『最悪なタイミングで赤ニキビが・・・』大事な日の前夜に限って赤ニキビができてしまい、困惑する状況、誰しも直面したことがあると思います。でも心配無用!そんな危機的状況で使える、即効性のあるリカバリーテクニックから、ニキビ跡を残さないためのアフターケアまで、詳しく解説していきます!
『いざ』という時に役立つ方法を身につけておけば、自信を持って人と会うことができるようになりますよ。
この記事のポイント
- 赤ニキビが発生する理由
- 赤ニキビがあるときのスキンケア
- クリニックでの赤ニキビの治療
赤ニキビが発生する理由
赤ニキビとは、皮脂の詰まりによる炎症が起きている状態です。
・皮脂が多く分泌される部位の毛穴が詰まってしまった
・肌の乾燥やホルモンバランスの不調で肌のターンオーバーが乱れた
・メイク残りなどの汚れで毛穴が詰まり、炎症を起こした
これらを原因として、赤ニキビは発生します。
また、赤ニキビはケア方法を誤るとニキビ跡になりやすい傾向があり、掻いたり、しきりに触ったり、乾燥した状況で放っておいたりしてはいけません。十分に気を付けましょう。
速攻で赤ニキビを隠したい時の緊急ケア
待ちに待ったデート、楽しみにしていたイベント、そんな特別な日に限って現れる赤ニキビは、なんとしても隠したいもの。そんなときには、ニキビのある部分にピンポイントでコンシーラーをトントンと優しくなじませれば、ニキビの赤みをキレイにカバーすることができます。
コンシーラーを選ぶ際には、ニキビの負担とならないかどうかを確認することが大切です。特に油分の多いものはニキビ悪化の原因となり得ます。塗布に使うチップやメイクブラシなども、清潔に保つよう心がけましょう。
また色味も重要で、自分の肌色に近い色か、気持ち濃い色味のアイテムを選ぶことで、より自然で失敗の少ない仕上がりが期待できます。
おすすめコンシーラー|ノブ コンシーラー(ナチュラルベージュ/ライトベージュ)
引用:ノブ公式サイト
高いカバー力で、ニキビの赤みや色むらなどをしっかりカバーするコンシーラーです。低刺激にこだわり、ノンコメドジェニックテストもクリアしているため、ニキビをカバーするのに適しています。
SPF34/PA+++のUVカット効果があり、色素沈着しやすいニキビを紫外線から守ります。
赤ニキビがあるときのスキンケア
赤ニキビには早めの対処が重要です。同じ場所に繰り返し現れる傾向があり、放っておくと跡になる可能性も高いのです。大事な予定がある日に、赤ニキビが悪化してしまうなんてことがないように、しっかりとしたケアを心がけましょう。
日中のケア
理想としては、赤ニキビがある部分へのメイクは控えるのが賢明です。日中であってもニキビケア効果のあるクリームなどで入念にケアし、しっかりと保湿を行いましょう。
どうしてもメイクをしたい場合は、油分の多いリキッドファンデーションの使用は避け、下地やコンシーラーにルースパウダーを重ねるくらいにとどめておくのがおすすめです。ニキビパッチなどを活用し、赤ニキビに直接メイクが付着しないように工夫するのも良いでしょう。
また、紫外線対策は入念におこなってください。赤ニキビに紫外線があたることでメラニンの生成が促され、色素沈着がニキビ跡として残ってしまう場合があります。紫外線吸収剤不使用の低刺激な日焼け止めを選びましょう。
おすすめニキビケアアイテム|DRX AZAクリア
参考:DRX公式サイト
アゼライン酸を高濃度配合したクリームです。アゼライン酸には、皮脂分泌の抑制作用やニキビ菌の増殖抑制作用が報告されており、こちらのクリームを顔全体に使うことで、ニキビのできにくい肌に整えることが可能です。
※恵比寿アズクリニックで取り扱っております
おすすめUVケアアイテム|プルエスト トーンアップUVプロテクター
参考:PLUEST公式サイト(https://pluest.com/tone-up-uv-protector/)
紫外線吸収剤不使用のノンケミカル処方ながら、国内最高値のSPF50+/PA++++を実現したUVクリームです。保湿成分を配合し、UVクリーム特有のきしむ感触がなく、うるおいを維持することができます。
シルキーピンクのカラーで色ムラやくすみを整えてくれるので、化粧下地としても使用できます。
※恵比寿アズクリニックで取り扱っております
夜のケア
夜は保湿ケアを重点的に行う事いましょう。赤ニキビは毛穴の炎症が原因で、乾燥すると状態が悪化し最終的には膿んでしまうこともあります。赤ニキビがある部分には保湿アイテムをたっぷりと塗り、さらに睡眠をしっかりとることで肌の再生を促すことが大切です。
おすすめアイテム|サンソリット ACクリアウォータリーエッセンス
出典:サンソリット公式サイト
美容成分をたっぷり配合し、化粧水と美容液のはたらきを兼ね備えたアイテムです。2種類の有効成分が肌本来のバリア機能をやさしく助け、ニキビができにくい状態を保ちます。
ノンコメドジェニックテスト済みで、ニキビケアにぴったりです。
赤ニキビがあるときに避けるべきアイテム
