剤の中には肌への刺激が強いものもありますので、使用頻度や使用方法は必ず守るようにしてください。
角質肥厚タイプにおすすめ|ゼオスキンヘルス エクスフォリエーティングクレンザー
出典:ゼオスキンヘルス公式サイト
価格:6,160円/200ml
泡立てずに使うジェルタイプの洗顔料です。ピーリング成分サリチル酸を配合しており洗顔と同時に角質ケアができます。
ピーリングと聞くと刺激が強そうに感じられるかもしれませんが、マイルドな作用で朝晩使用できるのが特徴です。脂性肌や混合肌の方には特におすすめですが、洗顔後のツッパリ感も気にならないので乾燥肌の方でも使いやすいですよ。
※恵比寿アズクリニックで取り扱っております
生活習慣を見直してくすみを改善
血行不良タイプと糖化タイプのくすみを改善する場合、スキンケアも大切ですが、それ以上に生活習慣の見直しがカギとなります。
・ストレッチなど軽めの運動を習慣にする
・入浴はシャワーで済ませず湯船につかる
・冷たい飲食物は極力食べない
・温かい飲み物を飲む
・糖質過多の食生活を避ける
・おやつには血糖値を上げにくいものを選ぶ(ゼリー、寒天、ナッツ類など)
・抗糖化作用のある食品を積極的に食べる(ブロッコリースプラウト、キノコ類、ルイボスティーなど)
・調理方法は「揚げる・炒める」より「蒸す・茹でる」
・食べる順番は「野菜→タンパク質→炭水化物」
美容皮膚科でくすみを改善
あらゆるタイプのくすみに効果が期待できる施術として、ケミカルピーリングがあります。これは酸性の薬剤を顔全体に塗布することで肌表面にある古い角質を取り除く施術です。ターンオーバーの促進につながるため、くすみだけでなくニキビや乾燥小ジワ、毛穴悩みの改善にも効果的です。
アズクリニックでは、お肌の状態に合わせマッサージピールとミックスピールマヌカの2種類の施術から提案しています。
▶ケミカルピーリング詳細 https://az-clinic.tokyo/chemicalpeeling/
もうひとつ、くすみ改善に特におすすめなのがエレクトロポレーションです。肌に美容有効成分を塗布した状態で微弱な電流を流し、成分を肌のより奥深くに浸透させます。通常のスキンケアよりも格段に美容成分を浸透させることができ、美肌メンテナンスとして人気の高いメニューです。
恵比寿アズクリニックで導入しているe-coolというマシンには、温感・冷感の2モードからお選びいただけるほか、薬剤にもさまざまな種類があり、幅広い肌悩みに対応可能です。
ビタミンC | 色素沈着タイプ 乾燥タイプ 糖化タイプ 角質肥厚タイプ |
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トラネキサム酸 | 色素沈着タイプ |
ピンクグロー+トラネキサム酸 | 色素沈着タイプ 乾燥タイプ |
ペップビュー | 色素沈着タイプ 乾燥タイプ 糖化タイプ 角質肥厚タイプ |
ケミカルピーリングの後に受けることで、より高い効果を発揮します。
▶エレクトロポレーション詳細 https://az-clinic.tokyo/electroporation/
この他にも、くすみのタイプに応じたさまざまな施術があります。より詳しく紹介した記事もありますので、ぜひ合わせてご覧ください。
赤みをなくして美白になる方法
肌の赤みも、全体的なトーンダウンや色ムラにつながります。特に「酒さ」と呼ばれる症状ははっきりとした原因が解明されておらず、改善に時間がかかることも。
同様にニキビの赤みも肌の色ムラの原因となります。ニキビ跡になってしまうとスキンケアでの改善は困難ですので、早めの治療が肝心です。
酒さもニキビも自己判断による間違ったスキンケアが悪化につながる場合があるため、まずは皮膚科で診察を受け、正しいケア方法のアドバイスをもらうのが良いでしょう。
スキンケアでの赤み対策
酒さ等の赤みが悪化する要因として、肌への外部刺激や乾燥が挙げられます。そのため基礎化粧品は低刺激で保湿力の高いアイテムを使うのがおすすめです。特にアルコール(エタノール)、着色料、香料などは刺激となる恐れがあるため、無配合のものを選ぶのが安心でしょう。
保湿成分としては、セラミドやヒアルロン酸など、もともと肌に存在する成分がおすすめ。保湿剤として人気の高いヘパリン類似物質配合製品は、毛細血管の拡張につながり赤みには逆効果となる場合があります。
また抗炎症作用のあるクリームや軟膏を取り入れるのも効果的です。皮膚科や美容皮膚科で相談のうえ使用しましょう。
ニキビの赤みが気になる場合も、低刺激&高保湿のスキンケアはとても大切。さらにニキビの場合は皮脂抑制効果や抗炎症作用のある成分を取り入れるのもおすすめです
皮脂抑制成分 | ビタミンC誘導体、アゼライン酸、ナイアシンアミド など |
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抗炎症成分 | グリチルリチン酸ジカリウム、アラントイン、アゼライン酸 など |
赤み・ニキビにオススメ|DRX AZAクリア
出典:DRX公式サイト
アゼライン酸を高濃度配合したクリームです。ノンコメドジェニックテスト済みで、ニキビの初期段階であるコメドができにくいことが確認されています。
化粧水や乳液で肌を整えた後で、顔全体、あるいはニキビが気になる部位に薄く塗り伸ばして使用します。チューブタイプで使いやすいのもポイントです。
※恵比寿アズクリニックで取り扱っております
美容皮膚科で赤みを改善
酒さ毛細血管が拡張して起きる症状のため、一度改善しても後戻りしやすいという特徴があります。そのため根気強い施術が必要となる場合も多いです。
効果的な施術としてはフォトフェイシャル、ポテンツァなどがあり、特にポテンツァの赤み改善モードは、比較的持続効果が高くおすすめです。
ポテンツァとは高周波(RF)のエネルギーを活用した美容施術。チップをカスタマイズすることで、さまざまな肌悩みに応じた治療が可能です。中でもS-25チップは高周波の熱で毛細血管を収縮させることができ、酒さの改善に使用されます。
▶ポテンツァ詳細 https://az-clinic.tokyo/potenza/
一方、ニキビの赤みが肌の色ムラにつながっている場合、まずはニキビの炎症を抑える必要があります。皮膚科で保険適用の軟膏治療を行うのが良いでしょう。
美容皮膚科で施術を受けるのは、炎症がある程度治まってから。ケミカルピーリングやウォーターピーリングなど、ターンオーバーを促して古い角質を除去する施術を受けることで、毛穴詰まりを改善し、ニキビのできにくい肌に整えることが可能です。
また炎症が治まっても赤みや凹凸が残る“ニキビ跡”の状態になってしまったら、保険診療では改善が難しくなります。美容皮膚科で改善を目指しましょう。
ダーマペンやポテンツァ、PRP治療など、肌の自己治癒力を高めるような施術がおすすめです。
美白を遠ざける生活習慣
透明感のある肌を目指すなら、生活習慣の改善も必須です。何気ない習慣がシミ・くすみの原因となっているのです。
最後に美白を遠ざけてしまう生活習慣を紹介しますので、当てはまるものがあったらこの機会に見直してみてください。
紫外線対策をしていない
シミ・くすみの一番大きな原因は紫外線です。
紫外線が当たると、その刺激から肌を守ろうと肌の基底層にあるメラノサイトという組織がメラニン色素を生み出します。たくさん紫外線を浴びるほどメラニン色素もたくさん生成されるため、美白からは大きく遠ざかってしまうのです。
特に日焼け止めを夏にしか塗っていないという人は要注意。紫外線は季節を問わず降り注いでいますので、年間を通して対策することが大切です。
また朝にしっかり日焼け止めを塗っても、知らず知らずのうちに落ちてしまうもの。数時間ごとの塗り直しも忘れず行いましょう。スプレータイプの日焼け止めであれば、メイクの上から使えて便利ですよ。
他にも日差しのある日には、秋冬でも日傘や帽子を使うことをお勧めします。