ニキビケアとして保湿は重要ですが、その際には保湿アイテム選びに注意が必要です。油分を多く含む保湿剤、特に以下のタイプは避けるのが賢明です。
・オリーブ系
・ココナッツ系
これらは良かれと思って使用されがちですが、実はアクネ菌の養分になり、ニキビを増やす原因になり得ます。
ニキビケアには、ニキビ専用のアイテムの使用が最適です。日常的に使用しているスキンケア製品の成分を確認し、ニキビにとって最適なケアを心がけましょう。
赤ニキビにおすすめの保湿剤|ノブ AC モイスチュアクリーム
出典:ノブ公式サイト
アクネ菌の栄養源になりにくい油性成分を厳選配合した、薬用保湿クリームです。肌荒れや乾燥が気になるニキビ肌にうるおいを閉じ込め、しっとりやわらかなお肌に整えてくれます。
ノンコメドジェニックテスト済みのため、ニキビケアにピッタリの保湿アイテムです。
クリニックでの赤ニキビの治療について
赤ニキビは、皮膚科や美容皮膚科での診察・治療を受けると、回復が早まることが多いです。
また、ニキビが炎症を起こすと毛細血管がダメージを受けてしまい、その結果赤いニキビ跡になってしまうことがあります。ニキビ跡でお悩みの方は、美容皮膚科で早めにアドバイスを受けることが、治癒を早める最善策です。
皮膚科での赤ニキビ治療
治療の選択肢としてまず考えたいのが、保険適用の皮膚科での診療です。皮膚科でのニキビ治療には主に2つの方法があります。
①内服薬の処方(抗生剤、漢方薬、ビタミン剤など)
②外用薬の処方
適切な治療を受けることで、赤ニキビの炎症を早期に抑えることができるはずです。
ただし、一般的に皮膚科では疾患部分に対しての治療がメインとなり、ニキビ跡の改善は治療の範囲外となる場合が多い点に留意のうえ受診しましょう。
美容皮膚科での赤ニキビ治療
美容皮膚科で治療を行う場合、赤ニキビはもちろん、ニキビ跡の改善も期待できます。
例として、恵比寿アズクリニックで行っているニキビ・ニキビ跡の治療をご紹介します。
-ハイドラピーリング
普段のスキンケアでは落とすことのできない毛穴汚れや角栓を、水流による洗浄と毛穴の吸引によって取り除く施術です。ニキビの原因となる毛穴詰まりをすっきり除去することで、毛穴の目立たないツルツル肌が目指せます。
▶ハイドラピーリング詳細 https://az-clinic.tokyo/hydrapeeling/
-エレクトロポレーション
肌に有効成分を塗布した状態で微弱な電流を流すことによって、美容有効成分を肌のより奥深くに浸透させる施術です。よく比較される施術として「イオン導入」がありますが、エレクトロポレーションの方が約20倍もの浸透効果が得られる点と、粒子の大きい成分まで導入することができる点が優れています。
ニキビ肌には毛穴引き締め効果のあるビタミンCの導入がおすすめです。
▶エレクトロポレーション詳細 https://az-clinic.tokyo/electroporation/
-ケミカルピーリング
酸性の薬剤を顔全体に塗布することで肌表面にある古い角質を取り除く施術です。ターンオーバーを活性化させることで、ニキビやニキビ跡の改善はもちろん、肌荒れや毛穴の開き・黒ずみ、くすみ、ハリ改善などさまざまな肌悩みに対して効果が得られます。
アズクリニックでは、「マッサージピール」と「ミックスピールマヌカ」の2種類の施術からご提案しています。
▶ケミカルピーリング詳細 https://az-clinic.tokyo/chemicalpeeling/
-ダーマペン
髪の毛より細い針で肌の表面に小さな穴を一時的につくり、コラーゲンやエラスチンの生成を促す治療です。ニキビ跡・クレーター改善の施術として有名ですが、今あるニキビの治りを早くさせる効果も期待できます。
先に紹介した3つの治療はいずれもダウンタイムがほとんどない治療でしたが、ダーマペンとポテンツァは数日間赤みが出るなどのダウンタイムがあります。
▶ダーマペン詳細 https://az-clinic.tokyo/dermapen/
-ポテンツァ
肌表面に穴をあけるところはダーマペンと同じですが、ポテンツァはさらに針先から直接真皮層に高周波(RF)のエネルギーを送ることができるほか、ドラッグデリバリーシステムにより薬剤を効率的に肌内部に届けることができます。ニキビやニキビ跡に加え、毛穴の開き改善にもつながるとあって、非常に人気の高い施術です。
ただし、ニキビの状態によっては悪化させてしまうリスクがあるため、その部分を避けて施術をしたり、施術自体をお断りさせていただいたりする場合もございます。
▶ポテンツァ詳細 https://az-clinic.tokyo/potenza/
まとめ
赤ニキビができたら、早期に適切なケアを行うことが重要です。また同じ部分に繰り返しニキビができることも多いですので、ニキビが治った後も保湿ケアを続け、根本的な肌質改善を目指していきましょう。
広範囲にできてしまうニキビは、生活習慣やスキンケアアイテムの見直を視野に入れてもいいでしょう。
ニキビ専用アイテムを適切に使い、しっかり対策していくことが大事です。