おすすめ日焼け止め|レカルカ フレグランスUVカットスプレー
出典:レカルカ公式サイト
価格(税込): 2,530円/60g
紫外線カット効果:SPF50+/PA++++
スプレータイプの日焼け止めで、顔や身体はもちろんヘアにも使用できます。国内最高値の紫外線カット効果があるため、手軽なお直し用アイテムとして非常にオススメです。
またフラーレンやビタミンCなどの潤い成分もたっぷり配合しており、UVケアと同時にスキンケアまでできる優秀アイテムです。
食生活が乱れている
肌に必要な栄養が不足すると、当然肌トラブルが起きやすくなります。特に糖質過多の食生活は肌の糖化による黄くすみの原因に、脂質過多の食生活はニキビの原因となりやすいですので注意しましょう。
水分やさまざまな栄養素をバランスよく摂取することで、身体の中から肌をうるおし、健康的な肌を維持することにつながります。ハリツヤが保たれることで肌のトーンも明るく見え、憧れの美白肌に近づくことができますよ。
特に意識して摂りたい栄養素はこちらです。
ビタミンA | レバー うなぎ モロヘイヤ 卵黄 にんじん のり など |
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ビタミンC | パプリカ アセロラ イチゴ キウイ キャベツ など |
ビタミンE | ナッツ類(アーモンド・落花生など) 梅 アボカド など |
たんぱく質 | 鶏ささみ肉 卵 牛乳 大豆製品 など |
ビタミンAとビタミンCは、高い抗酸化力でメラニンの定着を防ぎ、ビタミンEはお肌の新陳代謝を促します。
さらに良質なたんぱく質はビタミンCと結合し、コラーゲンを作ってくれるのです。食事で摂り切れない場合は、サプリメントで補うのも良いですよ。
おすすめサプリメント|ワカサプリ高濃度VC3000
1包に3,000mgのビタミンCを配合したサプリメントです。賦形剤や着色料、甘味料などを極力排除することで、ビタミンC含有率96.7%を実現。純粋なビタミンCを摂取することができます。
水やジュースなど飲み物に混ぜて飲む粉末タイプのため、飲みやすいのもポイントです。
※恵比寿アズクリニックで取り扱っております
睡眠の質が悪い
睡眠は美肌の基本。肌の再生に関わる成長ホルモンは睡眠中に分泌されますので、良質な睡眠が美肌を作っていると言えるのです。
逆に睡眠不足が続いている人、時間は十分でも深い睡眠がとれていない人は、肌のターンオーバーが乱れてシミ・くすみなどの肌トラブルが起きやすくなってしまいます。忙しい中でも1日7時間程度は睡眠時間を確保し、質の良い睡眠をとれる環境を整えましょう。
・就寝時間の最低1時間前(できれば2時間前)には食事を済ませる
・就寝時間の1時間前くらいに入浴する
・就寝前1時間はパソコンやスマートフォンを見ない
しっかりと休むことで肌は自然と健康的な状態を取り戻し、美しさを保つことができますよ。
スキンケアの注意点
洗顔やクレンジングの時、タオルで顔を拭く時、ゴシゴシ顔を擦っていませんか?
心当たりがある方は要注意です。刺激が加わると、肌を守るためにメラニンが産生されてしまうため、シミ・くすみの原因となってしまいます。さらにシワやたるみにもつながりますので、摩擦は肌にとって大敵なのです。
肌に触れる時には「やりすぎかな?」と思うほど優しく触れることを意識しましょう。
洗顔やクレンジングはそっと円を描くように、顔を拭くときはタオルでそっと押さえて水分を布にしみ込ませるようにしてください。
まとめ
美白ケアは、自分の肌の状態を把握するところから始まります。肌トーンが暗く見える原因はさまざま。状況に応じて適切なアプローチをしていきましょう。
ご自身で判断するのが難しい場合には、美容皮膚科でカウンセリングを受けてみるのもひとつの手です。客観的に肌をみてもらうことで、最適な施術やスキンケアのアドバイスを受けることができますよ。ぜひ透明感ある肌に近づくための足掛かりにしてみてください。